4歳の誕生日は補助輪なしで乗れるようになる自転車に決めました。
自転車って初めは補助輪をつけて4輪で走って、そのうちに補助輪を外して何度も転んで、擦り傷だらけになって乗れるようになると思っていました。
ところが、今は初めから補助輪ナシの自転車なのですね!
自転車初日
二輪に初めて触れる息子にとっては、小さなへんしんバイクも大変でした。
なかなか思い通りにいかないようでしたが、すぐに地を蹴ってそれっぽく乗れるようになりました。
通りすがりの3歳位の子が息子をじっと見ていて、お母さんに呼ばれても目を離しませんでした。少し前は、息子もあんな感じだったなぁ。
凄く嬉しそうに30分ほど疲れきるまで乗っていました。
そうそう、4歳の誕生日は本人の希望でホールケーキではなく、ゼリー系やチョコ系のケーキでした。
ハッピバースデーの歌も恥ずかしいらしく、途中までしか歌わすフーッ!と吹き消しちゃいました。
翌日は朝から交通公園へ。初へんしんバイク記念に、写真をパチリ。1時間程乗り回して遊んでいました。
1週間くらいで初転び
調子に乗ってスピードを出して、1週間くらいで初めて転びました。
一人で遊んでいる分にはそんなにスピードを出しません。転んでもへんしんバイクが倒れるだけ。大したことはありませんでした。
でも、総合公園で友達と遊んでいた時に、本当にすっ転びました。
怪我はしていなかったのですが、びっくりしたのと友達の手前プライドが傷ついたのでしょう。思いっきり泣きました。
もう帰ると泣くので帰ることに。お友達には心配させてしまいました。
立てない、抱っこ、おんぶというので・・・しばらくはおんぶして私がへんしんバイクを押して歩きました。こんなことしてるから腕と肩が痛いんだろうな。
そして、あっという間にバランスバイクとして凄いスピードを出して乗れるようになりました。
すぐにペダルに興味を示して「いつつけるの?」と聞くように。
2ヶ月経ったあたりから両足を浮かせて走る距離が長くなって、ペダルをつけられそうな感じだったので、3ヶ月目にペダルをつけました。
ペダルつけ
自分でも取り付けられるみたいで説明書が入っていますが、走っている時に万が一があっては大変です。
自転車屋さんに持っていった1時間後にはちゃんとペダルが付いて自転車らしい見た目になっていました。
追加購入した自転車を立てるためのスタンドも取り付けられて、自立しています。
お会計の間も惜しい勢いで、すぐに外に出て乗ることになりました。
すぐに乗れるわけじゃない1日目
へんしんバイクならペダルをつけたら即乗れるんだと思っていたのですが、現実は甘くなかったようです。
ペダルがこげません。
三輪車に乗ったことが無くペダルを漕いで自分で進むというのが分からないようです。
「ここに足を乗っけてね、みぎ、ひだり、って漕ぐんだよ。」と言っても言葉が通じず足を乗せるだけ。「右のペダルをこう…」と本体を支えながら足を動かさせるのの大変さといったら。
なぜ夫はみているだけなんだろう?自転車を教えるのはお父さんがやるものではないのだろうか。
と思ったのでタッチ交代。
少しの間見ていたのですが、夫が自転車を押して息子は乗っているだけ。全く足が動いていません。
「だい君足を全く動かしてないよ?…すぐに乗れるわけじゃないんだねぇ」と言ってしまいました。
息子のプライドを傷つけてしまったようです。「ぼくもう乗らない!!!」と言っていじけてしまい、その日は終わりました。
この日の練習時間は5分くらいでした。
できないけど乗りたがる2日目
翌日には「自転車乗る!」と言い、改めて外へ。
ペダルを付けると重くなるんですね。バランスバイクモードだと5.3kgだった重量が、キッズバイクモードになると7.5kgに増えます。
家の玄関に置いてあるので、外までもって出るのが大変です。
本人がやる気満々なのは良いのですが、やっぱりペダルが回せません。逆向きだと軽いので、ペダルを回そうというと逆向きに回し始めます。
違うよ。逆だよ。というと「逆は回らないよ!」と怒り出す。この日も5分くらいで終わりになりました。
おかしいなぁ。すぐに乗れるって書いてあったのに。と、ネットで調べてみたら。
すぐっていっても、そこまですぐじゃないんですね!30分くらいはかかるみたい。
サポート用動画を見て、翌日からは一部やり方を取り入れてみました。
何はともあれペダルを踏ませる3日目
私が自転車を支えて、ペダルの上に足を置かせます。
微妙に前に力をかけておいて息子が足に少しでも力を入れたら進むように調整し、ちょっとこぐ→押して進ませるの繰り返しです。
初日の失敗を繰り返さないために、ネガティブな事は言わないで「わぁ!ペダルこげたね!前に進んだよー!」とか褒める言葉のみを口にします。
親が勝手に進めると、こがなくても動くと思っちゃうので、足を止める→自転車を止めるこれには気を付けました。
しばらくは後ろ向きにペダルを動かしてしまうことが多かったのですが、徐々に前向きにこぎはじめ…
その後5分くらいでペダルをこいで前に進めるようになりました!
こげるようになったこの時までにかかった時間は合計15分です。
転ぶ時にペダルから足が離せない
この頃には中腰でずっと支えていたので腰が痛くなってしまって。走り始めたらほとんど支える必要ないし、自分でこげてるからと手を離してみました。
おー、乗れてる乗れてる。と感心していたのもつかの間、私が支えていないことに気づいてこぎながら後ろを振り向いた息子。
ベチャッ。
横に転びました。大泣きです。
スピードは出ていないし、公園で乗っていたので下は土。そんなに痛くは無いと思うんですが…。
超キレてました「おかあさん!なんでもってないの!」
バランスバイクの時は止まるのに足をちゃんとついていたので、自転車になっても足を着いて止まれると思ったのです。まさかペダルに足を乗せたまま転ぶとは。初めてだとそうなるのですね。
へんしんバイクは転ばずに自転車に乗れるというのが売りなのに、転ばせてしまいました。
この日はその後滑り台で遊んだからその後5分で、実質10分くらいだったかな。
何度か止まるうちに、少しずつ足をつけるようになりました。
走り始めが自分でできない4日目~
私が支えている状態からなら乗れるようになりましたが、走り初めは支えていないと倒れます。
少し足で地面を蹴ってから足を乗せようというも「おかあさんおさえてて!」「ぼくできないの!」と。
毎日5分とか10分ずつしか乗っていませんが、けっこう腰とかくるんです。手も疲れるし。
ということで「足でちゃかちゃかっと進んでからじゃないとお母さん押さえなーい。お母さん腰いたいもーん。」と言ってみました。
「じゃぁ自転車のるのやめる!」と言い滑り台に向かいましたが、すぐに「足でちゃかちゃかやるから自転車やろう。」と。本当に自転車に夢中ですね。
足でスピードを付ける→止まる→足をペダルに乗せる
なかなかうまくいきません。
でもお約束なのでちゃかちゃかっと動かしたことを褒めて支えてあげました。
下り坂を利用してコツを掴んだ10日目~
子供がこぎ始めのコツをつかんだのは下り坂でした。
交通公園には緩やかな坂になっているポイントがあります。そこで乗らせてみたところ、無事に乗れるようになりました!
一旦乗り方が分かると平坦な道でも自分でスピードを付けてペダルをこぎだせるように。
毎日自転車の練習をしたわけではありませんが、4歳3ヶ月でペダルを付けてから実質2週間で乗れるようになりました。
自転車の練習で怒る必要はない
交通公園では、よく小学生低学年と思われる子が怒られながら練習していますが、自転車の練習で怒る必要は全くないと思います。
この間見かけた子もこんな感じでした。
お父さんが自転車を後ろから押さえつつ「こげ!こげ!!こげ!!!」と叫んでいます。
バランスがとれないから転ばないように男の子が足をつくたびに「足つかない!」と怒っています。でも、足をつかないように頑張ると、ガシャーン!と転びます。アスファルトで痛そうです。
「泣いても乗れるようにならないんだよ!」「前見ろ!前を!」「泣いたって乗れないんだよ!!」叱咤激励を飛ばし続けます。男の子は凄い泣いています。
これぞ昔ながらの補助輪外しって感じだけど…
ちゃんとしたすぐに乗れる自転車を買い与えれば、そんなことしなくても子供を泣かさなくても乗れるようになるんですよ。
子供のためを思うなら補助輪付き自転車は止めた方がいいです!
自転車で空を飛んだ息子
自分で乗れるし、こげるし、大丈夫だろうと交通公園に夫と子供で行ってもらったら。
けっこうなスピードで小学生の子と一緒に走っていて、ハンドルがグラグラッとして、前方に飛んだらしい。
おでことヘルメットのちょうど境目に小さ目のたんこぶ。それと、皮膚の表面が少し削れて血が出ていました。
ん?飛ぶ?って思ったけれど息子も「お父さん、ぼくお空飛んだねぇ」とかのんきなことを言ってます。
自転車から身体が投げ出されたってことなのでしょう。子供は大人に比べて頭が重いらしいので頭から落ちたようです。
それなのに良くこんな小さなたんこぶと擦り傷で済んだものです。
軽く水を湿らせたタオルで押さえて様子見をして、何事もなく1週間ほどで完治しました。
ヘルメットをしっかりかぶらせておいて良かったです。
息子は自転車に乗れるまでに結構かかりましたが、その後、運動が得意な娘はなんと1日30分で本当に乗れました…
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