先日、小4息子を独学で英検3級に合格させましたが、私は英語が苦手です。
英語を初めて習った中学生の頃から、ずっと苦手でした。
なので、英検3級のライティング対策は、お金をかけて外注しようか迷いました。
でも、今は便利な翻訳ツールやためになるサイトがたくさんあります。
結果的には、英語に自信がない私であっても、小4の息子のライティング練習につきあい、英検3級に無事に合格させることができました。
ここでは、英語が苦手な私でもできた、無料の英検3級のライティング練習について書きます。
英検3級のライティング対策の流れ
小学生がいきなり英作文を作るのは、ちょっとハードルが高いです。
なので、初めは日本語の作文から、次のように順を追ってライティング練習をしていきました。
- 英語の例題探し
- 日本語で意見出し
- 日本語で文章作成
- 英語でのテンプレート暗記
- 英語での文章作成
論理的思考力のある子や、作文が得意な子なら、日本語での意見出しや文章作成は飛ばせたかもしれません。
英語の例題探し
英検の公式ページには、過去3回分の過去問があります。⇒英検公式ページ
しかし、練習には3回分では全く足りません。
私が買った、英検3級のこのテキスト
の分をたしても足りないので、ネット上で例題を探しました。
「英検3級 ライティング 予想問題」とかで探すと山ほどあります。
ただ、英語が苦手だと、解答例がない問題の練習をみるのは大変です。
分かりやすく解答例がある「ESL club」さんを繰り返し使わせてもらいました。
日本語で意見出し
作文に拒否反応を示す息子には、日本語での意見出しから入りました。
英検3級のライティング問題は、こんな感じです。
必ず理由が2つ必要になります。
なので、私が質問を書いて、息子がそれに答えと理由を書くノートを作りました。
~~~~ノート例~~~~
Q:「冬は好き?」
A:
・
・
~~~~ノート例終~~~~
こんな感じに書いておいて、一日1つ解かせました。
簡単に見えますが、普段遊びまくってる息子は意外と書けません。
答えの「はい」は書けるのですが、理由が「好きだから」と「楽しいから」みたいになるのです。
説明してもらっても「はい、わたしは冬が好きです。好きだからです。あと、楽しいからです。」と、変わらず。
冬の何が好きなの?冬にして楽しいことは?とか聞いて、意見を出させました。
上手くいかない時は、お母さんだったら~とか具体的な例もあげました。
何度も練習して、すこしずつ理由が2つになっていきました。
日本語で文章作成
理由が出せるようになったため、文章の作成にうつりました。
でも、日本語で文章を書くと、こんな感じに、英語にしにくい難解な文になります。
~~~~ノート例~~~~
Q:よく公園に行きますか?
A:「はい、私はよく公園に行きます。まず、公園に行くといっぱい運動できるからです。どんな運動かと言うと、鬼ごっこ、野球、ドッチボール、かくれんぼ、サッカーなどです。2つめは、公園は広いので圧迫感を感じないからです。人が沢山いると圧迫感を感じますが、公園は広いので、圧迫感を感じません。」
~~~~ノート例終~~~~
英語が苦手な母に、これを訳すほどの英語力はありません。
私ができないレベルに難しいのですから、もちろん息子本人も英語に訳せません。
少しくらい書ける部分があっても、単語を間違いまくりです。
なので、テンプレートを先に教えることにしました。
ちなみに、上の息子が作った分を英語にすると、ちょうど35単語でこうなります。
「Yes, I often go to the park. First, because I get lots of exercise at the park. Second, parks are spacious, so I don’t feel oppressed. Second, parks are spacious, so you don’t feel oppressed.」
英語翻訳にはGoogle翻訳もありますが、DeepL翻訳の方が翻訳性能が高いらしいです。
そのため、私はDeepL翻訳さんのお世話になっています。⇒DeepL翻訳
英語でのテンプレート暗記
英検3級のライティングには、テンプレートが何種類かあります。
テンプレート部分がの単語数が多いほど、自分で考えて書く部分が減ります。(つまり、減点リスクが減ります。)
なので、うちでは以下のテンプレートを教えました。
- I have two reasons for this.
- First, 〜
- Second, 〜
これだけで8単語になります。
息子は理由として、「楽しいから」をよく使うため、これも暗記させました。
It is fun for me to 動詞
こちらも7単語になります。
ライティングには25~35単語必要ですが、8+7=15単語、およそ半分がテンプレで埋められます。
英語での文章作成
やっと、英語での文章を作成できる準備が整いました。
あとはひたすらノートに例題を解いていくだけです。
子どもに解かせる問題文を写しておく必要はありません。
スマホに先ほど紹介した「ESL club」さんの問題文を表示させて、「絶対にスクロールさせないで!(答えが下にあるから)」と言って息子にスマホをパス。
そうすると、ここまでやってきたように
~~~~ノート例~~~~
A:はい
・楽しいから
・理由2(ものによって様々)
Yes,I~. I have two reasons for this. First, 〜. Second, 〜. It is fun for me to~.
~~~~ノート例終~~~~
とか書いていきます。うちでは、このレベルにたどり着くまで1ヶ月はかかりました。
YesやNoのときはもちろん、なるべく問題文をそのまま写すくせもつけました。
Do you 「often go to the park?」 だったら、 Yes,I「 often go to the park.」
What kind of food do you 「like to eat?」 だったら、 I 「like to eat」~
ここまでくれば、理由2が何であっても、25~35単語は書けました。
これって英語でなんて書くの?と聞かれたときは⇒DeepL翻訳
スマホさえ手元にあれば、英検3級のライティング添削は、簡単です!!
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