子どもが英語を苦手にならないように、小学生の頃から英検を受けさせています。
英検5級や4級ならテキストや単語帳を与えて覚えさせるだけでも合格しました。
ですが3級以上は英語に関する育児本を読んで勉強させる方が効率的だと思います。
ここでは実際に私&息子が読んだ本の中から、小学生の子どもに英語を勉強させるときにおすすめな本をまとめました。
- 子ども本人に読ませる本
- 親が読む本
にわけて、それぞれおすすめな順に紹介します。
子ども本人に読ませた英語に関するおすすめの本
小学生のためのはじめての英検5級
私が息子に初めて与えた、ちゃんとした英語の本です。
会話メインで文法が一切載っていないため、3歳の下の子が絵本として読んで欲しがるような見た目です。
小学生向けの英検の本を選んだ時のブログはこちら⇒小学生のための英検5級のテキストを比較
お勉強用としてみると物足りなく感じますが…
英検に関する本はこの1冊だけで英検5級に合格したため、十分な内容なのでしょう。
あいうえおフォニックス
英単語を読みたがらない息子に買ったイラストいっぱいの本です。
QRコードがついていて本の内容と関連した動画が見られるため、なかなかの食いつきでした。
この本のおかげで、ある程度の英単語が読めるようになったといえます。
いまだにこの本の内容を覚えていて、英単語を見て「これはサイレントeだからー」とか言ってます。
英単語の語源図鑑
exには外にという意味があるとか、接頭語などが絵でわかりやすく説明されている本です。
接頭語や語源などでまとめられているため、単語を覚えるのに役立ちそうです。
というのも、単語をナナメ読み?する息子は準2級の単語を間違えて唱えることが増えました。
例えば単語帳を見て…
息子「explain 例」私「ちょっとまった!なんか違くない?example?」息子「ex…え?あ!なんだよー!(怒)」みたいなのが。
ザックリ読んで終わってしまいどの位覚えたのかは分かりませんが、少しは間違えが減ったので役に立ったと思います。
冬休みの暇つぶしとして手に取りやすい場所に出しておきました。冬休みに何回手に取るかな。
マンガでおさらい中学英語
英語が苦手な私でも読みやすい、英語アレルギーのイラストレーターと英語教育のスペシャリストの会話形式の読みやすい本です。
小学生の息子は文法にほとんど触れずに来ましたが、中学に上がったら文法が必要になります。
先取りし損ねは漢字でこりたので、忘れずに英語の文法の先取りもしておきます。
「英語にアレルギーってあるの?」「このe眼鏡、この人気に入り過ぎでしょw」とか突っ込みを入れながら楽しく読んでいました。
英語が得意な息子は1巻の「だいじなとこだけ」編は2日で超適当に読破。
どんな内容が書いてあったか説明してもらって、内容が頭に入る手助けをしています。
3冊のシリーズ本なので、2巻の「英文法マスタ-編」、3巻の「英会話スタート編」も順次読んでいます。
息子が受験した英検についてのブログはこちらです
- 小3の英検5級は『小学生のためのはじめての英検5級』1冊で合格
- 小4の英検4級はパス単と『小学生のためのはじめての英検シリーズ』で合格
- 小4の英検3級はパス単と『小学生のためのはじめての英検シリーズ』で合格
親が読む英語に関する本
英語に強い子の育て方
小学生のうちに英検2級を目指す本で、正式なタイトルには「0~9歳児の親が今できるすべてのこと」とありますが、とんでもない。
子どもの年齢によらず役に立つ本です。
この本のおかげで、息子は「b」「d」「p」「q」の区別がつけられるようになりました。
英語を学ぶ順番として、「フォニックス→語彙力→聞く→読む」が良いようです。
うちは「聞く→語彙力→フォニックス→読む」と、全然違う順番できてしまいました。
もうちょっと早く読めればよかったです。
「b」「d」「p」「q」の区別がつくようになった!
うちの息子は「b」「d」「p」「q」の区別がなかなかつきませんでした。
- フラッシュカード的にカードに書いて繰り返す
- 書き順を教える
- bはBの小文字だから棒が左側など連想法を教える
- Pとpは方向が同じなど特徴を教える
とか色々やって、英検4級前になんとか「b」「d」「p」「q」の区別がついたと思ったのですが。
英検3級に受かった今でも、「blue」を「dlue」って書いたりします。
地味にショックを受けていたのですが、『英語に強い子の育て方 』によると、ネイティブにも多いらしいです!
「b」「d」「p」「q」の区別がつかないのは、うちだけじゃないんだ!
両手の親指をたててこぶしをくっつけ、手の形を使って「bed」と教えると良いとのこと。さっそく教えてみました。
ちなみに、「p」と「q」はそれを下に向けてアルファベットの順に左から読むと教えるようです。
息子は「え~、pじゃないよ!pなら親指真下にいかなきゃだめじゃん。ななめだよ?これじゃpじゃない」とか難癖をつけてました。
うちの息子はいつでも、中間反抗期。黙って聞いて欲しい。
ただ、「b」「d」「p」「q」を書くときに、分からなくなると親指を立てたりして確認しています。
多読のおすすめやアプリなどもたくさん紹介してあったので、すぐにとりいれました。
英検の仕組みや合格のワンポイントアドバイスとして、試験の解法テクニックも載っていました。
英検の勉強を始める前に読みたい内容がたくさんあるため、準2級を受けることにしたらもう一度読もうと思います。
小学生でも英検準2級に合格する自宅学習法
他のご家庭ではどんな風に子どもに英検の勉強をさせているのかを伺い知れる本です。
週7日の野球と英検を両立させ、毎日30分の英検勉強(勉強は他は宿題のみみたい)で英検準2級に合格させたようです。
英語の勉強も1日5分以内の、毎日遊び漬けの息子よ。。。
単語の覚え方について取り入れたいと思います。
毎日英単語100個を英語と日本語で音読するのは同じですが、この本では曜日ごとに振り分けるのをすすめています。
今までは 月:No1~100 火:No1~100 水:No1~100 …とやって週ごと次に進めていたのを
月:No1~100 火:No101~200 水:No201~300みたいに、毎日進めて7日サイクルで戻る感じですね。
しばらくやってみて、どっちが良いのか子どもと話し合ってみる予定です。
おすすめしない本
ちょっと辛辣な感想になるかもしれませんが、題名にとっても惹かれて最後まで読んだけどおすすめしない本も載せておきます
10歳からの英語お母さんの出番です
題名に裏切られました。
この本の題名には※ただし英語に自信のあるお母さんに限ると注釈がつくに違いありません。
日常生活で使う英語をお母さんが覚え、TEEメソッドという「Teaching English in English=(日本人が)英語で英語を教える」方法で子どもに英語を教えていきます。
ブログを書きながらTEEメソッドについて調べてみたところ、2006年にNPO法人を設立するも、2016年には解散していたようです。
手法自体は興味深く、画期的かもしれませんが、やっぱり現実的には難しいようです。
subwayはアメリカ英語なためイギリスでは通じないとか初めて知ることも多く、本の内容自体は興味深かったです。
英検準2級は内容が難しく息子には早いと判断したため、現在は準2級の単語を毎日2分程度音読するのと多読だけにしています。⇒英検3級の次は多読!ラズキッスとラズプラスを比較して共同購入してみた
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