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小1で全統小は早い?受けて分かった現実と、親が冷や汗をかいた理由

家庭学習

「小1で全国模試なんて早すぎない?」 「うちの子、1時間も座っていられるのかしら……」

そんな不安を感じつつも、わが家では小学1年生の6月、全国統一小学生テスト(全統小)に初挑戦しました。

結論から言うと、点数以上に「親子で現実を知る」ための価値が凄まじいテストでした。

この記事では、初受験で分かった当日のリアルな流れから、算数男子がぶつかった「読解の壁」、そして中学生になった今だから言える「テストとの付き合い方」までをまとめます。

きっかけは「無料」と「ノリ」

息子と散歩していたときに、塾に貼ってあったポスターが目に付いたのです。

ポスターに無料って書いてあったし、会場は自宅のすぐ近くみたいだったので。

「無料でお勉強のテストが受けられるんだって。受けてみる?」と聞いたら「うん!」との返事。

中学受験を見据えたガチ勢ではなく、「今の実力をちょっと見てみよう」という軽いノリでのスタートでした。

塾の扉をたたく度胸が出なかったのもあり、手軽なWebから申し込みました。

小1でも大丈夫?想像以上に「親切」だった当日の流れ

一番心配だったのは「1時間45分」という拘束時間です。

実は、小1向けによく練られたスケジュールになっていました。

説明(15分) → 算数(30分) → 休憩(15分) → 説明(15分) → 国語(30分)

各教科の前に丁寧な説明タイムがあり、休憩もしっかり。

おかげで、テスト形式が初めての息子も戸惑うことなく、「勉強のイベント」として楽しめたようです。

親の冷や汗:算数男子がぶつかった「初見の壁」

ポジティブな小1男児は、緊張することなく、できなくても落ち込むことなく、楽しく全国統一小学生テストを受けられたようでした。

「算数は100点かな~」と言いながら会場入りした、自信満々な息子。出てきたときは「んー、90点くらいかな?」とのこと。え、そんなにできたの???(自己採点したら全然でした)

算数:計算はできる。でも「思考」が止まる

正直なところ、小1でこの難易度なの!?難しすぎない!?というのが私の感想です。

というのも、最後の大問9は、母親の私ですら一読では解けませんでした。

正直、「え?これ小1?」と本気で思ったレベルです。

2019年6月の小1算数は大問が9つありました。

  1. 数を数える問題
  2. 数字の書く問題
  3. 数字の並びを当てる問題
  4. 何番目かを当てる問題
  5. 足して10になる数を探す問題
  6. 積み木を数える問題
  7. アメを分ける問題
  8. 色紙が重なっている順を当てる問題
  9. 数字の決まりを探して何が入るか当てる問題

大問1~5は基礎的な問題でしたが、大問6から一気に難しい問題が混ざり始めます。

学校の計算ドリルとは全く違うタイプの問題が並んでいました。

さらに最後の問題では、「このカードとこのカードを入れると、この数字が出てくる」という“謎ルール”を見つける問題が出題されました。

一見すると簡単そうなのに、ルールを勘違いすると全部ズレる。

息子も最初の思い込みのまま解き進めてしまい、ほぼ全滅。

「考え方がズレると、一気に崩れる怖さ」を初めて体験しました。

国語:やっぱり出た「自分ルール」での解答

国語はまぁ、小学1年生ならこのくらいの難しさなのかなってくらいでした。

2019年6月の小1国語は大問が6つでした。

  1. 絵があらわすことばを二択で選ぶ問題
  2. 名詞と動詞の組み合わせを選んで線で結ぶ問題
  3. 言葉の関係を三択から選ぶ問題
  4. 文章の四角にあてはまる言葉を三択で選ぶ問題
  5. 文章読解
  6. 文の意味が通るようにあてはまるひらがなを考える問題

言葉を知らないと選びにくい問題が最後に出ていました。

「ゆうだちってなに?」「いとこってなに?」など、息子に聞かれました。

千葉は夕立来ないのですよね…。普段から、もっと使う言葉を増やしていこうと思います。

文章の長さはこの問題集くらいでした。

ここでも「読解のズレ」が牙を剥きました。

たとえば、

  • 「そのまま書き抜きなさい」なのに少し言葉を足してしまう
  • 「○文字で答えなさい」に合わない
  • 意味は合っているのに主観の答えで×

「分かっているのに点が取れない」状態です。

これは、単なる読解力ではなく、“テストのルールに合わせて答える力”が必要だと痛感しました。

小学生だけでなく中学生でもよく見られるミスで、「分かっているのに点が取れない」原因の多くは、ここにあります。

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「テスト=楽しい」という最強の勘違い

全統小を受けて一番良かったこと。

それは、息子が「テストって面白い!次も受けたい!」と言い出したことです。

親は点数を見て「もっと対策しなきゃ……」と焦りましたが、本人は「難しい問題に挑戦した自分」に酔いしれていました。

このとき「テスト嫌い」にならなかったことが、その後の英検や数検へ挑戦していく大きな原動力になりました。

【振り返り】中学生になった今、全統小をどう思う?

小1の全統小で「読解力」と「思考力」の課題が見えていたのに、当時は「まだ先取りしているから大丈夫」とどこかで楽観視していました。

今、中学2年生になった息子を見て思うのは、「あの時の『解けなかった問題』こそが、一生モノの読解力を育てる最高の教材だった」ということです。

遅まきながら現在は、当時の全統小のような「初見の問題」をどう読み解くか、親子で泥臭く特訓しています。

小1のときは「まだ早い」と思っていた読解や思考力。

でも実際には、あとから急には伸ばしにくい分野でした。

だからこそ、あのときの経験は「早すぎた」のではなく、むしろちょうど良かったのだと思います。

まとめ:小1で受けるなら「無対策」が面白い

わが家はあえて対策をせずに受けました。

その結果見えたのは、「今の関わり方で、どこが足りていないのか」です。

計算はできるのに思考で止まる。読めているのに条件で落とす。

こうしたズレは、対策をしていたら気づけなかったと思います。

全統小によって今の現在地が分かりました

小1の全統小は、親子で「これからの学習戦略」を練るための、最高の健康診断でした。

2026年に小1になった娘も、無対策で受ける予定で申し込んであります。結果も後日書きますね。

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