ニンテンドースイッチで遊ぶ時間について、小4の息子と親子ゲンカしました。
「僕のゲーム時間は少ない!A君は6時間って!B君は3時間!C君だって!」だそうだけど…
いや、小学4年生で1日のゲーム時間が6時間てやばくない?
それとも、イマドキはそれくらいやってるもの?小学生のゲーム時間ってどれくらいなんだろう?と思ったので調べてみました。
これぞ!というデータが見当たらなかったので、キッズ@nifty・EPARK・マイナビの3種類の調査結果を使って出しました。
結論から言うと、1時間ごとに区切って見た小学生の最多ゲーム時間帯は~1時間でした。
30分ごとに区切って換算すると、みんながやっているゲームの時間は30分~1時間となります。
小学生の最多ゲーム時間は1時間まで!
後で詳しく書くキッズ@nifty、EPARK、マイナビの調査結果をグラフにすると。
等しく1時間ごとに区切って見た小学生の最多ゲーム時間帯は、調査元によらず~1時間でした。
割合は調査元によって少し異なっていますが、半数くらいです。
- nifty:~1時間 44%
- EPARK:~1時間 58%
- マイナビ:~1時間 43.1%
もう少し細かく、30分ごとに区切ってみると、こちらもどこの調査結果であろうと30分~1時間が最多です。
- nifty:30分~1時間 28%
- EPARK:30分~1時間 44%
- マイナビ:30分~1時間 31.3%
結論!小学生がゲームしている時間は~1時間が最も多い!
やっぱり小学4年生で6時間は多すぎですね。
あれから2年経ち、小学6年生になったお友達はいまだに1日6時間ゲームをしているようです。
その子は朝起きられないとかで、毎日遅刻してきているとか。。。
キッズ@niftyにいる子のゲーム時間
キッズ@niftyにアクセスしている子のゲーム時間で最も多かったのは~1時間でした。
2021/10/18~2021/10/28にniftyが実施していて回答者数が300人と多めですが、残念ながらこの統計は時間が等しく分けられていません。
1時間より少ない場合は30分ごと、1時間以上の場合は60分ごとになっています。
なので、60分ごとに区切って集計しなおします。
- ~1時間 44%
- 1~2時間 28%
- 2~3時間 12%
- 3~4時間 4%
- 4時間以上 12%
~1時間が44%で1位、1時間~2時間が28%で2位となっていて、1時間以内が半数近くを占めています。
ついでに、30分ごとに分けて考えると。
- 30分~1時間 28%
- 30分以内 16%
30分~1時間が最多となります。
キッズ@nifty上で回答できるほどネット慣れしている子でも30分~1時間とは、思っていたより少ないですね。
とはいえ、このアンケートは小学生~高校生が対象で、最多学年は小5、次いで小6なので、もう少し調べてみました。
参考:キッズニフティ
EPARKで親が答えたゲーム時間
EPARKが50人の親に聞いた小学生のゲーム時間で最も多かった時間も、~1時間でした。
2021/09/15に「小学生の一日のゲーム時間の平均は?」ということでママ・パパ50人に聞いたデータだそうです。
- 30分~1時間 44%
- 30分以内 14%
- 1時間~1時間半 14%
- 1時間半~2時間 10%
EPARKはきっちり30分ごとの統計を出してくれています。
他の調査元と合わせるために60分ごとに区切ると
- ~1時間 58%
- 1~2時間 24%
- 2~3時間 12%
- 3~4時間 0%
- 4時間以上 6%
EPARKの結果からも1時間以内が半数を超えていて、最多プレイ時間帯ということが分かります。
親が答えているため、より確からしいデータといえます。
ただ、50人という調査人数は少し心もとなく感じます。
参考:EPARK
マイナビニュースで親が答えたゲーム時間
マイナビニュースで親が答えた子供のゲーム時間でも最も多かったのは~1時間でした。
2021/4/2日~2021/4/12にマイナビが実施したアンケートで、回答者数は167人。
小学生の子どもを持つマイナビニュース女性会員が回答してくれているのですが、残念ながらこの統計も時間が等しく分けられていません。
なので、60分ごとに集計しなおしてみます。
- ~1時間 43.1%
- 1~2時間 34.0%
- 毎日はプレイしない 11.8%
- 2時間以上 11.1%
キッズ@niftyと割合がほとんど同じで、~1時間が最多です。
ちなみに、マイナビが集計した1~2時間のところだけ1時間あたりの人数にした結果は。
- 1~2時間(34.0%)
- 30分~1時間(31.3%)
- 30分以内(11.8%)
- 毎日はプレイしない(11.8%)
- 2時以上(11.1%)
こんな風になっています。
30分で分けるなら、30分~1時間が1位で、1時間~1時間半と1時間半~2時間が2位3位になると思われます。
参考:マイナビニュース
2時間以上はゲームのやりすぎ
何時間以上がやりすぎになるのかは、個人の見解によって分かれるようです。
口コミには2時間以上をやりすぎと判断しているものが多くありました。
- 2時間以上。宿題もやらなくなる
- 2時間以上です。目が悪くなるのが心配
- 3時間近くなると自分でも多く感じる
確かに、2時間以上という判断基準は妥当に思えます。
さっきのデータから計算してみます。
2時間以内の割合は、キッズ@niftyが82%、EPARKが72%、マイナビニュースが89%です。
つまり、およそ8割の小学生のゲーム時間は2時間以内ということが分かります。
やりすぎにならないようにゲームの時間を決めるご家庭が多いはずなので、プレイ時間からも2時間がやりすぎのボーダーといえそうです。
10代の子ども達のインターネットが対象なので少しずれますが、PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)に気になる記事が載っていました。
平日1時間以上、週末4時間以上ネットやゲームに費やしている子どもは1年後の成績が下がるというものです。
毎日4時間以上をネットなどに費やすと4倍不登校のリスクも高くなるとのこと。参考:プレジデントオンライン
うちの息子はあんまり勉強もしないし、やっぱり平日1時間以内のゲーム時間にしておきたいところです。
ゲームのルールの決め方
ということで、スマホやゲームを日常の一部にして楽しく遊べるようにルールを考えます。
ルールは親の心配事を子どもに伝えて、心配事を解消できるルールを「子ども主体で一緒に考えて決める」のが最上の方法とあちこちに載っていました。
確かに、自分で決めた方が自主的に守ろうとしますものね。
今回のケンカ&禁止になった原因は、ゲーム時間の長さについての話でした。
みんなのゲーム時間を気にしていたため、1時間以内は確定です。
息子はゲームができさえすれば今までの30分でいいと言ってきたのですが。
ネット上にあるこんな感じの色々なルールを見て思ったのです。
- 勉強時間にゲームできる時間を比例させる
- 勉強を終わらせてからゲームする
- 夕食後にゲームをする
- 勉強や手伝いを頑張ったら時間を延ばす
朝からめちゃくちゃうるさい!息子が黙ってくれたら嬉しい。
なので、「朝から静かだったら40分、1回うるさいと注意されたら30分、2回注意で20分」を提案してみたところ、時間が増えるからか喜んでOKしてくれました。
自分で時計を見られるというので「タイマーで時間制限」をしたり、見守りスイッチによる「強制シャットダウン」などのペアレンタルコントロール機能は活用しないことになりました。
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