クリスマスまで1週間を切った今まとめるのはちょっと遅いかもしれませんが…
2022年に食べたシュトレンの情報を、覚書もかねてまとめたくなりました。
今年はカルディのシュトレンを皮切りに、11種類以上食べました。延べ20個近いかも。
記憶に残っているシュトレンたちの感想を、重量や価格とともに書きます。
シュトレンはドイツのお菓子
感想の前に、シュトレンになじみのない方のために、簡単にシュトレンについて説明しておきます。
シュトレンはドイツのお菓子で、「Stollen」と書かれます。
一部ではシュトーレンと訳されますが、「#シュトレン警察」とかあるくらい、シュトーレンではなくシュトレンだと主張されています。
「Stollen」は和訳すると「坑道」で、トンネルの形から命名されたといわれます。
粉砂糖がまぶされた見た目が、イエスを産着で包んでいるように見える…らしい。
レーズンやドライフルーツ、ナッツ類、マジパンなどが練りこんであります。
クリスマスを待ちながら一ヶ月くらいかけて食べるのが本当らしく、日持ちします。
フルーツの風味が時間の経過とともになじむのがいいらしいです。
とっておいて食べたこともありますが、なじむ感じはよく分かりませんでした。すぐ食べても美味しいので、私は1~3日くらいで食べてしまいます。
カルディのシュトレン4種類
2022年の私のシュトレンは11月19日にカルディで見つけた3種類のシュトレンから始まりました。
カルディではシュトレンではなく「シュトーレン」と書かれています。
- アップルシュトーレン(ミニ)200g 538円
- マジパンシュトーレン 500g 950円
- マジパンオレンジシュトーレン500g 1,015円
の3種類がありました。
マジパンシュトーレンはミニサイズの200gもあり、ミニサイズは538円でした。
ドイツからの輸入のようです。
外国産なだけあり、これぞシュトレン!というずっしりした感じ。
ただ、マジパンシュトレンなのに端から5cmくらいマジパンが入っていない部分もあったり、作りが少々荒い。
ドイツはマイスター制度があって細かいお国柄かと思っていたけれど、そうでもないようです。
アップルシュトーレンにはマジパンは入っていません。
オレンジシュトーレンはすっごくオレンジ風味でした。
マジパンシュトーレンはオレンジピール、レモンピールも入っていて、ちょうどよいくらいのオレンジの風味でした。
3種類の中では、シンプルなマジパンシュトレンが一番おいしかったです。
カルディに12月3日にマジパンシュトレンを追加で買いに行って、「和のシュトレン 抹茶」というシュトレンを発見。
「和のシュトレン 抹茶」は200gほどで898円と、カルディでは少しお高めでしたが、他のシュトレンと比べれば安めです。
マジパンの代わりに白あんが入っていて、レーズンなどのドライフルーツと一緒に甘納豆が練りこまれていました。
シュトレンを和風にしたらこんな感じというイメージそのものの、和風シュトレンでした。
抹茶の奥深さも感じられる、また食べたいと思うシュトレンです。(リピ買いに行ったらなかった)
タカキベーカリーのシュトレン2種類
セブンやイオンなどで簡単に手に入るタカキベーカリーのシュトレン。
タカキベーカリーのシュトレンは、毎年リピート買いして食べています。
今年初めて知ったのですが、実は2種類あったようです。
- ミニシュトレン200g 518円
- チョコレートシュトレン 180g
ミニシュトレンはスパイスが効いていて、これぞ王道のシュトレン!!!という美味しさです。
ラム酒に漬け込んだレーズン・オレンジ・レモンの風味が際立ち、スライスしたアーモンドも入っています。
マジパンは真ん中に筒状にはいっているのではなく、生地に混ぜる入れ方。
少し小さめのチョコレートシュトレンは、チョコの味がしっかりしていました。
粉砂糖がほとんどないのが物足りない気もしましたが、子どもにあげるときにこぼされないから丁度良いかも。
パン屋さんにもタカキベーカリーのシュトレンがしれっと陳列されているのを発見。パン屋さんも認めるお味?
美味しいし、安いし、手軽にシュトレンを食べたいときにタカキベーカリーのミニシュトレンはピッタリです。
無印良品のシュトレン
こちらは王道のマジパンシュトレン、無印良品のシュトレンも美味しかったです。
無印のシュトレン「クリスマスの伝統菓子 シュトーレン」約200gで990円。(食べる前に重さを計りました)
袋の中に、ラップで包まれた状態で入っています。
輸入物とはちがって、きちんとスライスした端からマジパンが出てきます。
左右5cmが入ってないとマジパンがほぼ入らないサイズだし。
発売した12月11日にすぐ買いましたが、表面の粉砂糖が溶けていました。
初めからなじませてあるってことかな?
無印のシュトレンはスパイス控えめで、いちじくのプチプツ感が際立っていました。
シュトレンに入るフルーツはレーズンの他はオレンジピールとか柑橘系が多いので、ちょっと珍しい感じです。
美味しいと有名な株式会社ドンクが作っています。
最寄りの無印には次々と入荷してくるようでいつでも5個以上おいてあるので、次々と買ってしまいます。
シュトレンと同じ棚に「自分でつくる シュトーレン」なる箱がありました。
千円近かったのが595円まで値下がっていましたが、食塩不使用バターを自分で用意すると高くつくので見送りです。
ゴディバのシュトレン
今年購入した中で一番高かったのが、ゴディバのシュトレンです。
パスコ×GODIVAの「ショコラシュトーレン」2,150円(計ったら200gくらいだったハズ)
中が見える窓つきの箱入りで、見ただけでワクワクします。
他のシュトレンと比べて薄めの、少しひらべったい形。
シュトレンらしくどっしりしていて、ベルギー産チョコレートチップがふんだんに入っているためチョコレート感がしっかり。
フルーツもはいっているけれど、ナッツ感が強めです。チョコとナッツの相性が最高。
レーズン、いちじく、オレンジピール、プルーン、レモンピールのフルーツの風味がチョコにうまく溶け込むお味。
ゴディバのシュトレンはチョコ好きにはたまらないシュトレンです。
コンビニで2021年11月16日から先行発売、12月1日からスーパーなどで売っていたらしい。
もっと早く食べたかったー!!!
シャトレーゼのシュトレン
シャトレーゼから出ている2種類のシュトレンも一風変わって美味しかったです。
- 3種のフルーツ香るシュトーレン200g 1,080円
- スパイス香るワインシュトーレン200g 1,080円
12月1日からだと思っていたら、最寄りのシャトレーゼでは「12月20日からの販売になります」と言われてしまいました。
店舗によって置き始める日が違うようですね。
取っ手がついた化粧箱がおしゃれで、裏には「※洋酒が入っていますので、お子様やアルコールに弱い方はご遠慮ください」との但し書きが。
シャトレーゼのシュトレンは周りにザラメのような粉砂糖がまぶされていて、粉雪のような粉砂糖が別袋でついてきました。
シュトレンのどっしり感とザラメのような砂糖の食べた時の感触?歯ごたえ?の組み合わせが面白いです。
スパイス香るワインシュトーレンは、シナモンを始めとしたスパイスががっつり入っています。
ジンジャーの風味なども感じますが、原材料には香辛料抽出物と書かれていて何がはいっているかは秘密のようです。
3種のフルーツ香るシュトーレンはちょっと軽めの口当たりで、オレンジの皮の他にパッションフルーツとマンゴーのピューレ入りでフルーティでした。
粉砂糖が20gとたっぷり入っていたので、表面だけでなく側面にもまぶして食べました。
その他シュトレン
イオンで売っていた、箱入りの「北海道産小麦のシュトーレン」も買ってみました。
日糧製パン株式会社という北海道の会社が作っていて、カルディで買った「和のシュトレン 抹茶」の製造元と同じ。
「和のシュトレン 抹茶」がとても美味しかったので期待して食べたところ。
「北海道産小麦のシュトーレン」はかなり軽い口当たりでシュトレンらしくなく、シュトレンとパネトーネの間みたいな感じでした。
そういえば「和のシュトレン 抹茶」も軽い口当たりだったかも。
あまりずっしりつくっていないため他のシュトレンと同じ200gでしたがサイズは大きめでした。
そして、軽いのでスライスしてどんどん食べ進み、1本を食べきってもまだまだ欲しい物足りなさ。
シュトレンが初めてで試してみたい方とかにはちょうどいいのかもしれません。
シュトレンまとめ
短くまとめるとこんな感じでしょうか。
- カルディの輸入シュトレンはドイツ風
- カルディの和風シュトレンはあんこ入りで和菓子っぽい
- タカキベーカリーのシュトレンは安くてどっしり王道
- 無印良品のシュトレンはいちじくのぷちぷち感がある
- ゴディバのシュトレンのチョコレート感は流石
- シャトレーゼのシュトレンは粉砂糖が特徴的
シュトレンの相場は1,000円くらい、重さは200gが一般的と言えそうです。
ちなみにカロリーはどれも1つ1,000Kcalくらいでした。
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