今のお稽古事のツートップは、昔と変わらずスイミングとピアノ。どちらも東大生が子供の頃に習っていたとかで少し前も注目を浴びていました。
指と目と耳を一緒に使うのがポイントで、音感だけでなく情操教育にも役立つとのこと。
とはいっても私はわざわざピアノを習わせるほど教育熱心ではありません。
本人がやりたいものを習わせるならまだしも、幼児教育で詰め込ませるのはためらってしまいます。
ところが・・・。
4歳の息子がひとりでにピアノを弾き始めたのです。
凄くびっくりしました。
なんで弾けるようになったのか
親バカな私としてはうちの子供は天才だ!とかおかしなことが頭の片隅に浮かびましたが、実際はそんなわけありません。
うちには子供が1歳頃からお気に入りの、ピアノのおもちゃがあります。
ピアノの鍵盤には赤でド、橙でレ、黄緑でミ…のようにシールが貼ってあります。
そして開くと楽譜付きの冊子になっています。楽譜の片側は絵と歌詞です。
楽譜部分の下に、ドレミファミレドみたいにカナがふってあって、それがピアノの鍵盤に貼ってあるシールと同じ色なのです。
楽譜を見てシールの色を見て、順番に押しているようです。
カワイイけど子供だましな感じだなって思ってたのですが、ちゃんと意味があったのですね。
色々な使い方で遊び倒した
もちろん買った当初は勝手に弾けるようになるなんて期待していませんでした。
音楽に親しむのもいいかなぁってくらいで。
鍵盤の上部分にボタンがこんな風に15個ついていて、初めは聞きたい曲を押して楽しんでいました。
そのうち、曲を鳴らすボタンと楽譜や歌詞のページのタイトル横のボタンの絵が同じことに気づいて、めくって歌詞のページを探す遊びをするようになり。
幼稚園に上がる前には曲の速さを調整して一緒に歌いはじめました。
鳴らせる曲は15曲なのですが、楽譜部分はもっと数があります。
楽譜だけのページの存在に気づいてからは「弾いて弾いてー」というようになり、私が弾くのに合わせて歌って…などとやる事が進んでいました。
そして、最近ついに一人で弾き始めたわけです。
ピアノを習わせるより断然お得
4歳過ぎてからなんとなーく1人で弾き始め、3ヶ月も過ぎるころには徐々に曲っぽくなってきています。
リビング常駐のおもちゃでほぼ毎日取り出して使っているので、もしかしてピアノを習わせるのに近い効果があるんじゃないかと思っているところです。
4歳ではピアノを習わせるには早いこともあり、お稽古ごとでも集中力を高める塗り絵だとかお歌だとかも多く、ピアノ自体は触ってみる程度のところもあるみたいです。
そういった習い事に比べて、このおもちゃならピアノのお稽古を上回る効果じゃない?
凄くコスパも良いし。
ピアノは何でもアリなくらいいいみたいですね。
音と言語を司る脳の領域が近いから脳の発達に良くて、英語も習得しやすくなるとか、運動神経まで発達しやすいとか、ホントか!?と思うくらい。
親が家でピアノを教える?
好きに弾かせるだけでなくて、そのうち教えた方がいいのかなぁ?
実は私は親からピアノを習いました。
型番とかはわからないのですが、家にあったのはこんな感じのヤマハのピアノでした。
最近は電子ピアノが流行っているので、なんだかこの形が懐かしいです。
まだピアノで遊んでいる段階なので実際に教えるかどうかはさておき。
- 息子はまだ4歳なので従順
- 私は最低限ならピアノが弾ける
- 家庭教師・新人研修講師・専門学校非常勤講師を経て私の指導力はある方だと思う
コーチは必ずしも最高のプレイヤーである必要は無いので、私の実力でもしばらくは教えられるんじゃないかな?と思っているところです。
もし教えるとしても息子がピアノを嫌にならないように、ガッツリはしないつもりです。
おもちゃを紹介しておきます。今回初めて知った正式な名称。
名前は「ポカポカフレンズのおんがくえほん」でした。
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