※ このブログにはプロモーションが含まれます。

ちょっと怖かった。お母さんはそんなに頑張らなくていいと思う

ゆるいしつけ

先日公園に行ったときに、強く思ったので書いてみます。

アドラー流子育ての本を読むと、そんなに頑張らず、子どもにかかりっきりにならなくて構わない的な言葉も書いてあります。私はアドラー流がいいと思っているため、こう思うのかもしれませんが…

ほんと、お母さんはそんなに頑張らなくていいと思うのです。

公園での出来事

アスレチックのある総合公園に行ったときのことです。

寒いからか親子連れは3組ほどと少なく、空気も澄んでいるので、他の親子連れの声も響いていました。

アスレチックをしている親子

「ほら!これやりなさい!」

見ると、シックなお母さまが大きな声でアスレチックを促していました。

「なんでそんな簡単なのばっかりなの!これなら怖くないでしょ!」

離れた所で丸太を渡る遊具をやっている男の子。お母さまに怒られて、こっちに来ます。丁度息子が使っているネット状の遊具でした。

「こんな小さな子(うちの息子をさして)もできてるよ!しっかりしなさい!」

身長はうちの方が大きそうだけれど…軽く挨拶して聞いてみたら同じ年中さんだそう。

「そっちに足かけて!あんたの方が横は大きいでしょ!恥ずかしくないの!?」

えぇぇ…?太さは運動に関係なくない?引き合いに出してその子をけなされるのが忍びなく、息子を促して少し離れたところにある大きい滑り台に移りました。

大きな滑り台が怖いらしい

シューっと息子が滑っていたら、再び親子に遭遇。

その子は、どうやら滑り台が怖いらしいのです。分かりますよ。ここの滑り台けっこう急だし、私も初めて滑った時は怖かったもの

「登りなさい!1回でいいから!やりなさい!」と急かして、登ってきます。私は滑り台の滑り口の前で息子を見ているので、目の前です。男の子、半泣きだよ…。

息子が男の子に「滑り台、楽しいよー!」と言って、お先にシューッ

いやぁぁぁ!お母さまに要らない油を注ぐー!男の子を励ましてるのかもしれないけど、幼稚園ではいいことかもしれないけど、今は逆効果だから!!!やめて!やめたげてっ!

「滑りなさい!」とお母さまが無理やり押して…男の子は滑り落ちて、着地を失敗して砂まみれで大泣きです。すべりだいの上から「ほら!滑れたでしょう!」と仁王立ちのお母さま。

まぁ、1回って言ってたし、禊が済んで良かったと思っていたら。再び親子連れが近づいてきます。見ると、お母さまが大声で泣き叫ぶ男の子を引きずっています。

男の子が振り切ろうとしたら・・・

バシッ!バシッ!バシッ!

大きく手をふり上げたお母さまが怒鳴りながら男の子をたたき始めました

えぇぇぇぇぇ!?約束通り1回滑ったじゃん!殴らないでよ!って思ったのですが、私が何を言っても逆効果でしょう。むしろ、ヒートアップさせてしまう気がします。

いたたまれず、走り上ってきた息子に場所移動を提案。さっきアスレチックも切り上げさせられたし、不満そうで抵抗がありましたが…半泣きのお母さん(私)を見て、移動に応じてくれました。

スパルタなお母さまの気持ちもわかる

この寒い中、公園に来るだけでも大変です。折角来たんだからめいっぱい身体動かしてほしいよね。

それに、叫んでる内容も聞いてるし、お母さまは頑張ってるだけってことが分かるのです。

男の子なんだから、強くなって欲しい、滑り台くらい怖気づかない子になって欲しい、何にでも挑戦して欲しい、成長にいいアスレチックで思いっきり遊んで欲しい。

でも、でもさ。

なんかおかしくない?頑張りすぎて、本質が見えてなくない?

そんなに頑張らなくていいと思う

アドラーの「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることは できない。」って言葉がありますが、頑張りすぎたお母さまは「馬を水辺に連れて行って、頭を水に突っ込ませて、飲まなければムチでたたく。」みたいな感じじゃない?

飲ませた方がよくても、そこまでして飲ませるのは親の役目じゃないのではない?

お母さんはそこまで頑張らなくていいんじゃないかと思う。もっと、力を抜いていいんだと思う。そうしたら、お母さんも、子どもも、ラクだと思うのです。

今回は公園の遊具だったけれど、他所の親子連れだったけれど。頑張りすぎると、どこの頑張るお母さんでも同じようなことって起きる可能性はある気がします。初めは子どものためを思ってやっていたけれど…的な。

例えばうちも、折り紙が苦手だったり、まだおはしがちゃんと使えなかったり…気になることはあります。

最近、アドラー本はたしかに子育てが楽になる気がしてきました。アドラー的にタスクの分離をして、教えてほしかったら言ってね程度に済ませれば、頑張りすぎちゃわないと思うから。

完璧を求めず、頑張りすぎず、子育てしたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました