TVつながりで「ウソだと思うなら、やってみな。」シリーズをやってみた時の感想などを書きます。
「ウソだと思うなら、やってみな。」というのは、子供が大好きなNHKの番組のピタゴラスイッチ中の1コーナーです。今のところその5まであります。
どれも面白い内容で家で遊べるので、見るついでに冬休みの暇つぶしにもおすすめです。
その1 タマゴと しお の はなし
卵が池に落ちたところ、塩の親方が飛び込んだら卵が浮いてきて助かったというお話です。
使ったもの
- 水が500ml位はいる容器
- 水400ml
- 卵Mサイズ1個
- 塩50gくらい
- スプーン
- お箸
やってみた感じ
水が多くても少なくてもやりにくいかと思い、500ml位の容器を用意しました。
水を400mlくらい入れてスプーンで塩をざっぱざっぱ入れてお箸で混ぜていきます。子供だけでは溶けきるまで混ぜるのが大変で、少し手伝いました。
「まだ浮かないねー」という会話を何度も繰り返しながら溶かしていきます。
塩をたくさん使うらしいので、普段使いの塩ではなく1kgのトップバリューの安い塩を買って試しました。
急にぽっかり浮くわけではなく、すこーし混ぜる水流の勢いで浮き始め、浮いたり沈んだりを繰り返し…ゆっくり浮く…という感じです。
塩が40g位ではまだ浮かず、50g時点で浮きました。濃度=食塩の重さ÷溶液の重さなので、大体11%位の濃度の食塩水で卵は浮く計算です。
たまにやりたいと言われて何度かやっていますが、1kgの塩を買っちゃったのでまだまだ余っています。
その2 まつぼっくり の マツゴロー
お風呂が好きなまつぼっくり。お風呂に入るとほっそりして、でも翌日にはまたふっくらするよってお話です。
使ったもの
- 松ぼっくり
- 小ビン
松ぼっくりを探すのに手間取りました。TVを見た時に秋になったらやろうねと言っていて、秋になって近くの公園を巡って探すも…松の木が無くって。
海岸なら防砂林とかで植わっているのでしょうが、関東は公園に針葉樹が無いのですね。夫の会社の駐車場に休日に出かけて、2人で松ぼっくりを拾ってきてもらいました。
やってみた感じ
瓶に松ぼっくりを入れて水を注ぎます。
すると、見る見るうちに松ぼっくりが閉じていきます。あっという間に目の前でシュッとした松ぼっくりが出来上がりました!
昔、外に落ちていて何だろうと思っていたシュッとした細長いものは、松ぼっくりだったのですね!!!知らなかった!
松ぼっくりが開くまでには時間がかかるぞとTVで言っていた通り、開くのには時間がかかりました。1日外に放置していたらほぼ開きましたが、完全に開ききるまでには2日ほどかかりました。
その3 とびこみだいのあじつけのり
コップに水を張っておいて、味付けのりが入ると身体が消えたってお話です。
使ったもの
- 広口のコップ
- かつお節パック(うちは味付けのりを買っていないため)
やってみた感じ
水を注いだコップにかつお節パックを入れると確かに消えて見えます。消えるというのとは厳密には違くて、鏡面みたいに見えている感じです。
ノリの方が黒いから中身が消えたインパクトはあるかな?
どうして消えたのかと、子供は上下左右から見て…「あれ?消えてないよ?」と言い出しました。確かに、消えるのは水面の斜め上から見た場合のみ。水をぎりぎりまで入れて水面と平行に近い位置から見るとうっすら見えてきます。
これは、水の屈折率の関係かな。なんで見えなくなるのかは聞かれなかったので、詳しくは調べませんでした。
ちなみに横から見ると、全部がはっきり見えてしまいます。
その4 こおりのおしろ けんせつちゅう
氷をクレーンで引き上げようと苦労していたら、塩の親方がパラパラ塩を振って、10秒数えたら持ち上げられたというお話です。
使ったもの
- 小さめブロックの氷
- 塩ほんの少し
- 糸
やってみた感じ
初めて試したのは夏でした。
氷に糸をたらして、塩を振って10秒数えたら…確かに糸に氷がくっついて上がりました!!
が。
冬休みに入ってから試したら、うまくくっついてくれませんでした。
塩の量を増やしたり、糸を変えたりしてもうまくいきません。
仕組みはたぶん…氷を室温に出したことで氷の表面が少し溶けて糸がその水を吸い、そこに塩をかけることで溶解熱によって温度が下がる。糸と氷の間の水が凍ってくっつくから、持ち上がるようになる、だと思います。
冬にうまくいかないのは、一番初めの氷の表面が溶けるまでに時間がかかるからではないかな?と思います。氷が少し溶けるまで待ってから試したらうまくいきました。
氷は冷たいし、夏に向くお遊びかもしれません。
その5 コップのこども なまえをれんしゅう
カタカナでコップという文字を練習していたら「プ」の字を左右反対に書いてしまったけれど、コップの向こうに紙を置いて水を入れたら左右正しく見えたよというお話。
使ったもの
- 丸いガラスコップ
- メモ用紙
- ペン
- 洗濯ばさみ
- 水差し
やってみた感じ
紙にコップという文字を書いてもらい、洗濯ばさみで下の端をとめて立てておきます。手前にコップを置いて…水をそそぐと…
うまく文字が見えませんでした。
紙の位置を変え、文字の大きさを小さめに書いてもらい、見る顔の位置を少しずつ変えて。4回目だったか5回目だったかに、成功しました。
今までの「ウソだと思うなら、やってみな。」シリーズで一番難しかった気がします。
子供は左右逆に良く書くこともあり、成功した時もピンときていませんでした。「プ」の〇が左から右に移ってない?と聞いたら、やっとわかってもらえました。
もう少しカタカナをしっかり覚えてからの方がよかったかな?
子供がいるって楽しい
この「ウソだと思うなら、やってみな。」シリーズ、子供がやってみたい!と言わなければやってみることは無かったと思います。見ること自体もなかったでしょう。
大人になっても、世の中はまだまだ知らないことでいっぱなことに気づきました。
色々なことを子供と一緒にして過ごすことで、自分も子供時代の良い部分をもう一回なぞっている気がするというか…子供がいて人生が楽しいな、面白いなと思いました。
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