恥ずかしがり屋さんだとなかなか口に出せない「お母さん大好き」というセリフ。
言われると嬉しくなる短い言葉ですが、子供は色々な理由で言っているようです。
なんで言ってるのかをシチュエーションごとに探ってみたら、7種類以上あることが分かりました。
嬉しいから
最も多そうなのが、喜びを表現する大好き。
例えば、うちでは私と息子の間に子供ガードクッション(私命名)を置いています⇒夜中に寄ってきて触る子供の安眠妨害を無くした方法
朝からおいでと言うと「お母さん大好きー!」笑顔で私の布団に飛び込んできます。ぴったりくっつけて嬉しい、という理由でしょうか。
お預かり保育の帰りや、ちょっと別の部屋に行ってから顔を合わせた時などもこの理由で言うようです。
怒られないため
ちょっと意外だったのが、この小ズルいパターン。
例えば、早朝や夜に大きな声を出す、家で走るなどの悪いことを3回したら強めに怒ります。最近は、2回注意した時点で「お母さん…大好き♡」って抱きついてきます。
私のコワイ雰囲気を無くすためでしょう。
そんなこと言っても、3度目があって怒るには違いないのですが。
褒め言葉として
嬉しいからとちょっと近いですが、本人が喜ぶのとは少し違うパターン。
例えば、ご飯中。美味しい、ウマイとは別の褒め言葉のようです。
好きなメニューを出した時と言うわけではありません。でも、ご飯を褒めているっぽいことは分かります。
私の着物姿や髪を結わった時に言う、お母さんかわいい!大好き!もこのパターンだと思います。
かまって欲しいから
そこそこある、この構ってちゃんなパターン。
例えば、台所で家事をしている時。「お母さんみてみてー!」と言うと「お台所中は声をかけない」と注意します。でも、「お母さん、大好きー!」だと、「ありがとー」って普通に返します。
だからか、私が忙しくしている時で声を掛けたい時に言うようです。
他の人と話してほしくないから
ちょっと良くないなぁと思うのがこのパターン。
最近は人の会話に割り込むのを注意するようにしています。
僕を見て!お父さんとばかり話さないで!って時に言っているようです。お外でママ友と話してる時も、遊びながら叫びます。
言うセリフが「お母さん大好き」でも、注意するには違いありませんが…
大好きと言われたいから
たっぷり愛情を注げていない時に言われます。
息子はいきなり耳元に小声でささやいたり、何でもないときに唐突に言ったりします。
忙しい時は「うん。」とか適当に返事するのですが、たまに「大好きって言ってよー」とか「僕のこと、キライ?」とか返されます。
30分~1時間くらい子供の相手をせず、忙しくしている時が多い気がします。
家事の手を止めて、抱っこして大好きだよって言います。
単なる口癖
それなりに多いのが単なる口癖的に言われるパターンです。
替え歌を歌っている時などに「おかーぁさんー♪だいすーきー♪」みたいに言うことが良くあります。
一緒に歌う時は「だいぃーくんー♪だぁいー♪すきー♪」って私が言うのと交互に歌ったりします。まるでバカップルのようです。
もしかしたら、このパターンは純粋に好きを伝えてくれているのかもしれません。
大好きという理由7つ
ということで、こんな感じの時に言っていることが分かりました。
- 嬉しい
- 怒られたくない
- 褒めたい
- かまって欲しい
- 他の人と話してほしくない
- 大好きと言われたい
- 単なる口癖
これは夏休みに入って子供と接する時間が長いので観察した結果です。たぶんご家庭によって他の理由もあるかもしれませんし、意味なく好きと言いたい時もあると思います。
でも、たった1つの言葉にこんなに意味があるなんて、子供の言うことは深いですね。
子供が大好きと言い出す前には、まずママが「大好き」と伝える必要があるとは思います。でも、どの理由でも、子供に「大好き」と言われたら嬉しいですよね。
子供が言ってくれる期間は短いと予想されるので、今のうちに沢山言い合いたいと思います。
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