うちの小1の息子は、1週間ほど小学校をズル休みしようとし続けました。
朝から本当にイライラさせられました。
ズル休みしたがった理由や、解決までの流れを書きます。
朝からいきなり休みたがる
6月に入ってすぐの朝、いきなり「今日…学校休んじゃダメ…?」と聞いてきました。
「なんで休みたいの?」と理由を聞いたところ。
「頭が痛いの。お熱もあるかも。あと、お腹もいたくて、手と足も…」
その場で考えつつ話しているとわかる理由を言い始めました。
どうやらズル休みしたいようです。
ズル休みはさせていいのか
ズル休みさせていいのかって、迷いどころですよね…。
私が子どもだったころは、何が何でも学校には行かせる。ずる休みなどもってのほか。という感じでしたが、今は違います。
となると、最も気になるのは「ズル休みがクセにならないか」ということです。
ただ、実は幼稚園の時に一度ズル休みをさせたことがあり…その時は、クセになりませんでした。
だから今回も、1日くらいなら休ませてもいいかなと思い、休ませることにしました。
ただし、頭etcが痛いと言って休むなら、お布団で寝てもらいます。
ズル休みと葛藤する小1男児
お布団に寝かせて5分ほど経つと「やっぱり、学校行く。」と言って起きてきました。
ところが、洋服を着替えたら「なんか体調悪くなってきた…休む。」
リビングで横になって更に5分後「治ったし、行く。」
ランドセルをチェックしたら「やっぱり、休む。」
延々と、行く、休む、を繰り返します。
どうやら、ズル休みは気が引けるようで、葛藤の様子がうかがえます。
時間はどんどん過ぎていき、家を出る時間になって。
「やっぱり、行く」と言ったはいいけれど、水筒を用意していないことに気づきました。
「もう、休む!!」と床に寝転がって叫び始めました。
行く行かないのやりとりは、7回を超え、私の堪忍袋の緒が切れました。
「いいかげんにしなさい!行くなら行く!行かないなら行かない!どっちにするの!」と怒鳴りました。
「もう間に合わないから休む!先生に電話して!」と息子も叫びます。
小学校に行きたくない理由があったり、頭が痛かったりして休むならいいけれど、そんな駄々を聞いて休ませるつもりはありません。
「お母さんは連絡しません!ズル休みして先生に明日怒られるといい!」と言ったところ、息子は真っ青に。
わーわー泣きながらランドセルを背負い、走って登校班の場所に向かいました…。
ズル休みしたかった日の帰宅後の様子
小学校は、普通に楽しんできたようです。
ニコニコして帰ってきて、いつも通りにその日学校であったことを話してくれました。
しかも、朝から家を出たら、6年生の班長の子と会ったらしく、一緒に班の集まりまで行ったらしくご機嫌です。
6年生の子はうちの下に住んでるので、私と息子の怒鳴り合いが聞こえてただろうな…。
小1男児がズル休みしたい理由は単純だった
小1男児のズル休みしたい理由は意外なものでした。
というのも、ズル休みしたい理由として
- お友達とのトラブル?
- ついていけない授業がある?
- 担任の先生との関係が悪くなった?
- ストレスが溜まっている?
- 疲れがとれていない?
などを私は考えていました。
なのに。
「図工で使う針金が切れてしまった」のが、ズル休みしたかった理由らしいです。
小1男児ってそのくらい単純なんですね。
まだ幼稚園児から上がったばかりのヒヨッコで、しかも男の子。
イジメとかお友達との本格的なトラブルには早いかもしれません。
授業も簡単なのばっかりで、ついていけないってことないだろうし。
先生も1年生は女の優しい先生が選ばれてるし。
習い事とか塾とか無理はさせていなくて早寝早起きだから、ストレスや疲れがたまっているってこともありませんでした。
あまりに単純すぎて、唖然としてしまいました。
1週間でズル休みしたい騒動は終息
この「図工の針金が切れた」ことによるズル休みしたい騒動は、1週間で収束しました。
針金がどうしても気になるというので、家で針金をばっつけにしてねじねじして繋げるやり方を教えました。
でも、どうしても気になるらしいです。
次の図工がある日まで、1週間、毎日ズル休みしたいと言い続けました…。
- 頭が痛い
- お腹が痛い
- 熱っぽい(自分で計る)
- 足が痛い
- 手が痛い
- 気持ち悪い
- だるい
こんな感じに、次々に思いつくままに理由をつけてお休みしたいと言われました。
「本当に体調が悪いなら、お休みしていいよ。」と言って本人に任せたところ、1日も休まず登校していきました。
寝転がって休むか考え、起き上がって行くか考え…と、毎日葛藤していたようです。
ズル休み騒動が終わったのは、学校に行きたくない理由の図工の時間が終わったからです。
どうやら、新しい針金を貰えたらしいです…。
その日以降、ピタッと学校お休みしたいと言わなくなりました。
小1男児のズル休みしたい理由はまだまだ可愛らしいんだな、と思った出来事でした。
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