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ポケモンカードゲームの大会(ジムバトル)は初心者にはハードルが高かった

私のこと

しばらく前に書いた通り、息子とポケモンカードバトル(以下ポケカ)で遊んでいます。

このあいだ行ったカードショップでジムバトルなる大会が開かれていることに息子が気づき、2人で行ってみました。

が。

ジムバトルはハードルが高かったです。

お金を賭けてガッツリやっている人向けといえるでしょう。

ジムバトルとは?

ポケモンカードゲームのジムバトルとは、TUTAYAとかブックオフとかそこら辺のお店で開催されているポケモンカードゲーム公認のイベントです。

堅苦しく書くと、登録制のポケモンカードゲームの公認店舗であるポケモンカードジムで開催される対戦イベントがジムバトルです。

ジムバトルは最も多く開催されているイベントです。

ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトから、いつ、どこで、やっているのか検索できます。

2024年6月の情報を検索してみると、ジムバトルは12,639件登録されていました。凄い数ですね。

参加費はお店によって異なり、無料~500円くらい。

定員は少ないところで8人、多いところで32人といったところです。

私が親子で参加したジムバトルは16人でした。

それで、どんな感じにハードルが高いかというと。

装備が豪華

ほとんどの人は、装備が豪華でした。

カードゲームで装備?って感じですが、色々と揃えるのが一般的みたい。

親子でちょこっと始めただけのうちとかは、浮いている感じでした。

カードスリーブ

カードを保護するカードスリーブというフィルムがあります。

百均にも透明のが売っています。ダイソーのR9がおすすめ。

が、みんな表が透明、裏にキャラクターのこういうのをつけていました。

終わった後対戦相手やそのお友達とおしゃべりした時に聞いた話では、好きなキャラクターの千円くらいのをつけるのが一般的みたいです。

ラバーマット

プレイする時に下に敷く、ラバーマットがあります。

カードを置く場所が分かるようになるアイテムだと思っていたのですが。

絶対に置く場所間違わないよね?という熟練者たちが必ず使っていました。

カードスリープを保護するためとか、モチベーションアップのためとかでしょうか。こういうのですね。

基本的にカッコイイ系でした。

私はポケモンSVを最後までプレイしてるけど、何のポケモンのラバーマットなのか分からなかったり。

専用の袋に入れて持ち歩くようです。

ダメカン

ゲーム中にポケモンが受けているダメージの量を表すためのダメージカウンターというアイテム。

550円で買った「exスタートデッキ」には紙のダメカンが入っています。

遊ぶ分には紙のダメカンで全然困らないのですが。

皆様はアクリルのダメカンを使っていました。これです。

乳幼児は喉につまらせそうなサイズです。

ポケカをするには文字が読めてたし算くらいはできる必要があるから、大丈夫なのでしょうけれども。

皆さまこれを使っていて、紙のダメカンを使っている人はほとんどいませんでした。

装備代だけで私の手持ちのポケモンカード本体代を大きく上回る…。

ポケモンカード本体にも差があるのは言うまでもない感じです。

古いカードはジムバトルで使えない

ポケモンカードにはレギュレーションという、古いカードは使えない制度があります。

カードの左下にちっちゃく書かれた「G」とかのアルファベットでレギュレーションが分かります。

ジムバトルは「スタンダードレギュレーション」が多く採用されていて、レギュレーションマーク「F・G・H」のカードだけが使えます。

息子がカードショップで買ってきた強い(と思われる)カードは、レギュレーション「E」とか古いのが多いみたい。

対戦中にお相手の方に「ごめんね、これはレギュレーションがEだから使えないんだよ」とか教えてもらったみたいです。

ちなみに、私のカードは最近買った「exスタートデッキ」なので、全部Gレギュレーションで大丈夫でした。

息子によると、対戦したお相手は1枚5,000円のナントカっていうカードとかけっこうな額のポケモンのカードを使っていたようです。

私はカードの金額がわからないので、対戦相手はなんか凄そうなカードいっぱいだな~と思った感じです。

たとえお店のガラスケースの中に陳列されていたカードでも、1枚数百円程度の安くて強そうなポケモンのカードは、ジムバトルでは使えないようです。

あ、ガラスケースの中でそれなりに安くても、サポートカードだと使えるのもあるみたい。

親子で初めてのポケモンカードジムバトル

ここからは、親子で行ったポケモンカードジムバトルの感想になります。

11時開始で10時半から受付開始とあったのですが…受付の列がいつになっても終わらず、11時半から開始でした。

ジムバトルに参加するにはポケモンカードゲームプレイヤーズクラブに登録する必要があります。

私みたいに初めての人が登録に手間取り、列が長くなって受付が終わらないのかもしれません。

ジムバトルに行くなら、先に登録しておくのがおすすめです。

10時半に登録を済ませ、30分後に開始するはずが1時間の待ちでけっこう気疲れしました。

そして、私が行ったショップは先着順ではなく抽選でした。

16人の枠に33人?が申し込んだため、2人に1人は落選して帰っていきました。

初回は選ばれやすいのか、私も息子も当選でした。

相手の装備におののきつつ、対戦開始。

初心者なので「始めて1ヶ月くらいで初参加です。よろしくお願いします。」と挨拶しておきました。

カードの扱いの順番でおかしかったところとか、ご指摘いただきました。ちょっと恥ずかしい。

結果は、息子も私も敗北。

ゲームのスピードが速すぎて全くついていけなかったです。

親子で2回目のジムバトル

参加賞でプロモカードパックが貰えるのに味を占めた息子と、もう一度だけ行ってみました。

2回目は私は抽選に外れ、息子だけがジムバトルに参加。

ポケカにはバトルポケモンの弱点とか抵抗力という仕組みがあります。

息子が有利な2倍の攻撃が与えられる相性だったのに、全く歯が立たなかったみたいです。

相手の男性のカードを切る手つきを見ただけで、これは息子の負けだなって分かっていたよ。シャララン♪って切ってた。やりこみ感が全然違う。。

私は10時半に受付して1時間待ったのに対戦に参加できず不完全燃焼だったため、暇していた前回の対戦相手に対戦をお願いしてみました。

相手は装備とカードは強いけれどプレイヤースキルはそれなりの小学生。

1,500円くらいしか使っていない「exスタートデッキ」メインの初心者改造でも、スピードに気を付ければ勝てました。

相手の子は初心者に負けるなとか散々冷やかされていました。。。

ジムバトルに参加して強くなった

ハードルが高くて参加するには勇気がいりますが、ジムバトルに1回参加するだけで全然違いました。

初めてジムバトルに参加した日、帰ってからスピードを意識して息子と対戦。

カードは今までの互角だったまま、ほとんど変えていないのに、スピード重視に切り替えたら息子に連戦連勝になりました。

そして、このスピードじゃ対戦相手に勝てないな…と思ってよりスピードをあげようと試行錯誤しながら対戦し過ぎて、息子を泣かせてしまいました。

息子のカードを手持ちの中から良さそうに整えてあげて、新しいカードを買うのにつきあって、やっと楽しく遊べるように。

私もスピードがあげられるように数枚カードショップで買って、「exスタートデッキ」込みで1,500円くらいカード代にかけました。

その結果、上に書いたように装備の整った最新の高いカードを使ってる子といい勝負できるようになりました。1回は勝てたけど圧勝って感じではなかったから、次は負けるかも。

その後対戦したカード代だけで7,000円はゆうに使っているという別の子には僅差で絡め手で負けました。

小学生なのに凄いな。「力こそパワー!!!」なうちの息子と対極にいる子でした。

ジムバトルは2回で終了

私相手にポケカの対戦をしまくった息子は、学校の仲間の間ではそれなりに強くなれたようです。

ポケカに何万もつぎ込んでいる子ともそこそこ対戦できて、仲間内のポケカ大会でも勝てるようになったらしい。

大喜びで報告してくれました。

そして、息子と家で対戦&ジムバトルに息子と2回お出かけしたことで、娘の不満が爆発しました。

「にーにばっかり!悲しい!!わあぁぁぁーん!!!」って感じに。

確かにポケカを始めてからは娘と過ごす時間が短くなったかもしれません。娘よごめん。

それに初心者でなくなったら装備も整えないといけない雰囲気だし、もうジムバトルには行かないと思います。

ポケカも勉強と変わらない

息子のポケカに付き合って思ったのが「ポケカも勉強もやることは変わらない」ってことです。

どうしたらいいのか調べて、必要なものをピックアップ。

息子にやらせて反応を見て、できるように対策を考える。

レベルを上げるための方法を探して実践。

直近でいうと息子の数検に関するサポートと全く一緒です。

ジムバトルは弱点が分かる全統小とか模試みたいな立ち位置でしょうか。

ポケカはテキストや問題集に位置するのが相手の私になるので、私も腕を磨く必要がありましたが。

この、私がやっていたサポート部分を息子が自分でできるように育てることができれば、自分で何でも出来るようになるはず。

途中でそれに気づいたので、「雷デッキについて調べよう」と一緒にググってみたりもしました。

ネイティブ世代ですが、まだ情報リテラシーは甘々なことも分かりました。

ポケカの実力が伸びたことだし、そろそろ数検に本腰を入れなおそうと思っています。

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