ちょっとした切っ掛けを与えたら子供が国語辞典を欲しがったので、少し前に『どらえもん国語辞典』を買いました。頻繁にひきまくって、購入から3ヶ月経たった今でもそれなりに出番があります。
私が購入したタイミング、この辞書を選んだ理由、実際にどんな感じに使っているか、などを書きます。
国語辞典を買ったタイミング
何もせずにいきなり国語辞典を幼稚園児が欲しがることってありませんよね。
うちでは子供が構ってるのに「かまってよ~」って言ったときに、辞書を持ってきて引いてみました。国語辞典に興味を持った時の詳しいブログ→子供に辞書を見せたら…スゴイ反応だった
大人用の『三省堂国語辞典』の小型版は子供には少し使いづらく、子供用だったらもっと見やすいんだけどねぇ…と言ったら、子供用の国語辞典に興味を持ったみたい。
○○ってどういう意味?って聞かれたときとかにそのまま普通の辞書をひきつつ、本人が子供用を欲しがること1ヶ月くらい。
本気で欲しそうなので購入に踏み切りました。
どらえもん国語辞典を選んだ理由
ネットで下調べはしていきましたが、小学生低学年に買うには~とかのサイトが多めですね。うちはまだ幼稚園児だし、実際に使う子供が手に取って、欲しがったものを買うのが一番かと、最終的には子供に選ばせました。
とはいえ、すぐに役に立たない辞書を買うつもりはありません。
全てにふりがなが振ってあるとか、文字が多くて読みやすいとかいうのはもちろん、収納語彙が多めなものを選びます。
収録語数の目安は本に載っていた内容を参考に15,000語以上としました。
夫とともに実際に手に取って、何冊かピックアップ。その間、息子には椅子に座って絵本を読んでもらいました。最近の大型書店は読む用に子供用机と椅子まであって使いやすいですね。
そして、以下の3冊の中から選ばせました。
息子は、見た目で上の二つを手に取りました。
そこで、実際に子供と一緒にひいてみます。
息子「だっこを調べる!」
だがしかし!『ドラえもん はじめての国語辞典』にも『新レインボー はじめて国語辞典 ミッキー&ミニー版』にも「だっこ」という単語は載っていませんでした orz
続いては「おんぶ」をひいたところ、両方とも載っていました。そして、ひく間にあちらこちらに目を向け、興味津々で読んでいた「ドラえもん はじめての国語辞典」に決定です。
息子自らレジに意気揚々と持っていきました。
こんな感じに使っています
帰ってすぐから辞書をひこうとします。
カバーは外しておくことにして、リビングの子供専用本棚、図鑑の横を定位置に決めました。カバー外すのは必須です→小学館の図鑑NEO花で失敗した対応とおすすめの使い方
しかし、ここからが困りました。
息子「おかーさーん!何調べる!?」
子供が興味ありそうな単語を考えて、一緒にひきます。調べた単語が載っているだけで楽しいみたいです。「あったー!見てみて!ここだよ!」とか声をあげます。
見つけたら私が音読します。ひらがなは全部読めるはずですが…文章は読めないっぽい!?一字ずつ音読させてみても、何が書いてあるか理解できないみたいです。
そして、意味を音読後は、すかさず「次は何調べる!?」これが延々と続くのです。
私の語彙力の無さが哀しい。
だんだんと調べることが無くなってしまいます。子供用だから、難しい単語は載っていないし。載っていないときは、すぐさま大人用の辞書を出しますが、そんなことが続いたら子供のやる気は削がれてしまうでしょう。
そんな時に『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』という本が役に立ちました。どちらかというと辞書に興味を持たせるためのテクニックがたくさん載っている本でしたが、「家の中にあるものをひかせる」「その日の夕食に関連すること、食材などをひかせる」とか、今の私に役立つ具体的な指示があったのです。
見回せば家の中にはモノがたくさんあります。テレビ、イス、テーブル、電気etc.なぜ調べるものが思いつかないのかと思うほどヒントがいっぱいでした。
色々な気づきがある
『三省堂国語辞典』の小型版に載っていないのに、『どらえもん国語辞典』に載っている単語ってあると思いますか?
あるのです。子供が見つけました。
それは「どらえもん」です。
子供が言い始めてびっくりしました。ちなみに、のび太君とかはありませんでした。
辞書を与えた時には文字は読めても文章は読めなかったのに、最近は短ければ文章の意味を理解できるようになりました。意味の部分の音読も、たどたどしいながらそれっぽくなってきました。
『どらえもん国語辞典』おすすめです。
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