子供が分数を理解していることが分かりました。二分の一とか四分の一とか…。
勉強させたわけでも、教え込んだわけでも、何か専用の知育玩具を与えたわけでもありません。
幼稚園でもまだ足し算すら習っていないようです。
パンを食べさせていただけなのに興味をもったようで、ビックリしました。どうして理解したのか、どんな会話をしたのかなどについて書きます。
朝の会話
うちの朝はいつも食パンです。
子供が小さい時は親が量を考えて渡していましたが、今は本人にどのくらい食べるか聞いています。
昔は「1枚?半分?」と聞いていました。でも、年少さんの頃から小食気味になって、半分の半分とか答えるようになりました。その後、たまに意味が伝わり損ねる日が出てきたので「半分食べる?四分の一食べる?」って聞くようになりました。
食卓に百均のセリアで買ったミニまな板と包丁を用意しているので、言われた量に切って渡します。
私は今まで、子供は分数を理解しているのではなく、
■■この量を半分
□□
□■この量を四分の一
□□
と理解しているのだと思っていました。
ところが。
分数を理解してるらしい会話
朝から四分の一のパンを食べながら「四分の一の半分はなんていうの?」と聞かれました。
「八分の一だよ。」と言って包丁を残りの四分の一に当てて、これが8個で1枚になるでしょう?」と答えたところ「なるほどー!」と言っていました。
しばらくして「じゃぁ、六分の一はどうやって作るの?」と聞かれました。
半分に切ったパンがあったので、これまた包丁を当てて
□□■この半分を3等分すると、六分の一だよ。と見せたら
□□□
「わかった!」と嬉しそうでした。
ふと思いついて、「四分の一が2つで何になると思う?」って聞いたら「二分の一!」と即答えが返ってきました。
最小公倍数とか通分とか面倒な事を考えなくても、直感で大きさから理解できるようです。
意地悪して四分の二だよって言っても良かったのですが「当たりー!」って普通に答えました。
理解した分数は5種類
4歳9ヶ月の時点で、1/2・1/3・1/4・1/6・1/8が分かるようです。
この間は1/8ちょうだい♪って言われました。
うちは3人家族なので、よく三等分しようねって話になります。「はい、三分の一」とか言っているので1/3も理解しているようです。
普段から「二分の一」「四分の一」って表現を使っただけで、子供が分数を理解したようです。うちではパンでしたが、切り分けて食べるものなら何でもいいと思います。
家庭教師をしていた時は中学生でも分数?って感じの子がいたのに…。英語でもなんでも早いと呑み込みが良いと言うし、幼児の能力は驚きですね。
うちは幼いうちはのびのび育てる方針ですが、幼児教育で詰め込みたくなるママさんの気持ちが分かります…。
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