なんとなーく申し込んだ全国統一小学生テスト、受けてきました。申し込んだ時のブログ⇒https://hodoraku.com/2019/05/23/free-test-application/
なにぶん初めての事なので
- テストは1時間なのに、なんで2時間近くかかるの?
- 初めてでもちゃんと解答用紙に答えが書ける?
- 30分間黙って座ってテストを受けられる?
- テスト会場の雰囲気に緊張してしまわない?
- どんな問題が出るの?
など、分からないことがいっぱいでした。
実際に息子が小学1年生のテストを受けて来て分かったことや感想を書きます。
誰でもテストに対応できるように時間的余裕がある
小学1年生はテスト時間が算数30分国語30分の計60分のはずなのに、拘束時間が1時間45分もあります。
不思議に思っていましたが、この45分は、初めての子でもちゃんとテストが受けられるようにするための時間でした。具体的には、説明時間と休憩時間です。
帰ってきた息子によると、各教科初めに15分の説明があったとのこと。また、間に15分の休憩時間があってトイレにも行けたそうです。
つまり、説明(15分)→テスト(30分)→休憩(15分)→説明(15分)→テスト(30分)の時間割で、きっかり1時間45分。
確かに、初めてのテストで何の説明も無ければ戸惑う子もいるでしょう。各教科の前に説明が入ることで、初めてでもテストの仕方が理解でき、解答用紙に答えが書けるようになると。
説明だけでなく間に15分の休憩が入ることで、30分間黙ってテストを受けられるようにもなるのでしょう。なかなか親切ですね。
おかげでテストというものが初めての息子も、ちゃんとテストが受けられたようでした。
小1男児のテスト直後の感想
ポジティブな小1男児は、緊張することなく、できなくても落ち込むことなく、楽しく全国統一小学生テストを受けられたようでした。
「算数は100点かな~」と言いながら会場入りした、自信満々な息子。出てきたときは「んー、90点くらいかな?」とのこと。え、そんなにできたの???(自己採点したら全然でした)
初めてのテストを頑張ったご褒美にパフェを食べつつ、初のテストの感想を聞いてみました。
テストは楽しかったようです。全く緊張とかしなかったみたい。ついでに、国語も算数も時間が5分以上余ったらしい。
さて。帰ってからどんな答えを書いたか聞きつつ自己採点したところ、かなり悪かった(150点満点で算数106点国語123点)です。
現実を知って落ち込むかと思いきや「来年もあるんだよね?受けていい?」と言われました。
年に2回あることを教えたら「次はいつ?半年後かぁ、楽しみ♪」とまで。まるで落ち込むことを知らないポジティブっぷりに、私としては驚きです…。
2019年6月小1算数の感想
正直なところ、小1でこの難易度なの!?難しすぎない!?というのが私の感想です。
というのも、最後の大問9、一読した時点では母親の私ですら解けなかったから!です。息子に黙ってもらっても、決まりを理解するまでに、ゆうに1分はかかりました。
2019年6月の小1算数は大問が9つありました。
- 数を数える問題
- 2おおきい数を書く問題
- 数字の並びを当てる問題
- 何番目かを当てる問題
- 足して10になる数を探す問題
- 積み木を数える問題
- アメを分ける問題
- 色紙が重なっている順を当てる問題
- 数字の決まりを探して何が入るか当てる問題
大問1~5は基礎的な問題だったこともあり、息子も全問正解でした。ただ、大問6から一気に難しい問題が混ざり始めます。
大問6は積み木は見えない所にも配置されていて、上から見た図を頭の中で合わせないと間違います。
大問7はアメを「何通りに」分けられますかという小問が。何通りって、中学生の確率で初めて習った覚えがあるんだけど?これは、日常生活に落として教えていく予定です。
大問8の色紙の重なりを考える問題は、何を言ってるのか分からなかったようです。色紙を用意して重ねて見せて、上からの順に色を言わせたら理解したし、テスト問題を見せたら答えを即答できました。
大問9は…2と6のカードを入れると4が出てきます、という一番左端の決まりを見た時点で右から左を引いた答えが出てくると思いこみ、全部の小問を解いたようです。
最後の問題がそんな簡単なわけない。それに、右側の残りの4つの決まりはどうなるの…。
1~10のカードを紙に書いて、この数とこの数を入れると、この数が出てくるんだよ。どんな決まりがあると思う?と聞いて、決まりを導き出させましたが…。
問題を解くにつれ、なぜか右から左を引いた間違った決まりを使って解き始める。再度、どんな決まりだったかを思い出させて解きなおし、を繰り返して、やっと全問見直しが終わりました。
類似の問題を解いたことがあれば、息子でもある程度は解けそうだけれど、できれば、初見で解き方を見つけ出せるようになって欲しい。色紙の問題程度は…というのは、多くを求め過ぎでしょうか。
2019年6月小1国語の感想
国語はまぁ、小学1年生ならこのくらいの難しさなのかなってくらいでした。あんまり難しい問題はなく見えました。
2019年6月の小1国語は大問が6つでした。
- 絵があらわすことばを二択で選ぶ問題
- 名詞と動詞の組み合わせを選んで線で結ぶ問題
- 言葉の関係を三択から選ぶ問題
- 文章の四角にあてはまる言葉を三択で選ぶ問題
- 文章読解
- 文の意味が通るようにあてはまるひらがなを考える問題
大問1~2は基礎的な問題で、息子も全部当たりました。
大問3~4は言葉を知らないと選びにくい問題が最後に出ていました。「ゆうだちってなに?」「いとこってなに?」など、息子に聞かれました。千葉は夕立来ないのですよね…。普段から、もっと使う言葉を増やしていこうと思います。
大問5は小1ならこの位の長さかな、という文章の長さでした。このブログで書いた問題集レベルの本文の長さ⇒https://hodoraku.com/2019/03/12/interesting-reading-and-understanding/
ただ、お話の中から探して「そのまま」とか「四字」とか、答えの制限が厳しい問題がありました。
答えが「さむらい」のところを「おさむらい」と書いたりしてきたようです。これは、問題をもう少し解かせた方が良いのかもしれません。
大問6では「九さいのことを□□のつという」が分からなかったようです。ここのつ自体の数え方は知っていました。でも「九個をここのつ」はわかっても、「九歳がここのつ」は分からなかったみたい?子供ってそういうものなの??
小1男児に全国統一小学生テストを受けさせた感想
受けさせて良かったというのが小1男児に全国統一小学生テストを受けさせた私の感想です。
今回はテストがどういうものなのかを体験させることが目的でした。
それが、テストという経験を積んだだけでなく、間違いや分からない所が多くてもテストは楽しいもの、とポジティブに捉えられました。
算数は小2算数の基礎が終わったら、もう少し発展問題に挑戦させてみてもいいかもしれません。思考力を磨けるタイプの問題に。
国語は、日常的にもっと使う言葉を増やします。設問で聞かれている通りの過不足ない回答の仕方も、さりげなく口添えして、できるようにさせてあげたいです。
全体的に見て、次につながる良い機会を無料で得られた全国統一小学生テストは、受けさせて良かったと思います。
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