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『子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』を読んだ感想

ブックレビュー

子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』は、今のうちに読んで良かったと思う育児本でした。

うちの息子は語彙力が全然ありません。

でも、まだ10歳だし…とか自分に言い訳している私にグサッ!!!と刺さる題名、そして中身でした。

10歳はまだ早いなんてことはなく、9歳~12歳の間の今が一番語彙力を伸ばしやすい時期らしいです。

すぐに語彙力を伸ばす手助けを始めます…。

『子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』の感想

子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』は、「まだ10歳ではなく、もう10歳」今すぐに語彙力を伸ばさねば!と思わせる本です。

1章で語彙力の必要性をこれでもかというほど分からされます。

語彙力を伸ばすゴールデンエイジは9歳~12歳とのことで、10歳の息子は始めるのが遅めなのかも。

2章から具体的な方法が載っています。

親子の対話クイズ例も4章にありますが、親が内容を覚えなければならなくて難しそう。

私はなるべく苦労せずに子供の語彙力を伸ばしたいと思っています。

なので2章と3章からいいとこどりすることにしました。

語彙力を伸ばす方法

山ほど具体的な方法が載っています。

そのほとんどを、うちではやっていません。。。

息子の語彙力のなさは、私の環境の整え方が悪いせいなのかも。

手始めに、すぐできる3つを取り入れました。

  • 三国志を買う
  • 会話を増やす
  • 3つのポイントを話させる

他には、こども新聞と電子辞書と3色のボールペンも取り入れたいです。

こども新聞はあちこちの新聞社が出しているようなので、比較検討して選ぶつもりです。

その際は、分からない言葉をすぐにひけるように電子辞書をリビングに置くことも検討しています。

ペンを使った読書方法は下の子が真似して本に落書きすると困ります。

なので、こども新聞で3色の線を書くことも取り入れたいところ。

どれも時間がかかるので、まずは手軽な3つから始めました。

三国志を買う

語彙力を伸ばすためには新聞やいろいろな名作を読むことがおすすめされていました。

坊ちゃんとか論語とか本当にたくさん挙げられていて、その中から三国志を選びました。

三国志を選んだ理由はこの3つ。

  • 漢字に親しめる
  • 故事成語の由来が多い
  • 歴史の勉強にもなる

ここで一つ問題が起きました。

子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』ではマンガでも良いと横山光輝の三国志を勧めていました。

これです!

全30巻、お値段は21,384円…!!!

1巻だけ買ってハマるかを見るのも手ですが、追加買いするにしても30冊はちょっと多い…。

それに、買って読むように言うのはうちの息子には逆効果になりそうです。

三国志を読ませるというか、私が寝る前に読んであげることにしました。

下の子の寝かしつけに歌っている歌がマンネリ化してきているので丁度良かったです。

マンガである必要はないので、手軽に買って読める集英社の文庫本にしました。

子ども向けなので全ての漢字にルビがふってあります。

読み聞かせしたところ、思惑通りに息子が自分で読むようになりました。

そのうちに2巻とかも追加買いする予定です。

会話を増やす

会話を増やすのが語彙力を伸ばすには適しているそうです。

下の子が生まれてかれこれ3年ほど、会話が減っているかもしれません。

寝る前3分の親子会話がすすめられていました。

たった3分ですが、うちは寝る前はバタバタしていて下の子にかかりきりです。

なので食事の時間に息子との会話を増やすことにしました。

3つのポイントを話させる

さっそく、夕食時に話をしてみました。

「学校で何を学んできた?」と聞くと「給食のおいしさを学んできた!」と答える小4の息子。

「もっと詳しく、どう美味しかったか3つ挙げて?」と聞いてみると。

「チョコだった!甘かった!美味しかった!」

小4ですよ…?語彙の無さが浮き彫りになる、ちょっと恥ずかしい会話です。

本ではどうすごかったかを3つ聞くとあるので、すごさを聞くことにしました。

「給食にチョコが出るなんてすごい!すごく甘くておいしかった!」

うーん…。

別のとき、三国志について話したそうなので、何がすごかったか聞いてみました。

「お礼がすごいよ!3つ?すごかったことが4つあるよ!」

「金銀5百両!」「馬50頭!」「鉄500kg!」「娘を助けただけだよ!すごくない!?」

…ずれてる。

なかなか思うようにはいきません。

でも、少しずつでも語彙力を伸ばす試みをしていきたいです。

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