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落第点ノートを2週間で見本レベルまで書き方改善した方法

育児

小学生の息子のノートがあまりにも残念で落第点をとったため対策したところ。

新学期にクラスで1人だけノートに花丸をもらい、模範的だと褒められて喜んで帰ってきました。

期間は2週間で対策に費やした時間は1日あたり30分~10分くらいだったのに、凄い効果だと思います。

ノートの書き方についてのサイトや本は沢山ありますが、どうしたら子どもが書いてある通りにノートがとれるようになるかは見当たりませんでした。

なので、ここではうちの息子が実際に行った方法や経過などを書いてみます。

小5息子のノートは落第点

ノートが落第点だと分かったのは、通知表からでした。

テストはほぼ100点、提出物も出していて授業態度も褒められているのに、5教科の成績は真ん中の「普通」が多かったのです。

学校に問い合わせたところ、成績が悪いのはノートが残念だったことが原因と分かりました。

小学生になりたての頃はノートについての本を一緒に読んだり、書き方をチェックしたりしていたため、ちゃんとしたノートでした。

それが、5年の間にこんなにも退化を遂げて残念なノートになっていたとは。

どんな残念ノートだったかというと。

  • 色は鉛筆の黒一色
  • お経でも写したかのような文字の羅列
  • 字は汚すぎて読めない

画像を載せたいくらいです…。息子の許可がとれないので無理ですが。

これはマズイと、改善にのりだしました。

2週間でノート対策

春休みの2週間、集中して対策しました。

ただ書き方を教えるのでは、うちの息子みたいな小学生はその通りに書けるようにはなりません。

家で実際にノートを書いて覚えました。

初めの3日間はGoogleで「ノート 書き方 小学生」と検索して

  • 1日目は1番上に表示されたページ
  • 2日目は2番目に表示されたページ
  • 3日目は3番目に表示されたページ

をノートにまとめさせました。本も探しましたが、内容はWebで書かれている内容とそんなに変わらなかったため、ネットリテラシーの勉強も兼ねてWebを使いました。

4日目はGoogleで「ノート 書き方 中学生」で検索し、私が内容を見てコレと思ったページ。

どのページも内容は似通っていたため、書き方について知るのは4日で十分です。

5日目以降はプラスαを狙って、10回分に内容が別れている読解のノウハウ本を毎日ノートにまとめました。

1日目

「本気出せばちゃんとノート書けるんだから!授業では書く時間が足りないだけ!」と自信満々に言い放った息子。

Googleで「ノート 書き方 小学生」と検索して出てきた一番上の内容を30分かけて見開き2ページにまとめました。

チェックした感想は…無駄が多い。

日付教科書のページ書く。みたく助詞を除いた全てに色線がついています。

重複も多く「ノートの書き方」という単語だけでもページ内に6つ…これは時間がかかるね。

内容について触れつつ、目立たせる場所に色と書いてあるけど、こんなに線が引いてあったら目立たないよね?など改善点を挙げていきました。

自信満々で書いたノートにダメだしされてキレる息子。

文字がていねいに書けたことや記号を使ったことなどを褒めながら、なんとか分かってもらいました。

全く同じページを私も10分でノートにまとめ、こういう書き方もあるよと見せたりもしました。

2日目

1日目よりは同じ文字を書くなどのムダが少なく、時間も20分ほどに短縮できました。

直しすぎてやる気を無くさないように、色を程よく使っているなど褒めるのを中心的にし、あちこちに花丸をつけました。

ただ、前日に「日付を書く」ってあったのに、日付がない。。。

ノートの目的に「復習」と書いてあるところを指さして、毎回書く前に前回のノートの内容を見直すことを言い含めました。

3日目

前日と同じ分量のノートを10分ほどで書けるようになりました。

私が書いたノート(毎回、こういう書き方もあるよと私も同じページをノートにまとめてみせていました)をマネて箇条書きを取り入れたりもしています。

ただ、見出しの文言が思いつかなかったらしく省略したり、まとめがどこにでも使えそうな内容だったり。

内容の大筋は前の2日と同じだし、少し飽きてきたこともあって小学生のノートの書き方のまとめはこの日までとしました。

4日目

中学生のノートの書き方として、数学の計算ノートについて書いてあるものを選びました。

  • 途中式を書く
  • 手順を書く
  • イコールはそろえる

こんな風に計算ノートは書きますという「画像」も載っているページです。

息子は昔から書くのが嫌いで、算数の途中の計算を飛ばして答えだけ出す癖があります。

先取りで数検の勉強を進めていく中で、途中式を書かずに方程式を解いて間違うことが多いことに気づいたため、ぜひとも数学の計算ノートの書き方を知っておいて欲しかったのです。

この日を境に、途中式をある程度はきれいに書くようになりました。

息子は「中学生になっても小学生とノートの書き方は同じなんだね」とか言っていて、今ノートをちゃんと書けるようになると後々役に立つと気づいたようです。

5日目~14日目

5日目以降は内容が10日分に分かれているこの本を1日分ずつノートにまとめました。

ノートの書き方を学びつつ、読解のノウハウも再確認出来て一石二鳥です。

新しい本を与えると読むのに夢中になっちゃうし、これは家にあって息子も何度か読んだことがある本です。

毎回、書き始める前に1日目~3日目のノートを見直すことを徹底しました。

だいたい1回あたり10~15分くらいで書けて、日によって精度は違いましたが、ある程度はノートらしくまとめられました。

え、そこが大事だと思ったの!?とかいう部分もあったけれど、内容についてはあまり直しませんでした。

あくまでノートの書き方を工夫しているか、見やすく書けているか、ムダが多すぎないかをメインになるべく褒めるようにして添削しました。

新学期にノートは…書かない!?

新学期になり、授業が始まった初日の夕飯の時に話をしました。

私「ノートとった?」

息子「まだ何も書いてないよ

私「なんで?」

息子「書くことなかったから」

私「授業あったんだよね?」

息子「今年勉強することとか話しただけだよ」

私「どんなこと勉強するって?」

息子「…覚えてない

私「今日の授業で大事なことは何もなかったってこと?」

息子「…そんなことないよ」

私「でも、書いても覚えてもないなら、先生は1時間ムダなことしてたってことになっちゃわない?

息子「…明日からノートとる」

という会話がなされました。。。

「週末はノート持って帰ってきてね!見るよ!」と言っておいたけれど、案の定「忘れた」と言って持って帰ってこず。

4月中に1回でもいいからノートを見てアドバイスしたいなぁと思っていました。

ノートを褒められて返ってきた

そんな折、息子が大興奮で家に帰ってきました。

「ノート僕一人花丸だったよ!僕だけだって!皆にも息子君みたいにって先生が!」

話を聞いたところ、ノートを先生が回収してチェックしたらしいです。

その際に息子のノートが一番しっかりしていたから、クラス30人のうち息子1人だけに花丸をくれたらしい。

そして、「みんなも息子君みたいなノートを書こう」的なことを先生が言って、ノートの見本として息子のノートが取り上げられたらしい。

人生で初めてノートを褒められて大喜びでした。

たった2週間だけど、頑張ったかいがあるというものです。

特別な書き方は何もしていなくて

  • 日付と教科書のページを書く
  • テーマは□で囲う
  • 見出しに< >をつける
  • 大事だと思ったところに色線をひく
  • まとめは内容を短く言い換える

みたいな、どこにでも書いてある、Webページで書かれた内容を実践しただけのノートでした。

まだ付け焼刃だから、折を見て褒めたり注意したりしながら定着させていきたいと思っています。

あと、いずれノートの取り方がバッチリになったら、毎回授業の前に前回のノートを復習する癖もつけさせたいと思っています。

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