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6歳の子どものダニアレルギー治療開始!

6歳

うちの息子は、5歳でダニ&ハウスダストアレルギーなことがわかりました。

洗濯と掃除である程度の効果はあったものの、外でのアレルギー症状がかなり酷いのが気がかりです。

なので、舌下免疫療法という根本的な治療を考えることに。

メリットとデメリットを見比べて、メリットの方が多かったため、治療を始めました。

(治療を始めてから2年後の様子も追記してあります。)

5歳児のアレルギー血液検査

息子が赤ちゃんの時にした採血は、看護師さん3人がかりで固定し、悲痛な声で猛烈に泣いていました。

でも、5歳になると採血もへっちゃらなのですね。

お母さんのおひざの上ではなく椅子に座って!できました。

うちの甘えん坊さんがこんなに立派に採血できるなんて!お母さん感激!

アレルギー検査の結果

2週間後に出た結果は。

残念ながらダニアレルギー・ハウスダストのアレルギー有り!とのこと。

  • ヤケヒヨウヒダニ(ダニ1):15.9 クラス3
  • ハウスダスト:13.2 クラス3
  • スギ:0.80 クラス2(この時点ではアレルギー無し)

家で対策してもアレルギー性鼻炎がでるようだったら根本的な治療を検討するよう言われました。

家では対策の効果が出ましたが、お外では大変らしいです。⇒ハウスダスト&ダニアレルギー対策のお洗濯の工夫!1ヶ月で症状改善

アレルギーを治療するか考える

病院にすすめられたのは「舌下免疫療法」というアレルギーの治療で、毎日、舌の下にお薬を保持してアレルゲンに身体を慣らします。

治療には3~5年かかり、お薬を飲んだ後5分はうがいと飲食ができず、2時間は運動や入浴ができません。

デメリットとメリットを考えてみました。

子どものダニアレルギー治療のデメリット

デメリットは3つ考えられます。

  • 副作用の可能性がある
  • 親と本人の強い意思が必要
  • 定期的な通院が必要

副作用は本当に心配です。ただ、副作用に対応できるように初回の投与は医師のもとで行い、30分位は様子を見るとのことでした。

子ども自身が鼻を気にするのに疲れてやる気満々のため、親子ともども強い意志があり、定期的な通院はちょっと面倒だけど頑張れます。

なのでミティキュアの医薬品情報を目を皿のようにして読んでみました。⇒https://www.torii.co.jp/iyakuDB/data/if/if_mtc.pdf

鳥居製薬(薬の販売元)のデータから子どもの副作用を考える

一母親がわが子のために読み解いた内容であることを、始めに断らせてくださいね。

さて。子どもについては5歳以上18歳未満の小児ダニアレルギー性鼻炎患者227人を対象とした臨床試験の結果が載っていました。

31ページ目に副作用についての記載があり、副作用が66.1%の子どもに出たようです。

ただ、有効成分を含まない錠剤を飲んだ子どもも19%が副作用を訴えたようなので、実際の割合はもうちょっと低いのでしょうか。

ともあれ、軽度の副作用は覚悟して治療をお願いする必要がありそうです。

ただ、死亡例や重篤な副作用は認められなかったとのことで、少し安心しました。

子どものうちに治療するメリット

デメリットを考えるとちょっと気が滅入りますが、メリットは7つ考えられます。

まず、お医者さまから挙げられたメリットは以下の3点でした。

  • アレルギー症状が抑えられる
  • 約1割はアレルギーが完治する
  • 治療をすることで今後、花粉症などにかかりにくくなる

アレルギー症状は治療開始から数ヶ月すると収まってきて、終了後は1割くらいの人がアレルギーが完治するとのことでした。アレルギーって完治できる時代なのですね!

他のアレルギーにかかりにくいのは嬉しいし、追加で以下のメリットもあると思います。

  • 親のいう事を聞く幼児期~ならきちんと薬を服用できる
  • 本人が恥ずかしい思いをしなくて済む
  • 子どものうちに治療すれば治療費が抑えられる
  • 勉強に支障が出る前に治療できる

今はまだ鼻が垂れても笑っていますが、本人が恥ずかしい思いをする前に治してあげたいというのもあります。

そして、子どもの間に治療すれば、乳幼児医療制度が使えて医療費が安くあがるのはとても嬉しいです。

まだ中学受験をするかは分かりませんが、もしも中高一貫校を受ける場合は小学校5年生には通院を終了しておきたいところです。⇒親の覚悟を問う『中学受験基本のキ!』を読んだ感想

そうすると、4年間治療をするなら7歳から、5年間治療をするなら6歳から始めると、丁度良いですね。

メリットの方が大きいので、6歳になった子どものダニアレルギー治療を始めることにしました。

アレルギー治療を開始

病院で診てくださるお医者さま自身も舌下免疫療法を行っているそうで、目の前で飲み方を実演してくれました。

ご自身の薬を手に取って…「ここをぺろっと開けるとね、中に入ってるでしょ?」と、プラスチックのところを押して見せくれつつ

「下から押すと取り出せるから…お薬を歯に引っ掛けて舌の下に置くんだよ」と…舌を持ち上げて、息子に口に入れるところを見せてくれます。

その後、一瞬口を閉じて「ほら、すぐに解けちゃうんだよ。」と、消えたところを見せてくれました。

息子が見入っていると「それじゃぁ、だいすけ君もやってみようか。」と声をかけられました。

6歳だし…小学校にもまだ入っていないのに自分で飲むなんて大丈夫!?もしかして早まった!?と思ったのですが。

パッケージを開けるところから始まり、無事にプラスチックから押し出し、右手でつかんで…まじまじとミティキュアを見る息子。

お医者さまが「持ってると溶けちゃうから、すぐに歯にひっかけよー!」と促してくれたため、その後すぐに口に運び、無事に舌の下に入れられました!

すぐに口に運ばなかったためちょっと手に付いちゃいました。その分は舐めちゃおうかと言われて簡単に舐めとっていました。

看護師さんがストップウォッチをセットして目の前に置いてくれて、あっという間に1分が経ち、ごっくんと飲み込みました。

初回は副作用出ず

口がぴりぴりしたり喉に違和感が生じたりする子がいるらしいですが、息子は何も感じなかったそうです。

どうやら副作用が現れない33.1%の仲間だったようで、ちょっと嬉しかったりします。

ミティキュアは見た目は厚みの薄ーいラムネのようです。

ただ、息子によるとすぐに溶けてなくなっちゃうし、味は全くしないそう。

お医者さまによると、ぴりぴりしたり違和感があったりしたら無くす手段があるため、我慢せずにすぐに言ってねと言われました。

5分経過後に同じ建物内の薬局へ薬を取りに行きました。1日~7日の分のミティキュアと8日目~の分のミティキュアはパッケージの色が違い、成分の濃度が異なるようです

病院で今日の分は飲んだため、病院で使ったあいている方を持ち帰って、薬局で貰ったあいていない方は病院にお返ししました。

病院に戻るころには30分経っていて、何も変化がなかったことからそのまま帰宅となりました。

元気いっぱいの息子は帰りに走ろうとして…まだ走っちゃダメ!と言ったらハッ!として歩くこと3回ほど。ちゃんと病院で走っちゃダメって理由を説明してくれて良かったよ。

こうして、無事に副作用無く初回の投与は終わりました。

以下、追記です。

半年くらい軽い副作用が出る

初回は全く副作用が出なかったのですが、家で飲み始めて3日から軽い副作用が出ました

わざわざ病院に行くほどではない、ちょっとピリピリしたり、かゆくなったり、イガイガしたりするくらいです。

お薬を取りに行く定期受診の時に毎回報告しました。

そんな違和感も半年くらいでおさまり、今は一回の受診で60日分のお薬を出してもらえて、通院回数がぐっと減りました

お薬を飲み始めてからはほとんどアレルギー症状が出なくなったため、もしかしたらアレルギーが治るかもと言われています。

2年後、8歳になった時にスギアレルギーも発症したため、今はダニとスギの2種類のお薬を飲んでいます。

無事にアレルギーが治るといいな。

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