最近、顎関節症(がくかんせつしょう)なる病気になりました。
歯医者さんに行ったのですが治らず、同じ歯医者さんをもう一回受診。
大きな総合病院の紹介状を書いてもらって行こうとしたのですが、総合病院に行く前に治りました。
一体どういうこと?と思いつつも、あったことを書いていきます。
奥歯に痛みが走った日
ある日いきなり、PCを触っているとき奥歯に激痛が走りました。
痛かったのは一瞬で、痛みはすぐにひきました。
何が起こったのか分からなかったし、放っておけば治るかと思っていたら。
ご飯を食べるときに噛むと痛みが走るようになりました。
その後も、何もしていないのに稀に奥歯が痛んだため、2日後にはかかりつけの歯医者さんに電話。
歯医者さんで知覚過敏と診断される
すぐに診ていただけるとのことだったので、歯医者さんに向かいました。
私が奥歯が痛いと言ったから、歯のレントゲンをとって診てくれました。
虫歯ではないとのことで、噛んだり風をかけたり色々として。
痛みの場所が違う気はしたのですが、風が沁みたため知覚過敏と診断されました。
あとは食いしばりの癖があるから、寝る時はマウスピースを付けると良いとのことでした。
何年か前に行った(引っ越し前のところの)歯医者さんで作ったマウスピースを持っていたため、付けてみることにしました。
アゴが痛んで口が開かなくなる
歯医者さんで作ったマウスピースなので歯にぴったりではあるのですが。
なんか歯に違和感があるし、マウスピースが気になって夜中に起きてしまいました。
就寝時間の半分くらいの時間だけマウスピースをつけて寝ること2日。
アゴが痛くて口がほとんど開けられなくなりました。
食事はスープご飯とか柔らかいものをスプーンに乗っけてそーっと口からいれる感じ。
歯のクリーニングをお願いしていた2日後、再び歯医者さんで相談することにしました。
歯医者さんで顎関節症と診断される
歯科衛生士さんに「はーい!口をあけてくださーい!」と言われるも、アゴが痛くて口が開けません。
歯医者さんの先生が来て、今度はアゴを含む口全体のレントゲンをとってくれました。
食いしばりの癖があるため、左のアゴが内側に入ってロックされてると説明がありました。
痛みが出ているのですぐに大きな総合病院にかかった方が良いとのことで、紹介状を書いてくれました。
が。
翌日は祝日でお休み、その次は息子が土曜授業の代休でお休み、その次が土曜日で、その次は日曜日。月曜日は保育園の行事があり…
5日間は総合病院に行けないタイミングでした。
6日間で痛みが改善
先生にしばらく総合病院に行けないことを相談したら、痛み止めを出してくれました。
それとセルフケアの方法も教えてくれました。
- 痛みが出ない程度に歯を開ける練習
- 寝る時は必ずマウスピースをつける
- 起きている時は歯を食いしばらない
- 固いものはなるべく食べない
- 痛みは我慢しないでロキソニンを飲む
先生がほほを抑えて口の開け閉めをしたら、徐々に口のあく大きさが大きくなりました。
痛いからと口を開けないでいると筋肉が固まって口が開かなくなる可能性があるから開け閉めする練習をした方が良いらしいです。
マウスピースは寝る時に必須らしく、悪化しているなら穴が開いていないかのチェックもした方がよいと言われました。すみません。ちゃんとつけます。。。
毎晩マウスピースをつけ、起きている時はなるべく歯の間に隙間を作るように気を付け。
6日経つ頃には、普通に食事しても大丈夫になり、口も開くようになりました。
総合病院に行かなくて済んで良かった!
あ、私はしていないため気にしなくて良かったのですが
- 頬杖をつかない
- うつ伏せで寝ない
というのも大切らしいです。
顎関節症中の食事
顎関節症でアゴが痛い時は固いものはなるべく食べないように、アゴに負担をかけない食事が良いと言われました。
初めの頃はこんな感じに本当にアゴに負担がかからないものを食べていたのですが。
- ヨーグルトやゼリー
- お粥やおじや
- 味噌汁やスープ類
- 豆腐
家族のために普通の食事を作りつつ、こういうものばかりを食べるのはストレスになってきました。
色々試したところ、普通の食事も工夫すれば食べられることに気づきました。
食事は口を小さく開ければ食べられる薄さの、噛み切らなくて良い小さめ一口サイズに切ります。
そしてパンなら口の中で噛まずに舐め溶かすイメージで食べれば、ほとんど噛まずにパンを味わえました。
硬いパンは避けた方が良いとされますが、私はパンの耳が好きなのでこの方法でアゴに負担をかけずに食べていました。
片アゴだけが痛んだ私のケースでは、肉料理も食べられました。
かたまり肉を薄く切るのは面倒なので薄切り肉を調理に使い、小さめ一口サイズにし。
アゴが痛くない側を使って歯と歯が触れるか触れないかというくらいの力で軽くすりつぶすようにすることで、ほとんど噛まなくて済みアゴは痛みませんでした。
食事に時間がかかるため、作りながら食べ、食卓でも食べ。
「あー!お母さん1人で食べてる!!」とか子どもに言われて、味見の時間が長くなったりもしました。
そのうち自然と口が大きく開けられるようになり、痛かった側の歯を使っても痛みが走らなくなりました。
アゴが痛くなくなってから
今は2日に1日くらいマウスピースをつけて寝て、普段から歯を離しておくよう心掛けています。
完治したと思ってこないだ厚めのハンバーガーを食べようとしたら激痛が走りました。
なので完璧に直ったわけではなさそうですが、普通に口をあける分には問題なさそうです。
何より、今後また顎関節症によってアゴが痛くなっても自分で対処できると分かったのが大きいです。
これから年末年始、病院がやっていない時に万一アゴが痛くなるのを心配しなくて済むようになりました。
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