うちの息子は3歳でおむつを卒業しました。その頃はおねしょもそんなにしませんでした。
ところが、年少さんになってから頻繁におねしょをするようになりました。
そのうち収まるかなと思っていたのですが…いまだ続いています。夏になって被害が拡大したため、新しい対策をとりました。
この前までの対策
息子のメンタル面のケアをしつつ敷きパッドの下に防水シーツを敷いていました。
一時はおねしょ用シーツで食い止められて敷きパッドのみが濡れる感じでした。でも、これで良かったのは、寒かったからのようです⇒年少さんになっておねしょ回数が激増!少しでもラクになるため対応しました
夏になって暑いからか、寝返りを打ちまくって部屋中移動するようになりました。
漏らした後に転がって移動しているようです。
そのためおねしょすると私の布団(息子と一緒のダブル)、旦那の布団(シングル)、床が濡れます。なんというか、部屋中が大変なことになります。
2日に一回くらいの割合で、私の敷きパッド、敷布団カバー、旦那の敷きパッド、敷布団カバーの4点を洗います。布団も干して、畳を拭いたりドライヤーかけたり。
やっている間も、遊んでー!おかあさん!みて!とか邪魔されまくり。
けっこうなストレスです。
おねしょ対策の新グッズ!
調べてみたところ、おねしょズボンとかおねしょケット、おねしょスリーパーなるものが売られているようです。
買おうか迷ったのですが、ちゃんと着るかな?使うのを嫌がったら、勿体ないなぁ…とか思うと踏み切れず。
簡単な作りのようなので、作ることにしました。
フリース生地に石鹸をこすりつけることで防水になるらしい!とか面白いことを知ったのですが、ただでさえ暑い夏。ここは夏用に薄い生地で作ります。
家にあるものですぐにでき、所要時間は15分位でした。私はミシンを使いましたが簡単なので手縫いでも作れると思います。
※洗い替え用に作ったり、改良したりした結果をこの記事に反映しました。
用意するもの(105cmくらいのサイズ)
- 水を弾く布 80×40cm くらい
- ゴム 57cm くらい
- まくれ上がり防止用に13×3cmくらいの布(端の処理が不要なフェルトを使いました)
撥水する布として私が今回使ったのは、赤ちゃんの時に防水マットとして使っていた薄い布状のテーブルクロス用の生地です。
作り方
- 輪になるように短い辺を中表に合わせる。
- 下20cmくらいあけてミシン掛け。
- 輪になった辺を1cm折ってアイロンし、更に2cm折ってアイロン。
- アイロンをかけた部分をゴム用に2cmくらい開けてミシン掛け。
- まくれ上がらないように股のあたりにフェルトを縫い留める。
- ゴムを子供のウエストにまきつけてちょうどの長さで切る。
- ゴム遠しを使ってゴムを入れれば出来上がり。
ポイント
出来る限り寝返りを打つ邪魔にならないように工夫して下20cmくらいあけてスリット状にしています。
寝相が良い子向けならマタ部分は縫い留めたり、スナップボタンをつけるのも良いと思いますが、うちの息子はとにかく動きまくる。
2重にした縫い留めはブチッ!と糸が切れました。
スナップボタンは夜中に外れてずり上がっていました。
なので、最終的には動きやすいように布を縫い付けています。これなら半年使っても大丈夫でした。
これはおねしょズボンなのだろうか、それともおねしょスカートなのだろうか…。
切りっぱなしの布を使っていてほつれが気になる方は、ギザギザミシンや布端を2回折って縫うなどして処理してくださいね。
105cm位の息子に履かせてみたところ、少しゆとりのあるぴったりサイズでした。
ついでに冬になってからフリースでのおねしょケットも試してみました⇒おねしょケット 冬のおねしょ対策にフリースおねしょケットを作るのはやめたほうがいい
おねしょをした結果
105cm位の息子に履かせてみたところ、ぴったりサイズ。
息子は手作り物が好きなので喜んで着てくれて、作ったその日おねしょをしました。
「もれちゃった」って言って起きてきた息子は「ふくぬれてるよ」と不満げ。どうやら、おねしょズボンをつければおねしょしてもパジャマが濡れないものと思っていたらしいです。
子供の発想恐るべし。排出された水は何処へ行くというのだ。
お布団を触ってみたところ、濡れていません!!!床も!全てのリネン類が乾いたまま!お母さん助かったよ。
おねしょケット、大活躍です!
しかも、効果はそれだけではありませんでした。
おねしょ回数が減った
おねしょケットを使い始める前は2日に1回程度だったのが、使い始めた日のおねしょのあと、2週間ちょっとで2回しかおねしょしなかったのです!
5日に一回程度です。凄い減りようです。驚きました。
しかもべっちょりおねしょが無くなりました。
使い始めた初日こそある程度の量をもらしたものの、あとはズボンが濡れる程度の量。
お布団は濡れていません!頻繁に敷きパッドを洗ったり布団を干したりする手間がなくなって嬉しくなりました。
なんでおねしょをしなくなったのか
私なりに、息子のおねしょ回数が減った理由を考えてみました。
おねしょを意識する
着けたから苦しいということは無いと思います。でも、着けることで寝る時におねしょを意識するようになるのかなと。
しないようにしようと思うだけで、かなり違うかもしれません。
万一もらしてしまっても大事に至らないという安心感もあると思います。
おねしょをしないことで褒められる
子供は褒められるのが大好き。
でも、おねしょをしなくなったと思ったあたりから、ここしばらく漏らさないことを褒めていなかったことに気づきました。
おねしょケットを使うようになってからは、漏らさなかった日は褒めています。
毎朝、息子はおはようを言うより先に「もらさなかったよ♪」って言います。
初めの頃は毎日「おふとんみて!ぬれてないよ!」って一緒にお布団全域を触りました。
そして、朝のトイレ前に脱ぐときに、「じゃーん!ぬれてないよ♡」すごく嬉しそうです。
その都度、偉いねぇ。凄いねぇ。濡れてないねぇ。お母さん助かるよ。等々、思ったことを口にして、褒めまくりました。
膀胱が十分に発達した後は、本人の自覚がおねしょに関係あるかもしれません⇒4歳児でもおねしょを治すには子供本人の気の持ちようも関係ある?
毎晩の習慣
私は結構忘れっぽいので、つけずに寝させようとすることがあります。
そんな時は、「もらさないのつける!わすれてるよ!」と自分から言います。私が忙しい日は自分でサッと着ることも。
おねしょケットを履かせてよかったなぁって思います。ストレスが減りました。
そして5歳を目前にしておねしょをしなくなりました⇒5歳前におねしょグッズ卒業。おねしょが治るまでの流れはこんな感じでした
でも、稀に水分を大量に取っておねしょします。そんな時に巻きスカートも作りました⇒2分で即席おねしょ巻きスカートを作成。子供のおねしょへのチャレンジ精神が凄かった
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