とっっっっっっっても残念なことに、まくらぼで作ったオーダーメイドまくらが返品にいたりました。
オーダーメイドで高いだけあって凄く期待していた反動で、すごく残念です。無念です。
まくら難民の私は幾つ試してもピッタリの枕が無く、首と肩がよく痛くなることから「まくらぼ」というオーダーメイドまくらのお店で枕を作った経緯があります。
とても楽しみにしていましたが、どうにも合わず2回のメンテナンスを経て返品したため、作るところから返品までの体験をまとめました。
今は自分で調節できるセルフオーダー枕をネットで探して使っています。
オーダーメイドまくらを作った体験談
常々、長い時間寝ると肩と首がこり、頭も痛くなることから枕が合わないのではないか気になっていました。
そして体調不良で一週間寝込んだ時に、お医者さまから『肩と首のこりも関係している』と言われたこともあり、思い切ってまくらぼに行きました。
まくらぼのお店は黒を基調とした高級な感じで、一見さんお断りにすら見える敷居の高さ。
入りづらくてまごまごしていたらお店の人に声をかけられ、カラフルなまくらの中材が見られる黒い革張ソファに案内されました。
覚悟していきましたが、やはりオーダーメイドのまくらは高いです。
- レギュラー:27,500円
- プレミアム:38,500円
2種類あって安い方でも27,500円!!!プレミアムはより改良されていて良いらしいですが…レギュラーで作ってもらうことにしました。
枕にはポケットが8つあって25mm~140mmまで2mm単位で調節できるらしく、こうなっています↓
少し首に当たる部分が狭めの⑧側と、広めの⑤側で、2種類の寝心地が楽しめるとか。
60分で作って持って帰れるとのことで、ザックリ5つの流れでした。
- カウンセリング:A5の1枚の紙に今使っているまくらについてや睡眠時間などを書きました
- 計測:鏡に向かって座って、肩はば、首の太さ、首のS字カーブの深さ、後頭部の型をとりました
- 中材の選定:10種類から選べるのですが、固めの素材が多くて私はあまり選択肢がありませんでした
- 20分の待ち:作成中は店外に出てOKでした
- 試しながら微調整:出来上がった枕でベッドに寝転がって確認しました。
私は⑧側を中ほどの固さ、⑤側を柔らかめで作ってもらいました。
「のびーるピロケース」という2,750円のタオル地枕カバーもおすすめされましたが、断ってイオンでセミダブル用の50×70cmサイズのを買いました。
オーダーメイドまくらを使った感想
測定して中材も自分で選んだ、プロのまくらアドバイザーが作ってくれたまくらなのだから、きっと凄く安眠できるに違いない。
お店で作るのはちょっと緊張したけれど、3万円弱は高い買い物でもなかったのかな?安眠が手に入るに違いない!とワクワクして家に帰りました。
作成後すぐの感想
寝てみると…仰向けに寝た時に熟睡でき、睡眠が浅い私が電話の音で起きませんでした。
さすが、オーダーメイドのまくら!と思った、⑤のところ主に使った1日目。
2日目は①のところ使って横向きに寝てみたところ、起きたら耳が痛い。これはメンテナンスが必要そうです。
2種類の使い方ができるため、3日目は上下反転させて⑧のところを使ったところ、首が痛くて寝付けませんでした。
なので、まだ買ってから1週間も経っていませんが、さっそくメンテナンスに行くことにしました。
無料メンテナンスがついていて、ほんの少しでも気になることがあったらいつでも来てくださいと言われていたためです。
メンテナンスは何度でも、いつまでも、0円だそうです。
電話して予約した方がいいけれど、直接行っても対応してくれるとのことだったので直接行きました。
メンテナンス1回目
メンテナンス1回目は休日に行ったためか、予約がいっぱいでした。
ただ、予約のお客さんが来るまでの間ならメンテナンスできるとのこと。
ささっと今の状態を伝え、中材をやわらかいものに交換したり、高さを変えたりしてもらいました。
もう一人いたお客さんはどうやらまくらがピッタリで安眠できているようです。羨ましい。
メンテナンス時に実際に横になって確認しましたが、お店で短時間試してもよくわかりませんでした。
でも、これできっと私もピッタリのまくらになったに違いない!と期待に満ちて帰宅。
メンテナンス1回後のまくらの感想
中材を柔らかくしてもらったため、横向きに寝ても耳は痛くなりませんでした。
ただ、仰向けに寝る部分から横向きに寝る部分に寝返りが打てないことに気づきました。
初めから横向きに寝ていれば仰向けにはなれそうだったので横向きで寝たところ、頭がずりおちないように無意識に力をこめたのか、首と肩が痛くなって目覚めました。
仰向けで寝ると、寝返りをうつ前まではぐっすり寝れていいんだけど…。
上下反転させて寝てみると、中材を柔らかくしてもらったはずだけれどやっぱりまだ硬く感じます。
1回目のメンテナンスから1週間後、2回目のメンテナンスに行くことに決めました。
メンテナンス2回目
今度はゆっくりメンテナンスしてもらえるように、電話で平日の昼間に予約をとって向かいました。
現状を説明して相談した結果、⑧で寝る上半分は全て一番柔らかい中材に。
そして、⑤で寝る下半分は真ん中を一番柔らかい中材でそれ以外を二番目に柔らかい素材に変更。
横向き部分の高さを低くし、うまく寝返りがうてるように調整してくれました。
中材をザラザラ捨てていて、ちょっと申し訳ない気分になりました。
きっと、今度こそ、安眠が手に入るはず。そう思って帰宅しました。
メンテナンス2回後のまくらの感想
結論から言うと、やっぱり頭がうまく登れず、⑤の仰向けから①や②の横向きの部分に頭をうつせませんでした。
⑤のところを使ったまま、むりやり横向きになった姿勢で首が痛くて目が覚めました。
そして、全部を柔らかい素材にした⑧の方は、仰向けに寝る時に首が支えきれずに寝苦しくて眠れない。。。
オーダーメイドですら、私に安眠をもたらしてくれないのか。
27,500円でこの状態なら、もう、諦めて返品でいいよね。。。
まくらぼで返品
予約はとらずにまくらぼのお店へ。
ちょうど手が空いてそうな店員さんに「返品したいです。肩と首がこってしまって…。」と伝えてまくらを渡します。
少し待つように言われ、私のメンテナンスについてまとめた紙を他の店員さんと見ているようです。
返品が決まったようで、求められたレシート渡すと、B5の紙を手渡されました。
紙はどうやらアンケート用紙のようで、こんな項目がありました。
- 満足度
- 返品理由
- ご意見
ササッと書いて返金の書類にうつります。
返金には印鑑が必要だったのですね。捺印で済ませましたが、うっかりしていました。
お店に着いてからおよそ30分、無事に返品と返金が終了しました。
引き止めは全くなく、むしろ、申し訳ありませんでしたと言われてしまいました。。。
とっっっっっっても残念だったけど、まぁ、返金してもらえたし、まくらぼさんが悪いわけでもないし、むしろこちらこそ申し訳ない。
どうやらまくらぼのオーダーメイドまくらでも、私には合わなかったようです。無念だ。
その後、季節の変わり目やイベントのタイミングで頻繁にまくらぼからハガキが届くようになりました。
引っ越したから1年後には来なくなるだろうと放置していますが、個人情報を削除してもらったはずなのに、おかしいな…???
まくらぼのオーダーメイド枕のメリットデメリット
まくらぼのオーダーメイド枕のメリットはこの4点でした。
- 複数のポケットに分かれている
- mm単位で高さが好きに調節できる
- サイズが大きい
- 洗える
上の2つ、ポケットに分かれていることで首や頭などの場所ごとに好きな高さにできることがオーダー枕らしいメリットですね。
そして、まくらぼのオーダーメイド枕のデメリットはこの5点です。
- 値段が高い
- 計測しても合うとは限らない
- 調節のたびにお店に行かなくてはいけない
- 中材が選べるけど硬いものばかり
- 上下で2種類の枕として使えるつくり
ネットで探したところ、複数のポケットに分かれていて高さが調節できる枕がたくさんあることに気づきました。
そのどれもがまくらぼのオーダーメイド枕よりも安く、自宅で調節できます。
中材の柔らかさはさまざまだし、そもそもどんな枕だって上下で2種類の枕として使えます。
ポケットが8つあっても、2種類の枕として調整するため、実質は4通りの調整しかできないし。
永久メンテナンスは布地部分が傷んだら終了なことも考えると、ネットで売っている枕も全く遜色ないといえるでしょう。
コスパの良いセルフオーダーメイドできる人気の枕
ということで、以下の3点からセルフオーダーメイドできる枕をインターネットで探しました。
- 自分で高さを調整できる
- 柔らかめ
- 販売期間が長い売れ筋
返品直後はまくらぼからの返金があったので、すぐにストレートネック枕を買いました。
が、合わなかったので低反発枕も買いなおしました。
その時にコスパの良いオーダーメイドを超える人気の枕を探して記事にしたのですが、2年半前とは売れ筋が異なるのはもちろん、調節機能が無くなった枕もありました。
なので加筆修正して、2年半前も今も売れ筋のロングセラーで高さ調節可能なおすすめ枕を紹介します。
ストレートネックならfuwawa
60,000個以上売れていて、今でも枕の売れ筋3位以内のfuwawaストレートネック枕。
2年半前に私が買ったストレートネック用の枕はもう売っていない(し、合わなくてすぐ使わなくなった)ことを考えると、fuwawaの枕の方が優れていたのでしょう。
当時、セール期間として1,000円ほど下がる期間を逃してしまい買うのを諦めたのが悔やまれます。
fuwawaのストレートネック枕は頭を置く部分と首を支える部分に分かれていて、首元の中材のパイプは横についているファスナーから取り出して、高さをmm単位で調節できます。
中材のパイプまで洗濯機で丸洗いできるほか、一般的なサイズ&形なのでカバーを別に買わなくて済むのも便利です。
2つのポケットの境目が寝返りラインとなるため、私のように複数のパーツに分かれているとうまく寝返りが打てない人でも、寝返りに苦労しなそうです。
値上がりしている枕が多い中メーカー希望小売価格が約2,000円下がっているのは、fuwawaストレートネック枕がとても売れて大量生産できたからでしょうか。
低反発ならマイコンフォートの【自由に高さ調整可能】枕
マイコンフォート(MyComfort )の【自由に高さ調整可能】枕は、3層からなる低反発枕です。
完璧!とはいえませんが、それなりに合ったようで今も使っています。
楽天に2年半前の購入履歴が残っていました。当時7割引きで2,680円だから定価は8,934円くらいだったようです。今でも定価はほとんど変わっていないようです。
MyComfort シリーズは累計で600,000個を上回っていて、そのうちの1個がうちにあるわけです。
何も外さない高さで大丈夫だったため、調節可能な枕を買ったのに調節せずに使っています。ただ、2年以上たって少し反発力が少なくなってきたような気が。。。
30日間の全額返品保障と1年間の品質保証があるのはマイコンフォート(MyComfort )の【自由に高さ調整可能】枕の安心材料ですね。
仰向け寝でパイプ&粒わたなら新みんまく スタンダード
新みんまく スタンダードも2年半前からランキング上位の枕です。
独自設計の4つのポケットに分かれていて、4ヶ所全ての高さをmm単位で調節でき、以下の2種類があります。
- 頭の部分はソフトパイプ、それ以外のポケットはつぶわたの「やわらかめ」
- 首の部分はソフトパイプ、それ以外のポケットはハードパイプの「かため」
ただ、上の2種類と違って少し高めなのです。
新みんまく スタンダードは種類が豊富ですし、中材などの配合が改良されたこともあり2,000円くらい値上がっています。
番外編 調整できる数がまくらぼ超えの枕
ニトリの高さが10ヵ所調整できるまくらは、セルフオーダーでは圧倒的な10種類の高さ調節を誇ります。
- 枕の最上層は4つ:パイプで微調整
- 中間層は5つ:ウレタンシートで部分調整
- 最下層:ウレタンシートで全体調整
ポケットの数は魅力でしたが、私はポケットが別れていると寝返り時に挟まって動けなくなるため、残念ながら見送りました。
人気が落ちてしまったようで現在はランキング上位に入っていませんが、心ゆくまで調整したい方に向いていると思います。
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