春は花の季節。色とりどりの花々が咲き乱れていますね。
3歳だった子供に花の名前を聞かれて答えられなかったので、初めに小学館の図鑑「NEO植物」を購入しました。
その後、花を調べるのに「NEO花」も購入し、ダブル使いの良さを感じています。
なぜNEO植物だけではダメなのか
花の種類を調べるためにNEO植物買ってから半年以上。
読み物として読んだり、お絵かきの時の参考にしたり、大根の葉っぱを育てたりしています。購入した時のブログ⇒植物&花図鑑を比較検討して小学館シリーズを買いました
単体でNEO植物を使って私が感じたイマイチな点は以下の3つです。
絵が多く違いがよく分からない
NEO植物は、ページによってはほぼ全てが絵で描かれています。
私の2Dを3Dに起こす能力が足りないのか、見知らぬ花は全く本物が連想できません。
鮮やかさやサイズ感など、写真だったらもう少し分かりやすいと思います。
花が少ない
植物図鑑だからか、思いのほか花が少なめです。
例えば、春の身近な植物だと
- 草花 11ページ
- 木 7ページ
- 花壇や花屋さんの花 6ページ
なんと、合計で24ページしかないのです。
山の植物は別になっていて
- 草花 5ページ
- 山菜 1ページ
- 木 4ページ
更に10ページはありますが、良く見かける植物を調べるには足りませんでした。
細部を忘れる
私の記憶力的な問題かもしれませんが…
黄色い花があったとして、家に帰って図鑑を広げます。
オオジシバリを見ると、これかも。ジシバリを見ると、これかも。オニタビラコを見ると、これかも。
みたいな感じになります。持ち運べる図鑑ならその場で調べられて違いが分かるのかもしれません。
追加購入候補
今回は実際に本屋さんに行って見比べました。
学研の候補
学研のミニサイズは3種類あります。
生き物の不思議な生態を写真やイラストを駆使して解明している「新ポケット版学研の図鑑」、すべてイラストで紹介している「学研もちあるき図鑑」、写真で掲載した「学研の図鑑LIVEポケット図鑑」です。
LIVEポケット図鑑植物
野外に持ち歩いて調べものするのが目的なので、実際の写真で見比べられる「LIVEポケット図鑑」が候補です。
価格: 1,058円
発売:2016年04月22日
サイズ:B6変
特徴:850種あまりの写真を掲載
B6変というのは128 × 182 ミリのB6を少し変形させたポケットサイズを指すようです。
本屋さんで実物を見て、私は気に入りました。でも「花」図鑑はなく「植物」になります。
身近に見られる植物を中心にしているようですが、NEO植物で失敗した手前「花」でない点は気になります。
小学館の追加購入候補
小学館にはミニサイズが2種類あるようです。
クイズブック「NEO+ぷらす POCKET」とNEOのポケット図鑑「NEO POCKET」です。
NEO POCKET植物
調べるのが目的なのでNEO POCKETが候補です。
価格:950円+税
発売:2010年6月22日
サイズ:新書判
特徴:より自然と親しみ、いっしょに遊ぶための図鑑で楽しい特集も充実
新書判とはB6 と縦は同じで横は4/5くらい、103×182ミリ程度大きさのようです。LIVEポケット図鑑とほとんど同じサイズでした。
調べるために持ち歩くのであって、草花あそびのページは私は要りません。その分小さくするなり他の花を載せて欲しいところです。
そしてこちらも「花」はなく「植物」のみ、更にイラストが多い点が気がかりです。
NEO花:購入しました
ミニサイズではありませんが、家にあるNEO植物の「花」版、NEO花も気になります。
価格:2,160円
発売:2014年
サイズ:A4変型判
特徴:DVDつき。DNA分類で科ごとに紹介。調べ学習に最適な入門図鑑。
めくってみたところイラストは見当たらず、キレイな写真で載っています。花図鑑なので掲載数もピカイチです。
持ち運べないことを除けば、完璧です。
図鑑を必ず持ち運ぶと荷物が増えるし、夏は外でじっくり調べ物はできないかもしれない。調べても植物図鑑で知りたい花が載っていなければ何にもならない…
ということで、子供にNEO花を見せたら。
ドラえもんとのび太がナビゲーターの50分のDVDに目を止め「ドラえもんだ!これ欲しい!」と抱きしめました。ドラえもんの求心力凄いですね。⇒子供も大人も楽しめる小学館の図鑑NEO花のDVD
初めは気がかりだった持ち運べない点も、何度も見ているうちに困らなくなりました。忘れた時は翌日も花を見に行き、帰って再び調べています。
効率が悪いには違いありませんが、その分、図鑑に親しめます。そのおかげか、4歳になったら、子供が自分から図鑑を出して調べるようになりました。⇒小学館の図鑑NEO花で失敗した対応とおすすめの使い方
ダブル使いのメリット
例えば、子供はタンポポのページがお気に入りです。
同じタンポポでも、NEO花とNEO植物は載り方が違います。
NEO花の特長
NEO花は違いが見やすい、花を探しやすい構成です。
そして、写真なのでパッと見分けがつきます。「コレ(ノゲシ)と何処が違う?」などと聞くと一生懸命違いを探してくれます。
掲載数が多いNEO花には今のところ知りたい花は必ず載っています。
NEO植物の特長
NEO植物では「タンポポのひみつ」というページがあります。
つぼみから花が咲いて、花径が倒れ、再び綿毛になる時に伸びる事などが大きく図解されています。私はこの仕組みを初めて知りました。
また、西洋タンポポと日本のたんぽぽの違い、カントウタンポポやトウカイタンポポの分布など、NEO花にはない子供が喜ぶ説明も載っています。
2冊あると楽しみが増える
そんな感じに、同じ植物でも載り方が違うため、両方の図鑑を広げて見比べる遊び方ができます。
花に興味を持つと植物にも興味を持ち、花が咲かない街路樹を一緒に調べたりもします。そういう時は、植物図鑑があって良かったと思います。
また、同時に1冊を見ることもありますが、1人1冊ずつ子供と調べるために使ったりもします。どっちが先に見つけられるか競争もします。大体のページを覚えたようで、パッと開いて教えてくれることも。
別々に図鑑を読んで、面白いページを見つけたらお互いに声をかけて二人で見るなどの使い方もしています。
NEO植物とNEO花の両方があるメリットを感じています。
私が図鑑について書いたページをまとめましたので、よろしければどうぞ⇒図鑑まとめ
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