4歳のお誕生日に買った幼児用自転車のへんしんバイク。
あっという間にバランスバイクとして凄いスピードを出して乗れるようになりました。
すぐにペダルに興味を示して「いつつけるの?」と聞くように。
2ヶ月経ったあたりから両足を浮かせて走る距離が長くなって、ペダルをつけられそうな感じだったので、3ヶ月目にペダルをつけました。
ペダルつけ
自分でも取り付けられるみたいで説明書が入っていますが、走っている時に万が一があっては大変です。
買った時にタダで取り付けもしますって言っていた、購入した自転車屋さんに持っていきました。購入した時のブログ⇒4歳の誕プレに補助輪なしで自転車に乗れるようになる流行モノを購入
修理の依頼が複数あってすぐには作業できないとのことで1時間待ち。1時間後にはちゃんとペダルが付いて自転車らしい見た目になっていました。
追加購入した自転車を立てるためのスタンドも取り付けられて、自立しています。
お会計の間も惜しい勢いで、すぐに外に出て乗ることになりました。
すぐに乗れるわけじゃない1日目
へんしんバイクならペダルをつけたら即乗れるんだと思っていたのですが、現実は甘くなかったようです。
ペダルがこげません。
三輪車に乗ったことが無くペダルを漕いで自分で進むというのが分からないようです。
「ここに足を乗っけてね、みぎ、ひだり、って漕ぐんだよ。」と言っても言葉が通じず足を乗せるだけ。「右のペダルをこう…」と本体を支えながら足を動かさせるのの大変さといったら。
なぜ夫はみているだけなんだろう?自転車を教えるのはお父さんがやるものではないのだろうか。
と思ったのでタッチ交代。
少しの間見ていたのですが、夫が自転車を押して息子は乗っているだけ。全く足が動いていません。
「だい君足を全く動かしてないよ?…すぐに乗れるわけじゃないんだねぇ」と言ってしまいました。
息子のプライドを傷つけてしまったようです。「ぼくもう乗らない!!!」と言っていじけてしまい、その日は終わりました。
この日の練習時間は5分くらいでした。
できないけど乗りたがる2日目
翌日には「自転車乗る!」と言い、改めて外へ。
ペダルを付けると重くなるんですね。バランスバイクモードだと5.3kgだった重量が、キッズバイクモードになると7.5kgに増えます。
家の玄関に置いてあるので、外までもって出るのが大変です。
本人がやる気満々なのは良いのですが、やっぱりペダルが回せません。逆向きだと軽いので、ペダルを回そうというと逆向きに回し始めます。
違うよ。逆だよ。というと「逆は回らないよ!」と怒り出す。この日も5分くらいで終わりになりました。
おかしいなぁ。すぐに乗れるって書いてあったのに。と、ネットで調べてみたら。
すぐっていっても、そこまですぐじゃないんですね!30分くらいはかかるみたい。
ユーザー登録すると乗る時のサポート用動画が見られるということで登録しました。本当は購入後すぐに登録するべきだったのでしょうけれど。
シリアルナンバーとかあるのも初めて知りました。
動画を見たら、納得。
バランスバイク編の動画もありました。息子はバランスバイクは全く困ることなくすぐに乗り回していたけれど、つきっきりで乗れるように教えるやり方もあるのだな、と思いました。
息子と一緒に動画を見て、こんな風に乗るんだねぇ。と理想の姿を一致させておきます。
翌日からは一部やり方を取り入れてみました。
何はともあれペダルを踏ませる3日目
私が自転車を支えて、ペダルの上に足を置かせます。
微妙に前に力をかけておいて息子が足に少しでも力を入れたら進むように調整し、ちょっとこぐ→押して進ませるの繰り返しです。
初日の失敗を繰り返さないために、ネガティブな事は言わないで「わぁ!ペダルこげたね!前に進んだよー!」とか褒める言葉のみを口にします。
親が勝手に進めると、こがなくても動くと思っちゃうので、
足を止める→自転車を止める
これには気を付けました。
しばらくは後ろ向きにペダルを動かしてしまうことが多かったのですが、徐々に前向きにこぎはじめ…
その後5分くらいでペダルをこいで前に進めるようになりました!
こげるようになったこの時までにかかった時間は合計15分です。
転ぶ時にペダルから足が離せない
この頃には中腰でずっと支えていたので腰が痛くなってしまって。走り始めたらほとんど支える必要ないし、自分でこげてるからと手を離してみました。
おー、乗れてる乗れてる。と感心していたのもつかの間、私が支えていないことに気づいてこぎながら後ろを振り向いた息子。
ベチャッ。
横に転びました。大泣きです。
スピードは出ていないし、公園で乗っていたので下は土。そんなに痛くは無いと思うんですが…。
超キレてました「おかあさん!なんでもってないの!」
バランスバイクの時は止まるのに足をちゃんとついていたので、自転車になっても足を着いて止まれると思ったのです。まさかペダルに足を乗せたまま転ぶとは。初めてだとそうなるのですね。
へんしんバイクは転ばずに自転車に乗れるというのが売りなのに、転ばせてしまいました。
この日はその後滑り台で遊んだからその後5分で、実質10分くらいだったかな。
何度か止まるうちに、少しずつ足をつけるようになりました。
走り始めが自分でできない4日目~
私が支えている状態からなら乗れるようになりましたが、走り初めは支えていないと倒れます。
少し足で地面を蹴ってから足を乗せようというも「おかあさんおさえてて!」「ぼくできないの!」と。
毎日5分とか10分ずつしか乗っていませんが、けっこう腰とかくるんです。手も疲れるし。
ということで「足でちゃかちゃかっと進んでからじゃないとお母さん押さえなーい。お母さん腰いたいもーん。」と言ってみました。
「じゃぁ自転車のるのやめる!」と言い滑り台に向かいましたが、すぐに「足でちゃかちゃかやるから自転車やろう。」と。本当に自転車に夢中ですね。
足でスピードを付ける→止まる→足をペダルに乗せる
なかなかうまくいきません。
でもお約束なのでちゃかちゃかっと動かしたことを褒めて支えてあげました。
下り坂を利用してコツを掴んだ10日目~
子供がこぎ始めのコツをつかんだのは下り坂でした。
交通公園には緩やかな坂になっているポイントがあります。そこで乗らせてみたところ、無事に乗れるようになりました!
一旦乗り方が分かると平坦な道でも自分でスピードを付けてペダルをこぎだせるように。
毎日自転車の練習をしたわけではありませんが、4歳3ヶ月でペダルを付けてから実質2週間で乗れるようになりました。
自転車の練習で怒る必要はない
交通公園では、よく小学生低学年と思われる子が怒られながら練習していますが、自転車の練習で怒る必要は全くないと思います。
この間見かけた子もこんな感じでした。
お父さんが自転車を後ろから押さえつつ「こげ!こげ!!こげ!!!」と叫んでいます。
バランスがとれないから転ばないように男の子が足をつくたびに「足つかない!」と怒っています。でも、足をつかないように頑張ると、ガシャーン!と転びます。アスファルトで痛そうです。
「泣いても乗れるようにならないんだよ!」「前見ろ!前を!」「泣いたって乗れないんだよ!!」叱咤激励を飛ばし続けます。男の子は凄い泣いています。
これぞ昔ながらの補助輪外しって感じだけど…
おじさん!泣かしたって乗れないんですよ!そして泣かしてるのはあなたです!
ちゃんとしたすぐに乗れる自転車を買い与えれば、そんなことしなくても子供を泣かさなくても乗れるようになるんですよ。
4歳だって乗れるくらい簡単なんですよ!!!
周りをみてくださいよ!4~5歳で乗り回してる子沢山いるから!って思いました。
声を大にして言いたいです!
子供のためを思うなら補助輪付き自転車は止めた方がいいです!
うちは4歳からでしたが、へんしんバイクなら3歳からでも乗れるようになるみたいです。インチ数が大きいペダル有り無しで使える自転車もあるようなので、5歳くらいならそういうのを選んでもいいかもしれません。
補助輪つき自転車を買ってしまう前に、親がイライラせずに、子供を泣かせずに乗れるようになる自転車があるのだいうことを、皆に知って欲しいです。
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