※ このブログにはプロモーションが含まれます。

スタサプは中学生になってから使えそう?予想外の結果と1ヶ月半使った感想

算数・数学

この夏休み、小6息子にスタサプを使わせてみました。

夏休みの勉強に使うのはもちろん、中学生になってから使えそうなのかを見るためでもありました。

スタサプが先取りに向いているのは実感したのですが…実際に使った体験を書きます。

スタサプは先取りに向いている

小学6年生の息子が数学Ⅰ・数学Aの先取りをスムーズにできたし、スタサプは先取りに向いていると感じました。

数Ⅰは5周し、数Aは3周だったかで、本人的にほぼ理解できたと調子にのっております。

数学Ⅱは2周したのですが、時間が足りず満足いくほど理解はできませんでしたし、数Bは間に合いませんでした。

夏休みは1ヶ月半しかないし、反抗期息子は毎日遊びまくりだし、致し方ないところではあります。

うちでは中学数学の先取りは家でテキスト+数検の過去問にて終わらせています。

ですが、反抗期息子に数Ⅲとか教えるのはかなり手間だったし、もっと早く始めて中学数学もスタサプに任せれば良かったと思っています。。。

さて。

スタサプは授業に相当する動画の後に問題を解くというシステムです。

ですが、うちでは効率よく先取りするために先に問題を解いて、解けなかった講座のみ動画を視聴するという方法をとりました。

講座を選ぶと動画が表示され、問題を解くには確認テストを手動で選ぶひと手間が必要なのがちょっと面倒くさそうではありました。

動画の内容は私も正弦定理・余弦定理などの動画を一緒に視聴し、小学生でも理解できるくらいとてもわかりやすいと感じました。

ただ、問題数は少ないため、真面目に学ぶなら別に問題集が必要になるでしょう。

問題だけ解くには適さない

問題数は数学Ⅰが250問くらい、数Aが100問くらいでした。

スタサプの公式に「演習1万問解き放題」とありますが、これは中学3年間の全教科をあわせての問題数のようです。

教科ごとの問題数は英語4,200問、数学2,000問、社会2,000問と書かれています。

ちなみに、「小学生向け問題集」は小4から小6まであって、小6の算数の問題数を数えたところ245問でした。

数学の問題数を3で割って1学年あたりの数を出すと666問となりますが…解説に使っている問題全て含めての問題数のでしょう。

問題を解くにはわざわざ動画を手動で飛ばして確認テストという問題部分を選ぶひと手間が必要なことからも、スタサプは動画がメインであって問題はオマケ的な位置にあると分かります。

数学や英語は問題数が厚く見えますが、やっぱり十分な問題数とはいえないでしょう。

更に、問題は適当にやっても正解できてしまう仕組みです。

4択問題だと適当に選んでも25%の確率で当たりますし、間違ったからと適当に別の答えを選べば2回目で50%、3回目で75%、4回選べば必ず100%の確率で正解できます。

数学は数字を入れるためズルできなそうですが、1問ごとに解説と答えが表示されるため、表示された数字を覚えて入れればこれまた理解していなくても正解できます。。。

スタサプはやる気があってズルとかしないタイプの積極的に勉強する子に向いているのでしょうね。

中学に入ってから使えるかは…

定期テスト対策になるとうたっている「厳選予想問題」と「徹底暗記マスター」をやらせてみたかったのですが…

息子がまだ小6だから、どちらも利用できませんでした。

まず、小学生・高校生に関しては教科書対応講座は用意されていません。

そして、中学生専用のアプリで教科書の登録を行うことで「厳選予想問題」と「徹底暗記マスター」が利用できるようなのです。

小6の息子は中学生専用のアプリは入れないし、プロフィール設定に教科書の登録欄も表示されませんでした。

中間試験や期末試験のための講座は、中学生になってからでないと試せないようです。

夏休みの有意義な暇つぶしになった

たっぷり時間のある小学生の夏休みが有意義に過ごせたため、最終的にはスタサプを申し込んで良かったと思っています。

普通の勉強の講座以外にも「未来の教育講座」という視野が広がるタイプの動画も用意されていて。

地球目線で考える「触れる地球」講座とか「イラストで学ぶ!日本史スタディ動画」とかを気に入って、何回も見ていました。

今後学ぶ歴史の助けにもなるでしょう。

あ、もちろん高校数学の先取りに役立ちましたし、息子が数検準2級へ意欲を持ってくれた点も大きいです。

動画を見て思ったのは、難易度が上がってきて授業を1度聞くだけでは理解が難しくなってきた高校生に適しているという点です。

うちでは先取りに使いましたが中学校に行っていなくて教科書が理解できなかったり、中学校に行ってはいるけれど先生の授業が合わなくて理解できなかったりする時に「学校の授業代わり」にも活用しやすいでしょう。

とはいえ、中学生になってから

  • スタサプを利用するか
  • 東進オンラインに戻るか
  • Z会に手を出すか

迷っての今回の利用だったのですが、実際に中学生になってから試さなきゃダメだったのは残念でした。

あ、通信教育だと進研ゼミもありますが、進研ゼミをやった1年間で全統小の偏差値が10下がったので進研ゼミ中学講座は絶対にやらせません(強い決意!

コメント