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汚すぎるひらがなを2週間の練習でキレイに

小学二年生

小2の息子のひらがなは、保護者面談でいわれるほど文字が汚いです。

なので、夏休みにひらがなの練習をさせました。

ドリルをなぞる方法では足りないようだったので、一字一字それは細かく口を出しました。

2週間でなんとか一通り終了し、みちがえるほどキレイになりました。

ひらがなが汚いのは左利きが原因のひとつかも

文字が汚いのは、もしかしたら左利きのせいもあるかもしれません。

小学校に上がる前は「右手」でひらがなの練習をさせていたのです。

でも、小学校に通うようになって、右手では文字を書くのが遅くなると言って、「左手」で書くようになってしまいました。

右手への矯正はあきらめました。それと同時に、文字の汚さが目立つようになったのです。

こんなことなら、初めから右手で練習させればよかったかなぁ。

なぞらせるひらがな練習

ひらがなの練習と言えば、ドリルを与えてなぞらせることでしょう。

実は、小1の時に先生に言われてから、ドリルを買い与えてなぞらせていました。

当時は7歳だったため、プライドを傷つけないように、この7歳までのドリルを選びました。

ひらがなの文字自体は覚えているので、キレイになぞることを重視しました。

幼稚園のころに比べて、それなりにキレイになぞれるようになりました。

でも、小2の担任の先生から言われるくらい、書くひらがなの文字の汚さは全く改善せず。

書かせるひらがな練習

息子には、なぞるひらがな練習は合わないようなので、書かせるひらがな練習にしました。

具体的に1文字ずつノートに書かせました。

お手本として1ページ1文字ずつ載っているさっきのドリルを使いました。

キレイに書けない文字が5文字たまったら、その5文字をその日練習します。

時間を決めるのではなく、ご飯の前とトイレの後に、きれいにできるまで書かせることにしました。

翌日の朝にテストをして、1回できれいに書けたらOK、ダメだったら翌日の5文字(多すぎになったら追加分は減らす)と一緒にごはんの前とトイレの後に練習。

これを繰り返すことで、2週間で全ての文字がキレイになりました。

数値を使ったひらがな練習

キレイに書かせるひらがなの練習とひとくちに言いますが、かなり苦戦しました。

事細かに言わないと通じないのです。

たとえば「す」の文字。

一角目を少し右にあげますが、右にあがってなくても、「あがってる!ほら!みぎななめになってる!!!」と主張します。

見た目で口論しても、できてるできていないの水掛け論が長引くだけ。

分度器を持って来て、お手本としているドリルの「す」と息子が書いた「す」のナナメの違いを確認。

「たしかに1度はナナメになってるね。でも、角度が足りないからお手本みたいに10度までナナメにしよう。」という風にもっていきました。

ちなみに、どの部分を指摘しているのかが見えやすいように、三角定規の角を使って場所を説明しました。平行な線もひきやすいし。

「い」の2画目が長すぎる時に「これじゃぁりになっちゃうから短くしようよ」と言ってもキレるだけ。

「い」の上下に平行線を引いて「お手本は2画目が短いよね?あと3mm短くしよう」だとなんとか理解してくれる感じです。

あいまいな言葉では全く聞かないため、縦長すぎるとか、払いの向きとか、全てにおいて、数値を出して話しました。

おもわぬところで、定規と分度器が大活躍です。

泣きながらでも練習

息子は小2でありますが…泣きながらひらがなを練習しました。

初めはキレて「できてる!」と大きな声を上げるのですが、数値を出して説明すると大人しくなります。

そして、理解したものの上手く書けないと今度は泣きはじめます。

「なんでひらがななんて練習しなきゃいけないの!」とか…

「ひらがななんて練習したくないよね?お母さんもだよ!先生に保護者面談で言われるくらい汚いから練習してるんだよね?早く上手くなって練習やめよう!」とか励まし?つつ、できるまで書かせました。

こんなに優しく言えたのは初めだけで、そのうち私もキレましたが。⇒勉強したくない子どもと親子ゲンカしまくりの夏休み

たった2週間でも、文字のキレイさは変わるものですね。

何度も書き直して、本人が会心の出来!キレイに書けた!といった時でもこんな感じの汚さだったひらがな。

それが。

今ではこんな感じに、誰が見ても読めるキレイさになりました。

ちなみに私が使っているのは、こんな感じのコクヨの三角定規と分度器がセットになった定規セットです。

展開図から立方体を作る遊びだったり、幾何学アート的なものだったり、3年生の先取りだったり、定規セットはよく使っています。

コメント

  1. kei より:

    はじめまして。
    そこまで…ではないのだと思いますが、読み書きの学習障害というのがあるそうです。
    https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/18611.html

    どちらかというと、文字のことで子供に辛い思いをさせる、自信を無くさせる弊害があるかもとちょっと気になりました。
    現代社会では、学校はさておき、社会ではPCやスマホからの入力が多いですし、音声入力もメジャーになるでしょうから、子供の自尊心を犠牲にしてまで躍起になることもないのかな?と個人的には感じました。

    うちの子は年長で、多分読み書きが苦手な雰囲気がしてます。良いサポートができるといいですね。

    • 柚葉 葉月 より:

      keiさん
      コメントありがとうございます。
      リンク先の記事も読ませていただきました。
      初めて知りました。読み書き障害というものがあるのですね…!

      息子は本を読むのは好きだし、矯正中に右手で書かせていた時はキレイだったのです…。
      練習していた時は辛い思いや自信を無くさせてしまっていたかもしれません。
      今はキレイに書けるようになって、自信満々でどやぁっ!って顔をするので、結果だけを見ればベターだったと思います。

      keiさんのお子さんは年長さんなのですか。
      理解と知識のあるお母さんで、お子さんも幸せですね。
      お互いに、子どもへの良いサポート頑張りましょう。

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