保育園を転園するときに心配だったことの一つに、子どものストレスがあります。
大人でも環境が変わるとストレスを感じますし、子どもの転園は新しい園になじめるか、負担があるのではないかなど気がかりでした。
転勤で転園した時はママ友に「娘ちゃんも転園大変だね」と言われ、今回は「お友達と別れて寂しくない?泣いたりしてません?」と聞かれたし、転園は大変なイメージがあるのでしょう。
実際のところは、2回ともすぐに新しい園になじめたし、楽しく通っているため全く心配はいりませんでした。
たぶんこれが良かったんじゃないかと思うことなどを書きます。
楽しく転園できるように声かけ
子どもは小さいうちは順応性が高いけれど、年齢が上がるにつれて自我が育ち、違いや変化がわかるようになるため転園のストレスが大きくなると聞きます。
でも、色々と分かる年齢になったということは、見方を変えればよいことです。
今回は園が合わなくなったのが理由のため、うちでは転園を意識してからは子どもと他の園に行ったら的な会話をしました。
今日の○○困っちゃうよね…こんなことがない園だったらいいのにな。○○残念だったね…他の園の方がいいのかなぁ?○○大変だったね…違うところに通えるよう考えてみる?など何度も会話し。
子ども本人も転園の意識が高まったところで「小学校に上がる前にもっと色々できるところに移ろうか?」と聞いてみて、本人がその気になったところで複数の転園候補のこども園に一緒に見学に行きました。
複合遊具が気に入った園は残念ながら定員いっぱいとなり、広い園庭とたまたま下駄箱で一緒になった英語の先生を気に入った園に決めました。
新しい園に早くなじんで楽しく通ってもらいたいので、ポジティブなことをたくさん伝えました。
いつも通っている園には行かなくなるけど、今度からはあのキレイで広い子ども園に通えるよ。とか。
今のお友達とは公園で会った時に遊ぶことはできるし、何より新しいお友達がたくさんできるよ。とか。
毎日バスに乗れるよ。歩きじゃなくて、家の前までバスが迎えに来てくれるんだよ。とか。
転園の準備も一緒に楽しむ
転園の準備はやることが多くて面倒くささも感じましたが、親子共になるべく楽しみました。
面接ではお名前は?何歳かな?とかの簡単な質問から、コレと同じ色の果物はなにかな?みたいな少しひねった質問もあって、子どもの答えを楽しんで見ていました。
積み木を15個出されて、全部積み重ねてみてくれる?と聞かれたときはどうするのか私も興味津々。
娘は2つにしてもいい?と聞いて、ササッと5つ積み重ねを3つ作っていました。面接は新しい一面が見られて楽しいですね。帰りにたっぷり褒めました。
あ、カブトムシの絵が分からないようで驚きました。親子で虫嫌いだからかな。
健康診断は新しい病院に新しいバスに乗って行ったため、乗り物好きな娘は大喜びでした。
小児科の前にくらげの水槽のおもちゃがあってそれを見るのも楽しかったみたい。
子ども園や幼稚園は用意するものが多いので、一緒に名前をつけて、クレヨンや色鉛筆など一通り使って楽しんで。
体操服袋やコップ袋などは娘が好きな柄の生地を一緒に選び、目の前で作り、新しい園へのワクワクが止まらない感じでした。
新しい環境にすぐになじめた
転勤に伴って2歳で転園した時は慣らし保育を1週間計画していましたが、すぐになじんで慣らし期間を短縮しました。
今回の転園は子ども園で年中さんからだったこともあるのか、慣らし保育がありませんでした。
初日からニコニコとバスに乗って登園です。バスの中から大きく手を振ってくれました。
家に帰ってすぐに「お友達と一緒にすべり台に上った」「お友達がお手紙くれた」など教えてくれました。お絵かきの時間に書いたものを貰ったみたいです。
転園して少し経ってから前の保育園には戻れないことが悲しくなったりしないか少し不安でしたが、そんなことはありませんでした。
新しいお友達がたくさんできて楽しそうだし、余裕のある先生の対応に私は安心しました。
転園はそんなに心配いらないかも
うちでは転園による環境の変化はそんなに心配しなくて良かったです。
ブログを書きながら気づいたのですが、小規模保育園に通ってる子は2~3歳で転園しますし、無認可や認証園から認可保育園に転園する子、認可園に通っていても第1希望の園に移る子もいるでしょう。
転園に限らず、環境の変化に目を向ければ、幼稚園に通う子は年少さんからなら3歳から、年中さんからなら4歳から、年長さんからなら5歳から新しい環境になります。
そもそも6歳になれば全員今通っているところから小学校に入るのだし。
転園はスムーズにいかない子もいるようですが、それほど心配する必要はなかった気がします。
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