小学校に入学した息子は、まだ1ヶ月しか経っていないのに…上級生とケンカしてきました。
しかも、相手の傘を折ったとか…男の子だし、いずれは何かやらかすかもとは思っていましたが。
まだ1ヶ月だよ?しかも、相手は2学年も上の上級生とか。とても驚きました。
ことの顛末と解決までの流れを書きます。
担任の先生からの電話
ある日、小学校の担任の先生からお電話がかかってきました。
うちの息子が、上級生の男の子とケンカして、相手の傘を折ったと…。
びっくりです。
小学1年生にとって上級生ってかなり上の存在なんじゃないの?
よく2学年も上の男の子とケンカできたな。というのが、親バカな私が一番に思ったことでした。
ケンカの流れ
相手の子と一緒に先生が話を聞いてくれて、たぶんこうではないかと判明したケンカの流れは。
- 何回か?朝から登校班の場所で息子が上級生の子に絡む
- 上級生の子は脅かす意地悪をされていると思い傘で傘を攻撃
- 傘で叩かれた息子が反撃して相手の傘を折る
息子は脅かしているつもりは無く、皆でやってる追いかけっこ的お遊びに参加しているつもりだったみたい。
でも、上級生の男の子は意地悪されてると受け取ったみたい。
上級生の男の子としては、2つも年下に意地悪されてるとかプライドが傷ついたろうな。
自分の方がお兄ちゃんだしと我慢して、ついに傘を持ってる日に爆発と。
申し訳ない。
小学校でのフォロー
小学校で先生により「今後は脅かさないこと、朝からふざけないこと」を約束して帰ってきたようです。
今のところ、守っているようです。
でも「みんな楽しく遊んでるのに、僕だけがダメなの?なんで?」と悲しそう。
小学生には小学生のルールがあること、それがわからないうちはふざけず様子を見ることを説明しましたが…これで、合ってるのでしょうか。
しばらく経ったら、「一緒に遊ばせて」って言って反応を見るように言ってみようと思っています。
ケンカをした小学一年生男児の反応
帰宅後すぐ、先生からの電話の前。私と顔を合わせたら、すぐに傘が曲がったとか、何かもごもご言ってはいました。
うちでは毎日、帰ったらすぐにランドセルを開けて連絡帳をチェックします。
その連絡帳にお友達の傘を折った件について電話をすると書かれていたため、まずは事実確認。
私「何があったのー?」
息子「あのね、傘で叩かれたの!」
私「叩かれたのかぁ」
息子「だから、やり返した!」
私「や、やりかえした、の?」
息子「うん!超強く叩かれたんだよ!」
私「そうなのかぁ」
息子「僕はかるーくやさしーくやり返したけどね!」
嘘つくなかれ。かるーくやさしーくだったら、相手の傘は折れまい。というか、相手が強く叩いてきたとしたら君の傘も折れてるはずでしょ。
まぁ、子供の主観だからなぁ。そんなつもりだったんだろう。
家での精神面でのフォロー
息子「手を出してきた向こうが悪い!」
私「そうだねぇ、先に手を出したのは、相手の子が悪いねぇ」
息子「悪いのは向こう!」
私「そうだね。やり返さなかったら、そうだね。でも、やり返して傘折ってるからね。」
息子「僕…の方が悪いの?」
これは、即答できませんでした。普段から手を出したらダメ、手を出した方が悪いと言ってしまっています。でも、傘を折ったのが悪いのは事実。
私「もしもケンカがあって、手を出された子がやり返して、けがをさせちゃったらどっちが悪い?」
息子「けがをさせた方!」
私「そうだよね、じゃぁ、傘を折っちゃっただい君は?」
息子「僕けがさせてないもん!殴ってないよ!」
確かに、けがはさせていないな。なんとも難しい。傘さんがけがをした、という流れにし、傘を折った息子も悪いという結論に持っていきました。
私「どうしたらよかったと思う?」
息子「やめて、っていう」
ということで、今度からは手を出されたら「やめて」ということで収束しました。
傘の弁償をどうするか
担任の先生に弁償について話を出したところ、初めはうちの曲がった傘を弁償しろと言ってると思われてしまいました。
慌てて「うちの傘は微妙に曲がっただけで使えますが、相手の子の傘は折れて使えないのですよね?相手の子の傘の弁償をしたいのですが…」と言ったら、分かってくださいました。
上級生のお母さまに連絡するときに、その旨も伝えていただけるとのこと。
待つことしばし、相手の子の担任の先生が上級生のお母さまに連絡してくれました。
弁償などについては、今後は保護者同士で話し合いをすることになりました。相手のお母さまから今晩にでも連絡が来るということ。
夜遅くまで待っていたのですが…その日は、連絡が来ませんでした。
お詫びの気持ちを持ってお宅訪問
お忙しそうなので、翌日の夕方、こちらから電話をかけて伺っても大丈夫かを確認しました。
OKがもらえたので、息子の案内で向かうと…相手の子のお母さまはお外に出て待っていてくださいました。お家分からないかもしれないと思ってと。
500円くらいのお菓子と、1000円のイオンカードをお詫びの気持ちとして用意しました。
気持ちを渡して「うちの息子が申し訳ありませんでした」と謝ってきました。息子にも「ごめんなさい」を言わせました。
相手の子のお母さまはいえいえ、うちの子が手を出して…と謝りあうことに。
これにて、無事に上級生とケンカして傘を折ったトラブルは終息です。
まさか小学校に入学して1ヶ月でケンカして来るとは。幼稚園ではトラブルで担任の先生から電話が来たことはなかったので、本当に驚きました。
空手を習っていたら反撃してはいけないのか?
うちの息子は空手を習っているため、絶対に手を出さないように言っていますが、反撃に空手を使ってはいけないのでしょうか?
今回、息子は「空手を使ってはダメ、だから傘でやり返す」という考えで反撃したようです。
私としては傘でやり返すよりも素手で空手技を使った方が安全だと思うんだけど…。
どうしたらよいのか、知識と経験が豊富であろう空手の先生に聞いてみました。
空手の先生のお話をまとめると
- 口で「やめて」と言う
- 極力手を出してくる子には近づかない
- やられたら空手の「受け」を使う
- どーしてもの時は空手を使って良い
という感じになりました。やっぱり、物を使うよりは素手の方が良いみたい。
君子危うきに近寄らず精神が一番のようですが、最終的には、空手技を使って良いようです。
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