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幼児用ドリルを使って5歳児を勉強好きにさせた方法

幼稚園児のドリルやワーク

うちの息子は幼稚園年中さんにして、お勉強の楽しさに目覚めたようです。

親は一切お勉強を勧めていませんが、既に10冊のドリルを解いています。「お勉強、楽しい!」って勝手にやるのです。

5歳の子供が勉強好きになるまでに私がした環境作りや用意したもの、対応などをまとめました。

幼児に勉強は早い?

我が家は小学校受験は考えていないため、実は5歳の子供に真面目に勉強させるのは早いと思っていました。

でも、育児本を読むと臨界期や敏感期(本によって名称は色々ですね)がいつ来るかは子供によって異なると書いてあるし…学習意欲をわざわざ妨げて時期を逃すことはないと思い、環境を整え協力しました。

ご飯や寝る時間も惜しむ勢いでドリルを解いていた息子に「なんでそんなにお勉強してるの?」と聞いてみたところ「楽しいから!」との返事が返ってきます。

多分この子には勉強が適した時期なのだろうと思います。

勉強のサポート

書き出してみると大したことはなさそうですが…。勉強をするのに用意したもの、家での環境、対応について書きます。

準備したもの

  • 楽しんでできる幼児用ドリル
  • 子供用の鉛筆と消しゴム
  • 鉛筆削り

楽しんでできる幼児用ドリル

ドリルは子供と一緒に本屋で選んでいます。⇒お勉強ブームが到来した我が家のドリルの選び方

おもちゃやお菓子などは欲しがっても即買いしませんが、ドリルだけは1冊終わって欲しがったらすぐに買ってあげます。解き終わった直後に「次のお勉強買いに行きたい!」と言われます。

子供用の鉛筆と消しゴム

消しゴムは家にあった普通のMONOを子供用としました。

普通のHBの鉛筆は色が薄いため力を入れて芯を折りまくり、丸形のカワイイ鉛筆は転がって行くのが面倒そうだったので、鉛筆は子供用の三角鉛筆を用意しました。

我が家で使っているのは100均の「さんかく鉛筆」です。セリアでは3本入り、ダイソーでは4本入りを売っていました。どちらでも使いやすさは変わらないようです。こういうのです。

子供が簡単に正しい持ち方ができて使いやすい点がお気に入りです。

鉛筆削り

鉛筆削りも初めは100均のを使っていましたが、削りにくそうなのでちゃんとした大きなのを一緒に選んで買いました。削りすぎストッパーとかついていて便利です。

「その○○、使いにくそうだねぇ。もっと使いやすい○○を今度買おうか?」と聞いて、欲しい!と言われてから買いに行っています。

家庭での環境づくり

  • 綺麗なリビングのテーブル
  • やりたい気持ちを尊重する
  • 出来る限り対応する

綺麗なリビングのテーブル

子供はたった1冊のドリルをするのに、机の上を隅から隅まで使います。

ナナメにしたり、タテにしたり、シール類を広げたり。一応ミニマリストの端くれとして、うちのリビングには何も置いていません。それがいいみたいです。

やりたい気持ちを尊重

私からやるように促すことは一切ありせん

本人が欲しがって買ってもらったものなので、息子がやりたいときに、やりたいだけやります。

出来る限り対応する

1ページ、あるいは1問終わるたびに「おかーさーん!みてー!」と言われます。なるべく横か前に座って見るようにしていますが、無理はしません。

家事終了後に貯めこんでいた分全部に目を通し、ページいっぱいに花丸をかくこともあります。

ドリルがほぼ終わったら、飛ばしていたところを一緒に解いていきます。面白くなくて飛ばしていたところも、シールを貼るためにやります。分からないところは、一緒に考えて書きます。

全部終わって、全ページを私が確認したら、付属の表彰状を書いて、読み上げて渡します

勉強中のやりとり

  • あまり教えない
  • 褒める
  • 脱線しても注意しない

あまり教えない

子供が勉強しているところを見ると…書き順が違かったりして、すっごく口を出したくなりますが、注意は一日1回くらいまでにしています。

今はまだ正しさを教えることより、楽しみを邪魔しないようにしています。正しい書き順は絵本で身に着けたいと思っています⇒もじの絵本

子供が分からない問題もすぐには教えず、なるべく自分で考えるように促しています。

褒める

凄い!と思ったら「すごいね!」早いなー!と思ったら「はやいね!」など、子どもがやっていることを認める系の褒め言葉は思ったらすぐに伝えています。

おだてにならないように、気を付けています。

脱線しても注意しない

勉強中に鉛筆削りの構造を調べるのに夢中になったりしても、黙ってやらせておきます。

おしゃべりに発展しすぎた場合は「そろそろお勉強終わりにしようか?」とかは言いますが、勉強を促す系の言葉は一切言いません。

楽しいと言い出したのは5歳になってから

最初のドリル購入は2歳の時でした。「子供にお菓子とかおもちゃは買わないでね」と言って夫に子供と2人でお出かけしてもらった時に買ってきたものです。

それが、ちょうど5歳になるくらいの頃からお勉強ブームがやってきて、既に10冊です。

楽しいドリルは、ご飯すら「あとでー」と言い、もう寝よう?と言っても「お勉強もう少ししてからー」と言われるほどです。⇒子供が熱中した幼児用ドリル・ワーク2冊

大したことはやっていないようにも見えますが、この方法でうちの息子は勉強が好きになりました。幼児の勉強は無理な働きかけはせず、一緒に選んで様子を見るくらいがいいと思っています。アドラーの勇気づけってこんな感じなのかな。

ドリルの特徴も出版社ごとにまとめたので、よろしければどうぞ⇒幼児用ドリル・ワークを出版社ごとに比較してみた

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