少し前にお手伝いについて調べた時に気づきました。
うちでは食後のお皿を置きっぱなしなことに…。
あんなに何でもやりたがる4歳の息子が、ほとんどお皿を下げていないのです。
なんで片づけないのか、そしてどうやってやるようになったか。私がした声掛けを含めて書きます。
きっかけとなった記事⇒何歳の子供にどんな種類のお手伝いを頼むと成長にいい?
なんで皿を下げないのか
凄く小さかった頃は運んでいた気がします。
昔、皿を落とした時に、片づけ終わるまで横で待っていてもらったのが影響しているのでしょうか。
怒った覚えはないんだけど…
本人が何を考えているのか知るために、促した後に直接聞いてみました。
私「だいくん、食べ終わったお皿を台所に持っていこう?」
子「やらないよ」
私「なんでやらないの?」
子「だって、ぼくすぐに遊びたいもん!」
どうやら遊ぶ時間が短くなるのが嫌なようです。
食べる前は早く食べたいから配膳して、食べ終わったら早く遊びたいから後片付けをしないと。理にかなっていますね。
じゃなくって。
最低限、自分のお皿くらいは下げて欲しいところです。
メリットを示して後片付けを促す
最近は私よりも息子の方が食べるのが早いです。
入院して以来しーっかり噛んで食べる癖がついたので、私が時間がかかるようになったのです。
なので、子供が食べ終わった後、デザートまでの間に少し時間があります。
その隙に片づけてもらえるよう声をかけてみました。このタイミングなら子供にもメリットがあります。
私「だいくん、食べ終わったお皿キッチンに持って行ってくれる?」
子「…ぼく甘えんぼさん♡」
私「机の上がキレイになったら、その分早くデザート食べられるよ?」
子「すぐ片づけるね!」
なんという変わり身の早さ。
これで、子供が先に食べ終わった日はデザートの前に片づけるようになりました。
でもデザートのお皿の後片付けや、お腹がいっぱいでデザートを食べない日は使えません。
お父さんを引き合いに出す
休日は夫も自分の食後の後始末をします。なので、お父さんをだしにしてみました。
私「お父さんみたいにだい君も、お皿下げよう?」
子「お母さんやってー」
私「…」
夫が自分のお皿を下げる。
私「お父さん、お皿下げてくれてありがとう♡」
息子は微妙な表情
夫「お母さんのも下げてあげるよ♪」
私「ありが・・・」
子「ぼくもかたづけよーっと!」
お皿を重ねて、キッチンへ運びました。
子「~♪お皿下げたよ~!」
私「さっすがだいくん!」
この方法で3人で食べる時は大体自分の食器を下げるようになりました。
一番難しかった2人の時
なかなか上手くいかなかったのが、平日のメリットが思いつかない日です。
「ぼく甘えんぼさんだからできない」「お母さんにやってほしいの」なんて言って下げない日が多めでした。
なので、真面目に話をしてみました。
「ご飯の準備をいつも手伝ってくれてとても嬉しい。でも、ご飯は用意して、食べて、片付けまでして全部なの。
だい君が片づけなかったお皿は、いつもお母さんが下げてるよね?その分、お風呂に入るのが遅くなっちゃうんだよ。
自分で食べた食器くらい自分でキッチンまで下げて欲しいな。」
と。
神妙に聞いていたと思ったら、そのうち毎日「食器」を下げるようになりました。大体ここまでで二週間かかりました。
お箸やスプーンを残す
お箸・スプーン類はなぜか「甘えんぼさんなの♡」って言って置いていきます。
私がお皿に安定する形で置いてあげれば持っていきますが、それ以外の時は必ず机に置いていきます。
まぁ、完璧に運ばせなくても、この位ならいいかなぁ。
自分で重ねて食器と一緒に持って行くと落とすこともあって、その分手間がかかるし。
こんな感じで、ここ一ヶ月は全食事時にお皿を下げています。
このまま定着すると良いな。
ここからは、息子が8歳になった今、どうなっているかの追記です。
その後は毎日お皿を下げるように
努力が実を結んだのか、お皿を下げるお手伝いが定着しました。
いつの間にか、お箸・スプーンなどのカトラリー類も下げるようになっています。
8歳の今は毎食、食べ終わると黙ってサッとお皿を下げます。
それだけでなく、朝食は一番遅く食べ終えた人が机をキレイにするという家庭内ルールを作ったため、最後になったときは
- 自分のお皿(コップやカトラリーも)を下げる
- 残っているときは下の子のお皿類も下げる
- 机の上のドレッシングやトースターを片付ける
- 机の上を台拭きで拭く
ここまで全てやってくれます。
とっても楽です。頑張ってお手伝いを習慣付けて良かった!と、しみじみ思います。
良い習慣をつけさせようと、お勉強についても頑張ってみました。⇒年長さんの勉強習慣付けに成功した小学1年生向けの計算ドリル
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