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英語が苦手な親でもお金をかけず楽に子どものおうち英語をする方法

英語

わが家の小学6年生の息子は、おうち英語8年目の10歳(小4)のときに、塾や英会話教室などに全く通わずに英検3級に合格しました。

2歳から12歳までの10年間のおうち英語にかけた金額はトータルで2万円くらい、英検のテキスト代などを除くと1万円ちょっとです。

おうち英語を始めて5年目の娘も英語の歌を歌ったりできていますが、こちらも1万円ちょっとしかかけていません。

英語育児について調べると潤沢なお金とあふれるほどのやる気でお子さんを導いている方の情報が多く、お金をかけずに楽なおうち英語についての情報はわずかでした。

なので、今回は英語が苦手な私がなるべくお金をかけずに楽にやっているおうち英語についてまとめました。

おうち英語のポイント

10年かけて育児本を読んだり情報を集めたりして分かったおうち英語のポイントはこの3つです。

  • 2,000時間以上英語に触れさせる
  • 日常に取り入れる
  • 大変なことはしない

私が初めておうち英語を知ったのは、ショッピングセンターで「ディズニー英語システム」 (DWE)の無料DVDをもらった時でした。教材だけで100万円弱かかるおうち英語の大御所であり、息子の友達にDWEをやって小学生のうちに英検準1級に合格した子もいる教材です。

そのDWEの説明をはじめ、あちこちの育児本にも英語を学ぶには2,000時間が一般的に必要と書いてあります。

実際の息子の様子を見ても、無理なく英検5級を受けるレベルに達するのに(1日30分~1時間を7年間で)2,000時間くらいかかっています。

2,000間以上英語に触れるには、週1の英会話教室などでは全然時間が足りないので、日常に取り入れる必要があります。

そして、おうち英語で一番大切なのはお金、手間、時間など全てに関して大変なことはしないということだと思います。

英会話教室や英語塾、インターナショナルスクールにオンライン英会話など英語教育の選択肢は山ほどありますが、現実は課金額=能力値ではないし、おうち英語の時点で金銭面で無理するのは良くないでしょう。

まずは2,000時間を目標に、親である私たちも子どもも大変なことは一切せず英語に触れさせるのが大切だと思っています。

英検3級取得後まで10年間でかけた金額は約2万円

息子の10年間のおうち英語にかけた金額は合計19,900円でした。(10円未満は切り上げ)

半分近くが英検関係のテキストなので、英検を受けなければ1万円くらいでおうち英語はできそうです。

おうち英語で一番コスパが良かったのは「ディズニー英語システム無料サンプル」、一番コスパが悪かったのは「Oxford University Press Reading Tree Stage 1 (以下オックスフォードリーディングツリー)」です。

初めの1年くらいは無料で貰った「ディズニー英語システム」 のDVDを見せまくりました。

無料だとは思えないほど内容が充実していて、本物を買っちゃおうかな?と思うくらい飽きることなく何度も何度も繰り返し見ていました。

流石に100万円の教材には手が出ませんでしたが、歌を覚えてよく歌っていました。

逆に、おうち英語に使ったお金の中で唯一買わなければ良かったと思ったのは英語多読用のオックスフォードリーディングツリーです。

多読には少なすぎの5冊セットで3,500円もしたのに、すぐに嫌がるようになり、本当に残念でした。

5歳娘のおうち英語の金額は約1万円

おうち英語をしている娘にかかった金額も載せておきます。

初めに手に入れたのはやっぱり「ディズニー英語システム」 (DWE)の無料サンプルDVDです。これですね。

うちでは正規品を購入するか迷いに迷って、中古に落ち着きました。

年齢が上がるにつれて息子がおうち英語に使っていたアイテム類の代わりになる、よりグレードアップしたものを少しずつ買い足しています。

合計で10,900円なので、娘のおうち英語5年間で約1万円かけています。

飽きたら昔見ていたDVDに戻すというサイクルにして、これ以上は買わないつもりです。

具体的にやったこと

わが家のおうち英語は3段階に分かれています。

息子が2歳から9歳(小3)までの7年間、2,000時間近く英語に親しむための第1段階

  • 英語の歌のかけ流し
  • テレビや動画を英語で見せる

9歳(小3)から10歳(小4)小学校中学年で英検を取得するための第2段階

  • 英語のアルファベットを学ぶ
  • 英検頻出の文章を知る

英検3級に合格した後、英語力キープのための第3段階

  • 英語多読
  • 英語の単語を覚える

一般的にいわれるおうち英語は英語に親しむための第1段階を指すと思うので、幼少時のおうち英語を主に書きます。

英語の歌のかけ流し

英語の歌のかけながしは聞き取りやすいきちんとした英語なら何を聞かせても構わないので、手持ちの英語の歌を流せばお金がかかりません。

息子が小さい頃はビートルズとかをかけていました。

でも、最近は中古の使いやすいCDが多く出回っているため、娘にはDWEのシングアロングというかけ流し用のCDを中古で買って聞かせています。

流石、おうち英語大御所DWEの歌なだけあって、「Who took the peanuts」や「Which way」などいくつもの歌を1週間とかからず歌えるようになりました。

中古の値段は時価なので…今はちょっと上がっているようですが、それでも正規品100万円弱に比べれば全然安いですね。

英語の歌をYouTube musicで流すのもおすすめです。

例えば娘が好きな「アナと雪の女王」の英語の歌「Let It Go」などは公式から広告なしで聞けます。

うちでは子どもがサビの部分を覚えて英語で歌い出すほど、何十回と流していました。

テレビや動画を英語で見せる

息子が「ディズニー英語システム」 の無料のDVDだけだと飽きてきた頃に、5枚セットの英語の歌のDVDを買って見せ始めました。

すごく素朴な動画ですが、喜んで見ていました。5枚あるので、それほど飽きずに娘も喜んで見ていました。

まだ売っているようですね。

ただ、このDVDは基本的に動詞が「knew」「ruled」とか過去形です。例えば⇒Six little ducksの歌詞と和訳

今は英語圏のアニメや動画もたくさんあるため、このDVDの代わりに中古で手に入れたDWEのDVDを使っていました。

1年くらいでDWEのDVDに飽きたので、たのしい英語の歌のDVDに戻そうかと思ったのですが、娘が「アナと雪の女王」にハマりました。

しばらくはYouTubeで歌を繰り返し流していましたが、「アナと雪の女王」はアメリカで公開された映画で英語版が簡単に手に入るのでDVDを買いました。

日本語で数回、英語で数十回は観ました。私も覚えるほど繰り返し観ました。。。

娘は寝起きが悪いのですが「Wake up! Wake up!(アナ役の私)」「Go back to sleep.(エルサ役の娘)」とかアナ雪ごっこで起こすとすぐ起きてくれます。

アナ雪だと本編は買う必要がありますが、今は英語圏のアニメがたくさん無料で見られる時代です。

カナダ発の「パウ・パトロール」、イギリス発のアニメ「きかんしゃトーマス」、教育アニメの「ベビーバス」、オランダ生まれのクレイアニメ「ミッフィー」など挙げればキリがないほどです。

でも、全てがおうち英語におすすめとはいえません。

YouTubeの「パウ・パトロール」など、いくつかの動画のハイライトを集めている展開の早いものはおうち英語には向かないと思います。

「パウ・パトロール」は毎週TVで放送されているのを録画して、言語を日本語から英語に切り替えてみる方がおすすめです。

日本人が聞き取りやすい英語だし、牛(cow)の代わりにマナティ(sea cow)が来た、次は「どんな種類の牛かしら?(What kind of cow?)」など、話も分かりやすく楽しみやすいでしょう。←息子がウケてました

子どもが1人で小さかった頃はニュースを英語で流したりもしていました。が、日本語に変えて!と息子に言われるようになってからはニュースは日本語で見ています。⇒タダで簡単に子供の耳を英語に慣れさせる裏ワザ

2,000時間近くなったら英検

英語の絵本の多読も早くから取り入れると良いらしいですが、子どもが日本を覚える時も、聞いて、話して、それから文字を読んで書く…ですよね。

真面目に絵本の多読のための英語の本を揃えようとしたらかなりお金がかかるし、(私はオックスフォードリーディングツリーでこりました)後回しで十分だと思います。

一緒に読もうと誘い、英語の発音と文字をリンクさせるために親が読んであげて…「英語が苦手な親が楽に」するおうち英語には、紙の英語の多読はハードルが高いです。

息子は英検3級まで合格した後の英語力キープのために英語の多読を取り入れています。

紙の本の方が良さそうだとは思いますが、費用がバカにならないため、うちではタブレットで英語の本を読ませています。⇒英語多読のラズプラスを共同購入した体験談と失敗したこと

音声が出るので親が読み聞かせる必要はないし、5歳になった娘もたまにタブレットで英語の多読をさせてみています。

そういえば、息子が英検5級から英検3級までお世話になったこのテキスト、2歳頃の娘が絵本だと思ったようで読み聞かせをかなりねだられました。

このテキスト、英語を教えるためではなく、あくまで英語の絵本を読む感覚で取り入れるのもアリだと思います。

おうち英語は何歳から?

わが家は息子が2歳の時にショッピングセンターで「ディズニー英語システム」 の無料DVDを貰ったのがきっかけでおうち英語を始めました。

2歳からでは遅いという考え方もあるようですが、2歳から始めた息子は小4の10歳で英検3級に合格していますし、2歳で遅いということはないでしょう。

というか、トータル「2,000時間」のおうち英語時間がとれさえすればいいので、何歳からでも遅すぎることは無いです。

この年齢からでは遅すぎる!という年齢があるのなら、大人が英語を学ぶのはムダということになってしまいますし。

実際は大人になってから新しい言語を学んでモノにしている人がたくさんいることからも、何歳から始めても遅過ぎはしないことが分かります。

ただ、大きくなってから始めると「2,000時間」に達するまでの1日あたりの英語時間が増えるため、おうち英語を始めようと思った今、この時から始めるのがもっとも楽におうち英語できるタイミングといえます。

無料なのに凄く良かったので、「ディズニー英語システム」のDVDはおうち英語を始める前に手に入れるのがおすすめです。

どのくらいのレベルまでいけるか

私は「英語が苦手な親でもお金をかけず楽に」おうち英語でいけるレベルは英検3級までだと思っています。

英検3級までは問題集を解いたり文法を学んだりすることなく合格できました。

でも、英検準2級からは文法などお勉強らしいことが必要になりますし、解く方法を学んで、長い時間問題集を解くのは「お金をかけず楽に」おうち英語の域を超えてしまいます。

準2級になると英単語に難しいものが増え、ライティングも2問になり、「英語が苦手な親」である私は英検の勉強をみてあげるのが難しくなってきています。英検3級は翻訳ソフトとかでなんとかいけましたが…。⇒英語が苦手な母でも小学生の英検3級ライティング対策はできた!

小6あるいは中学生のうちに英検3級を目指す塾や英語教室も多くありますし、英検3級レベルまでできれば子どものおうち英語は十分だと思います。

おうち英語が終わった後

おうち英語が終わった後…というか、おうち英語に終わりはないです。

というのも、英語は使わなくなると忘れてしまうからです。

英語がある程度身についたからとスッパリおうち英語をやめるのはもったいないと思います。

なので、うちではまだ受検するつもりはありませんが、英検準2級に向けて英単語を1日2~3分、100単語くらい目を通しています。

あとは毎日英語多読の本を1話読み、たまに英語のDVDやアニメを見るほか、思い出した時には英語の歌のかけ流しもしています。

ここまでつらつらと書いてきましたが、この内容が英語が苦手な方であってもお金をかけず楽におうち英語を取り入れる助けになったら嬉しいです。

初めての英検についてもよろしければどうぞ。

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