春休みに、子供たちが使っているタブレットの電源ボタンが入った状態で引っかかって、出てこなくなってしまいました。
色々試した結果、自分でボタンを取り出して直すことができたので、方法を書いておきます。
ボタンを直してから1カ月くらい経ちますが、今のところ問題なく使えています。
※紹介するのは私が成功した方法であり、失敗すると取り返しのつかない状態になる可能性もあるため、修理は自己責任でお願いします。
タブレットの電源ボタンが陥没したらどうなる?
電源ボタンが陥没しているときは、常に電源ボタンが長押しされているような状態でした。
なので、勝手に再起動が繰りかえされました。
充電が切れるまで、本体が壊れるんじゃないかと思うほど再起動し続けました。
電源ボタンが陥没したときにできることはこの3つで
- 自分で直す
- 修理に出す
- 買い替え
初めは修理に出すのが手っ取り早いかと思ったのですが。
修理の方が高くつく可能性が高く、基本的には買い替えを選ぶ人が多いのですね。
うちでは2人の子どもが毎日使っているため、修理しつつ新しいタブレットも注文しておきました。
結果的に自分で直せたのでしまってありますが、これを買ってあります。
子どもが使いやすい11インチで、楽天1位をとっていて今のタブレットよりスペックが良いです。
ボタンを直すためにしたこと
色々と試して失敗したため、最終的にはボタンを直せましたが、ボタン付近が白っぽくなってカバーフィルムも歪んでしまいました。。。

皆さまはキレイにあまり手間をかけずボタンを取り出せるよう、私が失敗した方法も書いておきます。
成功した方法だけすぐに知りたい方はこちらを押してもらうと下にスクロールします。
爪で取り出す
ボタンが入ってしまったとき、初めは大したことないと思っていました。
なので、爪で取り出そうとしたのですが…。
隙間に対して爪が厚すぎるため、取り出すどころかどんどん中に入っていきました。
ちょっと入ったところで引っかかった状態から確実な陥没になったのは、爪で出そうとしたからです。
ボタンが出てこなかったときは爪で取り出そうとするのは押し込むだけになるのでダメですね。。。
ピンセットで取り出す
小学生の息子が、ピンセットを持ってきました。
先がとがっている分、爪よりも成功しそうな気がします。
隙間には確かにピンセットがうまく入りました。
が、挟んで引き出すことはできず、ボタンが更に奥に入り込んでいきました。
しかもタブレットのボタン周りにどんどん傷がついていって白く粉までふいてきました。
ボタンが引っかかっているときには、出てこないだけでなくタブレットが傷つくためピンセットで取り出そうとするのはダメでした。
爪楊枝(つまようじ)1本で取り出す
押してダメなら引いてみな、ということで爪楊枝で引き出すことにしました。
用意したのは爪楊枝一本と100均で買った瞬間接着剤。
爪楊枝の後ろ側に瞬間接着剤を付けて、周りにはつかないように気を付けてボタンにだけ爪楊枝を触れさせます。
しばらく待って爪楊枝を引っ張ると…接着剤が剝がれてしまってボタンは陥没したままでした。
爪楊枝1本で何回か試しましたが、がっつり中に入ったときは陥没ボタンの頑固さが引っ張る力を上回ってしまって1本ではダメなようです。
爪楊枝3本で取り出す
お待たせしました。ついに、成功した方法です。
1本の爪楊枝がダメなら、3本の爪楊枝で試してみよう。まるで、3本の矢みたい。
接着剤を少しだけ付けた爪楊枝を、3本並べてボタンにくっつけます。
うちの電源ボタンは爪楊枝3本が並ぶサイズでしたが、小さいボタンなら2本がいいかもしれません。
本数が増えるとボタンだけでなくタブレット本体にまで接着剤がつきそうでヒヤヒヤしました。
ある程度接着剤の表面が乾くまで手で爪楊枝を支えて、自立するようになったら手を放して一晩おきました。

爪楊枝カタパルトがついた不思議な外見のタブレット。
翌朝、爪楊枝3本を一緒に引っ張ると…ついに、電源ボタンが出てきました!!!
歓声を上げてしまうほどの達成感!!!
※接着剤がボタンと本体の間に入ると、陥没した状態でがっちり固定されてしまいます。接着剤はなるべく少量で爪楊枝と陥没したボタンの間だけにつくように注意してくださいね。
電源ボタン陥没修理後の使い方
見た目は元に戻りましたが、電源ボタンの接触が悪くなってしまいました。
また押し込んで元に戻らなくなると困るため、電源ボタンは使わないことに決めました。
うちのタブレットは接触起動式ではありませんが、充電コードを挿すと電源が入ります。
なので起動するときは、毎回充電コードを挿しています。
普段は2分で画面を消灯するようにセットして、使い終わったら放置して消えるのを待ちます。
稀に動画を観たりするときは設定→ディスプレイ→画面消灯(スリープ)をOFFにします。
注意していること
電源長押しがしにくいので、電池残量が0%にならないようにしています。
タブレットをつけるときに毎回電池残量を見て、50%を切ったら充電しながら使うことにしました。
あと、癖で電源ボタンを押してしまわないように、養生テープでカバーを付けました。
新しく買ったタブレットの方がサクサク動きますが、電源ボタンのプラスチックがちょっとゆがんだだけで本体はまだ使えるのに捨てるのはもったいない。
それに、ダメにしたら新しいのがもらえると子どもたちに思わせたくない。
ということで、万一に備えて買った新しいタブレットはしばらく眠っていてもらいます。
レビュー特典でタブレットケースが選べる、ケース付きのタブレットを買いました。
本体と一緒にタブレットケースが届いたため、レビュー特典が一緒に来たのだと思ったのですが。
レビューを書いた後にもう一つ同じケースが届きました。
レビュー書かなくてもケース付きで、レビュー特典のケースは別だったのか。
コメント