つわりにかまけている間に、子供が幼稚園児ではなくなりました。
忘れないうちに幼稚園最後の頃の思い出を書いておきます。
私は欠席した最後の保護者参観と保護者会
つわりでほとんど起き上がれない時に、最後の保護者参観と保護者会がありました。
純粋に子供共々欠席にしようかと思ったのですが、息子は発表物を作って展示する最後の保護者参観にはどうしても来てほしいとのこと。卒園式や謝恩会について話のある保護者会も参加しないわけにはいきません。
ということで、夫に仕事を休んで行ってもらいました。
息子は凄いハイテンションでした。
展示物は当日持ち帰ってきたので、チラリと私も見ました。
私は欠席した謝恩会(お別れ会)
こちらも、子供共々欠席…とはいかず、代理で夫に行ってもらいました。
クラスによってはお母様方のダンスとか大変な出し物もあると聞いていましたが、幸いうちのクラスはそういうものはなく。
卒業対策委員の方々のおかげで、事前の先生へのメッセージカードの他は何も用意することなく参加できました。
30分前から飾り付けとあったので40分前に行ってもらったところ…既に大多数のお母様方はいらしていて、飾り付けの真っ最中だったとのこと。アウェー感満載で、所在無く端っこにいたとのことでした。
何をお手伝いしたらいいですか?くらい聞いたら…とも思いましたが、ほぼお母様方だったらしいし、肩身が狭かっただろうし、仕方ないかな。
大盛り上がりだったらしく、先生や女の子、お母様方、一部の男の子は泣いていたとのことでした。
なんとか参加できた卒業式
前日までほぼ布団の中で過ごし、体力を温存してなんとか卒業式には参列してきました。
例年通り市民ホールを貸し切って行われ、座席数はけっこうあったのに満席でした。
幸い私の割り当てが最後列の端っこだったため、ぎりぎりまで人が少ない所で休んで、直前に滑り込みました。
見ていると、ちょこちょこと、躾の差や場数の差を感じます。
卒業証書授与で躾の差を感じた
卒業証書授与は一人一人壇上に上がって行われます。
幼稚園児らしいかわいらしいお辞儀の子もいるのですが、背筋をピンと伸ばして大人顔負けのちゃんとしたお辞儀をする子もいます。
先生方が名前と共に一言告げるとき「指揮者の姿が素敵でした」「キーボードの練習頑張っていたね」みたいに言っていた子は、ほぼ綺麗なお辞儀でした。
運動会でほんの数人の前に出て行うような役割に抜擢されるのは、元々がしっかりした子であり…躾も行き届いている子なのでしょう。ピアノの発表会とかでお辞儀をしなれてるのかな。
うちの息子は可もなく不可もなく。お辞儀の練習なんて家でさせたこと無かったなぁ。
保護者代表も差があった
PTA会長のお話しや保護者の謝辞なども、差がありました。
どちらも泣いているのに、なぜか片方はなんか汚い感じがして、片方は涙を誘う感じだったのです。
なんでか家で考えてみたところ、違いに気づきました。
汚い感じがする方は、鼻をすする泣き方でした。
「子供たちは…ずずっ…こんなにも…ずずずっ…大きくなり…ずずっ」みたいな感じ。
一方、涙を誘う感じがする方は、声を詰まらせる泣き方でした。
「先生方には…大変っ…お世話になり…っ」みたいな。
なんだか感心してしまいました。
無事に幼稚園が終了してホッとした
私はあまり感動するタイプではないからか、寂しいとかは思わず、無事に幼稚園行事が全て終わったことにホッとしています。
息子も幼稚園とのお別れが寂しいと言うよりは「小学校楽しみ!」という感じです。というか、担任の先生が体育会系で怖かったからか、ずっと「幼稚園行きたくない」って言っていたし。
なぜか卒業式後だけは「幼稚園が終わって寂しい(棒読み)」とか言っていましたが。空気を読んだのかな?
一昨日も夜中泣いていたので起こしたら、元担任の先生に怒られた夢を見ていたとのこと。もう卒業して一週間以上経っているのに。
こうして、息子の幼稚園生活は幕を閉じました。
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