『アウトプット大全』、『インプット大全』の作者である樺沢紫苑氏の本で、前から読んでみたかったため手に取りました。
ブレインメンタル大全は、章の構成が今まで読んだ事のないタイプでした。
序章と終章は全員が読んで、中身は5つある章のうちの最も惹かれる章のみを読むのです。
さすが樺沢紫苑氏。無駄なく必要な知識だけを手に入れて実践できる、アウトプットしやすい本といえます。
『ブレインメンタル大全』の感想
ブレインメンタル大全には序章と終章を除くと5つの章があります。
- 人間関係
- プライベート
- 仕事
- 健康
- メンタル
子育てのストレスから解放されようと本を手に取ったのですが。
この5つの章には、私が気になっている子育てという直接的な章がありません。
子どもとの関係ともいえるから人間関係?
家庭でのことだからプライベート?
子育てをタスクだと考えると仕事?
イライラしちゃわないようにメンタル?
もしかして、私は健康以外を全部読む必要がある?と思いつつ、まずは初めの悩みを消す4ステップから手をつけました。
悩みを消す4ステップを試す
悩みを消す4ステップはこんな感じです。
- 悩みを書く
- 対処法を調べる
- やってみる
- 評価する
なので、まずはステップ1の「悩みを書く」です。
具体的に相談するようにとのことなので、こんな感じに書いてみました。
「私は、子育てが悩みです。上の子は勉強をしないのに、一緒に将棋などで遊びたがります。勉強の説明はもちろん、普段から言うことにいちいち反発します。先取り教育してきた分をほぼ使い切り、成績が心配です。勉強を見ようとすると下の子が騒ぎます。下の子を静かにさせるためにTVをつけると上の子も見たがって集中しません。遊ぶ時すら2人で私を奪い合うこともあります。どうしたらいいでしょうか?」
ステップ2の対処法ですが、2人の子供それぞれに対応する時間をとれば解決しそうな気もします。
上の子と遊んであげれば少しは素直に言うことを聞くかも。
ただ、私は身体が弱く寝込むこともあるし、仕事や引っ越しの準備も重なり、子育てに使う時間や体力が圧倒的に足りません。
すぐに体調を崩すから時間が足りず、思うように子育てができず、色々試すこともできない…
ということは、悩みの元は健康から来ている?
寝込まない→子供に使う時間ができる
健康になる→子供につきあう体力ができる
のではないでしょうか。
健康ストレス解消法を実践
ということで、健康に関しての章を読んで実践することにしました。
1週間、睡眠ファーストで過ごすというのを頑張ります。そのためのToDoを3つ作ります。
健康になるために私がする3つのToDo
- ToDo1 寝る前2時間のブルーライトを避けるため寝かしつけ中のスマホをしない
- ToDo2 日光を浴びるため、ベランダで洗濯物を干す
- ToDo3 歩けそうな日は15分以上の朝散歩をする
最低でも1~2週間は続けるとあったので、10日ほど続けました。
今は寝かしつけ時のスマホが下の子とのイチャイチャタイムへと変わりました。(上の子は先に眠っています。)
子供より先に寝落ちしてしまうことも多々ありますが、朝からスッキリ起きられるようになった気がします。
8時半寝かしつけ開始→9時半寝落ち→5時半に目が覚める→6時からスマホ→6時半に子供たち起床
こんな感じにルーティンができてたからです。
朝からスマホを見る分にはブルーライトの弊害はないどころか、むしろいい影響なのかな?
ここ最近は体調が良い日が多く、平日でも息子の将棋の相手をしてあげたり、下の子とパズルをしたり。
下の子に音を消したTVを見せ、画面が見えない位置で上の子と一緒に勉強を見ることもできています。
この良い調子が続くといいな。
3種類の幸せ
ここまで書いてきていますが、実は一番頭に残ったのは、最終章の3種類の幸せについてです。
幸せには脳内分泌物で分けると以下の3種類があるそうです。
- セロトニン(やすらぎ・癒し・気分)
- オキシトシン(つながり)
- ドーパミン(やる気)
私は基本的に、子どもとのふれあいの「オキシトシン」的幸福が多そうです。
仕事関係で月に何回かは「ドーパミン」的幸せも感じていると思います。他に、子どもの成長を感じた時とかも達成感があるため「ドーパミン」的幸せなのかな。
最も少ないのは「セロトニン」的幸福でしょうか。朝散歩を稀にしたり、空を見たり、ヨガをしたりして、セロトニン的幸福を意識して増やしています。
あと、「必ず本を使って対処法を調べてください」と書いてあって気づいたのですが、最近はあまり育児本を読んでいないことに気づきました。
このブログのブックレビューを遡って見てみたところ、ここ2年くらい読む量が減っています。
育児書を読まなくなったから解決策が思いつかないのもあるかもしれないので、もう少し本も読んでいきたいと思います。
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