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小3の英検5級は『小学生のためのはじめての英検5級』1冊で合格

英語

ちょっと前に、小3の息子が英検5級に合格しました。

うちは英語教室などに通ったことはなく、英検のテキスト1冊だけの自宅学習です。

アルファベットが正しく読めない状態からの開始でした。

勉強らしい勉強が嫌いな息子が、嫌がらずに英検5級に合格するまでにしたコトを書きます。

勉強期間は半年

英検5級は年に3回あり、試験日のおよそ1~3ヶ月前に申し込みます。

例えば、直近のテスト2022年度・第1回検定は試験日が5月27日(金)~6月18日(土)、申し込みは4月1日(金)~ 5月6日(金)です。

うちの息子は勉強らしい勉強が嫌いなため、こんな感じに半年かけてゆっくり学びました。

  • 1ヶ月目:英検と自分のレベルを知る
  • 2ヶ月目:アプリで英単語に親しむ
  • 3ヶ月目:英検テキスト開始
  • 4ヶ月目:テキスト1巡目終了
  • 5ヶ月目:申し込み・過去問開始
  • 6ヶ月目:英文を読めるようにする

申し込みのタイミングは、合格すると本人が確信が持てた時でした。

勉強してきた感じ、5級なら詰込み学習ができる素直なお子さんだったら、申し込んでから勉強開始しても間に合うと思います。

1ヶ月目・英検と自分のレベルを知る

英語は私が出だしを失敗し、苦手意識を持ったところからの開始となりました。⇒「Do you ~」を「土曜」と読む…

英検の過去問から入ったのが失敗でした。

英語を書くのはもちろん、アルファベットも正しく読めない息子。

1問も分からないという結果でした。

耳で聞いて、チャレンジイングリッシュで遊んだくらいでは英単語は全く身についていなかったのですね。

いつもは根拠のない自信にあふれている息子も、さすがに現実を見たようです。

英語の歌をとりいれることで、なんとか苦手意識の解消をしました。⇒…英語嫌いがなおった

2ヶ月目・アプリで英単語に親しむ

まずは英単語というものに親しんでもらうため、英語のアプリを使わせました。

なるべく勉強らしくない、「英検@英単語」という英語の風船を打ち落とすアプリを選びました。

この頃はまだ家ではゲームを解禁していなかったため、やる気の波はあるものの、何巡かやっていました。

3ヶ月目・英検テキスト開始

2ヶ月くらいかけて、やっと英検のテキストに入りました。

使ったのは小学生のためのはじめての英検5級というテキストです。⇒小学生のための英検5級のテキストを比較

2歳の下の子が絵本だと思って読んでもらいたがるくらい、簡単なテキストです。

表紙からしてこんな感じに絵本っぽく、中身も絵本にも見えます。

小3から始まる英語の授業にも通じるところがあり、勉強らしい勉強が嫌いな息子も抵抗なく手に取ってくれました。

ほぼ毎日1~2Lesson(1~2ページ)ずつ、一緒に音読しました。

土日はその週にやったページをおさらいして音読しました。

4ヶ月目・テキスト1巡目終了

小学生のためのはじめての英検5級はLessonが60まであるため、毎日1~2Lessonするとおよそ2ヶ月弱で終わりました。

2巡目は一日2~5ページずつ、3巡目はおよそ 5ページずつ…

最後まで終わるごとにページ数を増やして、音読を繰り返しました。

私が体調を崩したのもあって、しばらくは息子に一人で読んでもらっていました。

5ヶ月目・申し込み・過去問開始

テキストがある程度読めるようになったところで、最新の過去問を解かせてみました。

過去問は最新から3回分が英検の公式ページにあります。

この時の結果は、リーディング、リスニング共に、おおよそ合格となる6割を上回っていました。

(色々なサイトによるとリーディング40%、リスニング80%でも合格するらしいです。)

ここで、息子は意気揚々と英検の申し込みをしました。

6ヶ月目・重大な事実発覚

過去問を何回かやったところ正答率がガクッと落ちて、ちゃんと英文を読んでいないのが原因とわかりました。

なんと!英単語は一文字目しか読まずに全てを答えているとのこと!

勉強らしい勉強である過去問はやる気がゼロだったのです。

だから、単語を正しく覚えていないのにプラスして、ちゃんと読みもせずに解くと。

「こないだは過去問6割あたったし、合格できるでしょ?もう勉強しなくていいじゃん。」

どこまでも舐めています。

テキストの文も、英語の文を読んで音読しているのではなく、ページの絵柄を見て暗記している英文を口に出していることが発覚 orz

どうやら音と意味はある程度つながっていて、アルファベットの単語が読めないのがネックなもよう。

いや、ある意味ネイティブっぽい英語の習い方でいいのかもしれないけど…

英語を読めるようにする

  • 英検5級は合格して資格自体を持つのが目的ではないこと。
  • 合格ギリギリの実力だと運次第では落ちる可能性があること。
  • 英語の実力をつけるためだから単語を読んで覚える必要があること。

などを話し、英単語を強化することにしました。

が、英単語をノートに書くのは拒否、単語カードは裏を見て読む、一緒に単語を読ませようとするとキレる。

アルファベットの単語を読む助けにするため、動画と連動しているあいうえおフォニックスというイラストいっぱいの本を与えてみました。

すぐに手に取って読み、QRコードからYouTubeの動画も笑いながら見ていました。

ある程度頭に入ったところで、一緒に英検5級に出てくる単語を読み、意味も言って貰う。

単語が読めないとすぐキレるけど、「uは何て読むのが一番多いんだっけ?」「これはサイレントeだからどうなる?」とか、辛抱強く問いかけて半月頑張りました。

英検5級の結果

そんなこんなの半年、主に単語を覚えさせる最後の半月に凄い苦労をした英検5級の結果は合格でした。

正答数と正答率はリーディングが19/25で76%、リスニングが25/25で100%でした。

予想より良い点数です。特にリスニングが。

そして、英検CSEスコアが728で5級合格ラインの419どころか4級の622を超えていました。

これを見た息子は調子に乗って、「勉強しないで4級を受ける!でも、少年野球で土日は空いてないからそのうち!」と言い出しました…

いつもながら、調子にのりすぎです。

ここは、また少し過去問を解かせて現実を見せてから4級の勉強に入るか。

もっと煽てる方向にもっていくか。

悩みは永遠につきませんが、まずは無事に英検5級に合格して良かったです。

その後、英検3級と4級を受けて合格しました。

英検3級のブログ⇒小4の英検3級はパス単と『小学生のためのはじめての英検シリーズ』で合格

英検4級のブログ⇒小4の英検4級はパス単と『小学生のためのはじめての英検シリーズ』で合格

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