去年、小1のときに滑舌が悪かったため市の診断テストを受けました。
活舌の診断テストを受けるに至った経緯、診断テストの内容、結果、家でやった方が良いと言われたことをまとめます。
小学校の担任の先生からの電話
全ての始まりは、小1のときの小学校の担任の先生からの電話でした。
内容は以下の3点でした。
- 息子の滑舌が悪いこと
- 言葉の教室に通う方がいいこと
- 市の滑舌の診断について
校長先生とも話した結果、電話してきてくれたようです。
小学校に入ったら滑舌が悪いのはイジメに繋がる可能性もあり、急ぎ治した方が良いとのこと。
子供が嫌な目に遭う前に診断をうけることを勧められたため、すぐに診断の予約をとりました。
気をつけて聞くと滑舌の悪さがわかる
実は私は先生に指摘されるまで、全く息子の滑舌の悪さに気づいていませんでした。
が、電話を切った後に気をつけて聞いたら、確かに滑舌が悪い。
「おかあさん」が「おかーしゃん」といった感じです。
それすらも可愛いとしか思わなかった親バカな私。
市の滑舌の診断テストは平日だったため、小学校を早退させるためお迎えにいきました。
その時、クラスメイト達は確かにハッキリとしゃべっていて、滑舌の診断テストを受けるのが大げさでもなんでもないことに気づきました。
市の滑舌診断テストの内容
教育センターで個室に案内され、滑舌診断テストが始まりました。
滑舌といいつつ、全般的な言葉のテストのようです。
診断士さんと診断を受ける息子が向かい合わせに座ります。
親は同じ部屋にいますが、長い机のお誕生席で黙ってアンケートを書いていました。
挨拶のようす、用紙に名前を書くところ、受け答えなども観察されていました。そして、
- あいうえおの表の音読
- カードに書かれたものの発音
- 場面からの読み取り
によって、発音をチェックされました。
あいうえおの表は、小学校の音読の宿題でも使っているものです。
息子はすらすらと読もうとしますが、早くなると声をかけられて、一音一音、ゆっくり発音させていました。
カードに書かれた動物などを絵を見て答えるだけでなく、公園の絵を見て「滑り台を女の子が滑っているところ」など答えさせるテストもありました。
あとは、ちょっとしたひらがなのおもちゃを使って、しりとり順に並べたりもしていました。
到着からこの後の結果を伝えられすべてが終わるまで、1時間くらいでした。
滑舌診断テスト結果
うちの息子の滑舌は悪く、ことばの教室への通級を提案されました。
さ行がしゃ行になるなどの、置き換えタイプの滑舌の悪さらしいです。
滑舌の悪さは必ず治るとのことで、ことばの教室へ通うことにしました。
また、滑舌の悪さを小学校でからかわれた時の受け答えについても、息子は教えてもらっていました。
小学校の生活に支障が出る前に対応できそうで良かったです。
滑舌の悪い子供にさせてはいけないこと
診断士さんからは、滑舌の悪い子供にさせてはいけないことの注意もありました。
素人考えで治そうとしないこと、言い直させないことです。
親が余計なことをすると、おかしな癖がついて、滑舌の悪さがむしろ治りにくくなる可能性があるそうです。
また、子供が話をすることにネガティブになり、言葉の発達に悪影響を及ぼすこともあるとか。
診断がおりてから通級できるまで半年近くあるので、家でできることをしてあげたかったのですが…。
残念に思っていたら、家でやった方が良いことを教えてくれました。
滑舌をよくする口の体操
家では、滑舌をよくする口の体操を勧められました。
あ・い・う・べーと発音する、幼稚園でもやっていた、いわゆるあいうべ体操です。
口の筋肉を鍛えることで滑舌がよくなるらしいため、1回10回を3セット、毎日しました。
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