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3歳の息子のかわいいお手伝い記録

育児

うちの子は3歳になったのに一人遊びをしてくれません。ものすごく話しかけてきて、いつも2分と放っておいてくれません。

なので私一人で家事をすんなり終わらせられることなど夢のまた夢。

それなのに朝の家事中に一切話しかけてこなくておかしいと思ったら、お布団を片づけてくれていました。

コッソリお布団片づけの巻

息子は15分程度の洗い物でも6・7回ほどは話しかけてきます。例えば朝食後すぐに

息子「おかあさんあーそーぼ」

私『おかあさんは、お台所仕事しなきゃいけないの』

息子「お台所しごとおわったらあーそーぼ」

私『お台所仕事のあと、お布団あげて、洗濯ものしなきゃ』

息子「公園は?」

私『お台所仕事して、お布団あげて、お洗濯ものおわったら、公園いこ?』

息子「うん!」

みたいな感じです。

会話後、急いで洗い物をしていました。夏はゆっくり家事をしていると暑くなっちゃって、遊ぶ時間が短くなります。

この日は珍しく終わるまで一回も話しかけてきませんでした。

不安になってリビングを覗きます。いない。

お父さんのお部屋を覗きます。いない!?

息子がしていたこと

「おかあさん、みてみて!」後ろから声がかかりました。どうやら、和室に居たみたいです。

和室に行くと・・・!

なんと、お布団が片付いているではありませんか!!!

タオルケットや枕が全部ちゃんと押入れ上段に乗っています!

お布団がなんとなく畳まれて重ねられています!

えぇぇぇぇ!?これ、3歳のだい君が一人でやったの!?凄い!そして、嬉しい!

今日は何か特別なイベントのある日だっけ!?ちょっと感動して涙が出そうになりました。

得意満面

感動のあまり、『わぁぁ。すごーい!すごーい!ありがとー!』しか言えない私に、「おかあさん、びっくりしたー?」と満面の笑み。

「あのね、足場持ってきてね、こーやって、こーーーーやってやったんだよ!」とか、逐一説明してくれます。

お布団をたたむのが、シングルは三つ折り出来るようになったけれど、ダブルはまだ難しいようです。「この2つはね、むつかしかったの。おかあさんにやってもらおうとおもって。」

不安そうな顔になって、「おかあさん、たすかった?」とか聞いてきます。『凄い助かったよー!ありがとー!』と言って、抱きしめました。

もぉぉ。もぉぉ。かわいいんだからぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

今までにやっていたお手伝い

今までもお布団を片付けるのを手伝ったことはあります。

2歳の頃は、お布団を片づけようとすると邪魔ばかりされていました。枕を手に取ると、枕に飛びついてきて、タオルケットをたたもうとすると身体に巻きつけようとして、凄く布団をあげるだけでも大変でした。

3歳になるころには一緒に枕をかたすと言いだしました。1つ押入れに上げるだけでもすごい時間がかかりました。そして途中で飽きて遊びだすことがほとんどでした。

日によってタオルケットを片づける!という日があったり、枕を3人分ちゃんと片づけられるようになり。

お布団を敷くのは簡単だけれど3つ折りは難しいようで、つい最近それっぽくたためるようになったばかりでした。

一人でやったのはもちろん、こんなに沢山ちゃんとお片付けしたのは初めてです。

これが、成長するってことか・・・

4歳になって変わったこと

私は子供にお手伝いしなさいと言ったことはありません。なので、お手伝いといっても本人がやりたい事をやりたい時にしていました

それが「する必要のあること」をやるようになってきたのです。

例えば、一緒にキッチンで夕食を作り中に日が沈んできたとき。

手を離せないから、部屋の窓とかカーテンとか閉めるのはあとでいっかぁ。って思ってそのまま続けていたのですが。

息子「暗くなってきたよ!カーテン閉めないと!」

私『うん…そうだねぇ。』

息子「僕しめてくるよ。換気も終わりでいい?」

私『うん!ありがとー!』

なんと、自分から全部屋の窓とカーテンを閉めに行ってくれたのです。ちょっと心配だったのできり良くして見に行ったら、ちゃんと全部閉められていました。そして、踏み台を持ってきてリビングの電気までつけてくれました。

今までは窓を閉めたいときに閉め、電気をつけたいときだけつける感じだったのに。

ちゃんと状況を分かったうえでお手伝いしてくれたのです。

この時に限らず、キッチンでラップを使おうと思ったら引き出しからサッととりだしてくれたりと、その場その場でびっくりするような事をしてくれることが多くなりました。

お手伝いって何?

少し前に他の方のブログで、幼稚園でお手伝いをするように言われたみたいで「お手伝いをする」とよく言ってくる的な内容が書かれていました。

なるほど。だからうちの息子も色々やってくれるようになったのか。と思って、何をやるように言われているか聞いてみることにしました。

私『だ~いくん♪お手伝いって知ってる?』

息子「わかんない」

予想外の反応です。私は…うん!あのね、○〇したり、××したりすることだよ!せんせーが言ってた!って返ってくると思っていたのに。

私『おてつだい、本当にわからない?』

息子「あ!わかった!」

息子「おもちゃだよ!おもちゃのお片付け」

???なんだろう、この返事は。むしろお母さんがわかりません。黙ってしまった私を見て、息子は子供スペースに移動しました。

息子「これをね、レール。」おもちゃの線路を指さす。

息子「こうするの。はこにしまう」線路を一つ崩して片づけ用の箱にしまいます。

息子「これがおかたづけ。ね?キミィ。」

キミィって初めて言われました。どんなキャラ?そして、それはお手伝いではない!!!

後で考えたら、線路かたすのお手伝いしてあげるね。って昔言ったことを思い出しました。よく覚えてたなぁ。でも、それはお手伝いだけど…普通はお手伝いっていわないの。

お手伝いを理解していないなら、なんでこんなに色々してくれているの?

お手伝いをする理由

お手伝いが何か分かっていないようなので、寝室を片づけ(私の思うお手伝い)中になんでやってるのかを聞いてみました。

私『だいくん、枕とか押入れに入れてくれるの、なんで?』

息子「おかあさんが大変かなーと思って。」

私『え?』

息子「おかあさん、助かった?」

私『すっごく助かったよー!ありがとー!』

なんということでしょう!お母さんのためっていうのがお手伝いする理由らしいのです!なんて優しいんだ!

いつの間にか、お母さんの事を考えてやってくれるようになっていたのですね。母は感激です♡

この心が育つって、お手伝いのメリットとして良く知られているポイントだったようです⇒幼稚園児はどのくらいお手伝いするのが普通?年少・年中・年長で出来ることを調べてみた

お手伝いしていること詳細

ほぼ毎日していることはA、たまにしていることはB、したことがあることはCを後ろにつけて一覧にしてみました。

細かく書いたため凄い量になりました。

寝起き編

  1. 6時半~7時に親を起こす(目覚まし要らず B
  2. カーテンを開ける A
  3. 常夜灯を消す B
  4. 机に出しっぱなしだった化粧水とかを片づける(たまにお小言をもらいます B
  5. コップにお茶を淹れてくれる(熱中症にならないようにだそう A
  6. 窓の結露とり(最近結露します C
  7. 窓を開けて換気 B

朝食編

  1. お皿を運ぶ B
  2. オーブントースターを運ぶ(落とさないかヒヤヒヤ B
  3. スプーンとおはしを用意 B
  4. ドライフルーツヨーグルトの入ったカップを冷蔵庫から机へ B
  5. かかっているラップをとってゴミ箱に捨てる B
  6. シナモン、ジンジャー、ココア、はちみつを運ぶ B
  7. ヨーグルト、↑4つをカップに入れる(ヨーグルトを私が作り忘れた日 B
  8. ジャム、マーガリン、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングを冷蔵庫から出す A
  9. バジル、醤油を用意する B
  10. 食べたお皿を下げる C
  11. 台拭きで机を拭く C

その他朝から編

  1. 踏み台を持ってきて枕を押入れに上げる A
  2. 肌掛けや毛布類を押入れに上げる A
  3. 時計や基礎体温計を片づける B
  4. 洗濯物を片づける C
  5. 食洗機から食器を食器棚に片づける C

ここにはお手伝いしか挙げていないので、自分の朝のお支度などは入れていません。

家にいる時編

  1. 洗濯機のボタンを押す C
  2. できた洗濯物を洗濯機からかごに移す B
  3. 洗濯物の入ったかごを運ぶ B
  4. 踏み台を持ってきて洗濯物を干す C
  5. ハンガーを持ってくる C
  6. 床に掃除機をかける B
  7. 布団に掃除機をかける C
  8. 雑巾でフローリングを拭く C
  9. 日傘を建物から出るまで運んで開いて渡す B
  10. お昼ご飯を一緒に作る(その日によって切ったり炒めたり色々 A

お菓子作り編

  1. 私と息子のエプロンを持ってくる A
  2. キッチンスケール、ボウルなどを机に持ってくる A
  3. 小麦粉の袋をあける(買ったばかりの日 C
  4. 泡だて器を持ってくる B
  5. 粉類を計りいれる(どのくらい入れるかは一緒に見てて止める A
  6. 卵を割る A
  7. 生地を混ぜる、伸ばす、抜く、並べるetc A
  8. 焼きあがったものを小皿に取り分ける A

お料理編

  1. お米を冷蔵庫から出す A
  2. 計量カップで計りいれる A
  3. 研ぐ B
  4. 炊飯ジャーをセットする A
  5. お野菜を洗う B
  6. 豆腐など柔らかいものを切る B
  7. 茹でたり炒めたりする時にかきまぜる B
  8. 味見&味の濃い薄いなどを言う A

夕食編

  1. 配膳を手伝う B
  2. 炊飯ジャーを机に運ぶ B
  3. お茶碗やしゃもじなどを用意する B
  4. ご飯をよそる C
  5. 醤油など必要な調味料を机に置く B

お皿を下げるなどの朝食編とかぶっているものは省いています。

その他編

  1. ラップをとる&かける B
  2. 暗くなったらカーテンを閉める B
  3. 電気をつける B
  4. お風呂のお湯を抜く C
  5. お風呂を掃除する C
  6. お風呂のお湯を入れる C
  7. お湯を止める B

寝る準備編

  1. お布団を敷く C
  2. 枕を一個一個押入れから取り出してセット A
  3. 肌掛けや毛布を置く A
  4. 時計と基礎体温計を定位置に配置 B

お手伝い数合計

  • 寝起き編7
  • 朝食編11
  • その他朝から編5
  • 家にいる時編10
  • お菓子作り編8
  • お料理編8
  • 夕食編5
  • その他編7
  • 寝る準備編4

合計 65 ものお手伝いをしていることが判明しました。

他の子がやっていても息子はしていないお手伝いもあると思います。何をやるかはその子それぞれですよね。

例えば、卵を割るのはお友達は2歳からやっていましたが、だい君がやりはじめたのは4歳になってからです。

 ご飯を炊いていたの巻

疲れ果てて寝ていたら「ガラガラ。ドサッ!」という音で目が覚めました。

何だろうと様子をうかがうと、どうやら息子が米袋を野菜室から取り出した音のようです。

聞き耳を立てていたら2回ザザッって音が聞こえたので、ちゃんといつも通り2合を計っているようでした。

更にはちゃんとザッカザッカと研いですすいでいます。

お釜の底は拭き損ねたようですが、ちゃんとスイッチを入れていました。

戻ってきた息子は私が起きたのを知って「ぼくご飯やったよ!」と自慢げです。

「オレンジのボタンも押したよ!見て!」というので炊飯ジャーを見ると、ちゃんと炊飯中のランプが点灯しています。

「遅くなっちゃうからやってあげたよ。お母さん疲れてるんでしょ」と優しい言葉かけ。最近の公園での出来事で本当に心身ともに疲れ切っていたので、この行動力と思いやりに何と言ったらいいか分からないくらい感動しました。

どんな感じにできるようになったか

小さいころはお米で遊んでしまうので、米袋を冷蔵庫に入れるほどでした。習慣付いて今も野菜室に入っています。

たしか米袋を取り出すお手伝いが一番初めでした。その後、炊飯ボタンを押すようになりました。

そのうちお米をジャーに入れたいと言い出したので、計量カップで私がすり切りいっぱいにした後に渡しました。3歳でやっていたと思いますが、これは長い間かなりこぼしました。すりきりにするためのすくって計るだけでもこぼします。

なので床を綺麗に拭いておいて、毎回こぼした米を一緒に一粒一粒拾ってジャーに入れていました。

生のコメを食べてみたいと言った時は1粒だけねと食べさせました。あんまりおいしくないと思うのですが、しばらくはブームでした。今は生米を食べたいと言いません。

お米をとぐのは4歳になってからです。私がジャーを持って息子がお水を出したり、米を研いだり。

水を捨てるのをやりたいと言われたら初めは一緒に持って捨てました。多分お米が落ちないようにと、お米を手で押さえながら勢いよく流すこと数回。押さえても米がこぼれるのを不思議がっていました。

こんな感じの経験を経て、全体的にできるようになりました。

お米はちゃんと炊けていた

お釜の底についていた水で「ボン!ボゴン!」と炊飯ジャーから結構な音がして、不思議がっていました。お水が底についていたからだと思うよ。と言っておきました。

少し水の量が少なかったようで硬めでしたが、お米はちゃんと炊けていました。

美味しい美味しいといっぱい食べさせてもらいました。これが愛情の味ってやつですね。

子育ては大変な事や失敗も沢山あるけれど、嬉しくて幸せな事もあるなぁと思った1日でした。

お手伝いをやりたがるだけやらせ続け、自立心が育ったからか、すっごい楽になってきました。

ご飯の準備の巻

料理がグッと楽になると共に、食卓に食器を並べる手間が要らなくなりました。

お料理のお手伝いをしてくれます。息子は炒めるのが一番好きですが、お米を炊いたり、野菜を出して洗ったりもします。ピーラーで人参の皮を剥くのも上手くなりました。

ほぼ料理が出来上がると、一人でお茶碗などを出し始めます。

たまに「なに用意したらいいのー?」と聞かれますが、そんな時は「なに用意したらいいと思う?」と聞くと「・・・んー。小さいお皿だ!」とか、自分で考えて答えを出します。

ごく稀にお茶碗とお味噌汁茶碗が逆ですが、きちんと配膳もしてくれます。

ご飯が終わったら、自分の食器を重ねて台所まで運びます。どうやら定着したようです⇒子供が自分からお皿を下げるようになるまで

お風呂の巻

親がお湯を張る必要が無くなり、子供をお風呂に入れる手間も省けるようになりました。

ほとんどの日は息子がお風呂のお湯張りを一人でします。

「お風呂いれてくれるー?」と聞くと「もちろん!」と言って、お風呂場へ。アラームが鳴ったら、お湯を止めに行くところまでこなします。ただ、私が聞くのを忘れて勝手にお湯を入れると「僕やろうと思ってたのに!!!」と泣かれます。

たまに(遊びが)忙しいらしい時は、「ごめん!お母さんおねがーい!」と言われるので、私がやります。

そして、年中さんになってからは、プールやスイミングの日以外ほとんど一人で入ります。

しばらく前までは湯船に入る時点で私も合流しましたが、今は子供と入れ替わりのタイミングで入ります。

寝る準備の巻

育児という点では全く手間がかからなくなりました。布団を敷くという家事も、私の役割ではなくなったようです。

一人で真っ暗の和室に行き、換気用の窓を閉め、カーテンを閉め、電気をつけて…

子供が1人で3人分のお布団を敷きます。洗って置いておいた枕カバーや敷きパッドも、きちんとセットされています。

本人は布団が微妙にナナメになったりするのが気になるようですが、寝るには全く支障ありません。敷きやすいように布団だけは床に畳んで置いておいています。

一緒にお風呂入った時も「おかーさんはゆっくり入っててね♪」と先に上がって布団を敷いてくれます。そして、上がろうとしようものなら怒り出します。

一人で歯も磨きもし、トイレへ行って、寝る準備万端!になったら「そろそろ上がっていいよ~♪」と言われます。

私が和室に行くと、布団に入って絵本の読み聞かせを待っています。

すぐには寝ないので、一緒にゴロゴロしながら、ありがとうタイムをしたり、好き好きタイムをしたり。時間が無い時は絵本よりゴロゴロしたい!と言われます。

ありがとうタイム

かなり前からやっている、感謝を伝える時間です。

「お布団敷いてくれてありがとう」とか「お風呂入れてくれてありがとう」とか「生まれて来てくれてありがとう」とか思いついたことを色々いいます。

好き好きタイム

退院してから作った、愛情を伝える時間です⇒お母さんが急に入院することになってストレスを溜めすぎた4歳児、赤ちゃん返りする

「だい君大好き」とか「一緒にいるだけで幸せ」とか「だい君はお母さんの宝物だよ」とか伝えます。他にも、ギューってしたり、頭をなでたり、ほっぺにチューしたり、様々なカタチで気持ちを伝えます。

自立してくれるとすごく楽!

本当に、お手伝いをしてもらうと自立につながるとか、手伝う習慣がつくとか、心が育つとかいう通りだと思います⇒何歳の子供にどんな種類のお手伝いを頼むと成長にいい?

自分のことは自分でやる。

家族みんなのことも、一緒にやる。

そんな感じになってきています。褒め言葉も増えてきました。こんな感じに。

「お掃除してくれたから家がピカピカになって快適だね。」

「お洗濯ものを手伝ってくれたから、早く終わったよ。」

お風呂を入れたり、配膳したり、お手伝いは11歳の今も継続しています。5歳くらいからはお手伝い遊びよりドリル遊びに夢中になりました。⇒お勉強ブームを到来させた幼児用ドリル選び

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