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『10歳からの子育て』を読んだ感想

ブックレビュー

10歳の息子の育て方を見直すため、題名に「10歳」とある本を連続で読みました。

今回は10歳シリーズ(題名に10歳とあるだけの別々の本ですが)3冊の、最後の1冊です。

ある程度手を放すのが10歳。

たった3冊でしたが、もう、10歳の本は十分読んだ印象です。

『10歳からの子育て』を読んだ感想

息子が10歳になったら、あんまり母親ができることはないのだなと思わせる本でした。

全体的にうなずける内容です。

9~11歳は子どもだましが効かなくなる年齢とあって、まさにその通り、通じなくなっています。

それに、息子について気になる

  • 反抗
  • 生意気
  • 秘密

は、おおいに結構、健全に成長している証拠だそうです。

これからは、「おおいに結構、健全に成長している証拠」と頭の中で唱えようと思います。

子離れ宣言は失敗

うちの息子は新小学五年生。

今が「高濱正伸の10歳からの子育て」でおすすめされている、子離れ宣言にベストなタイミングです。

なので、実際に、書いてあった通りの子離れ宣言をしてみました。

「今日からあなたを大人として扱います。もう、余計な口出しはしませんから、自分の事は自分でしっかりやりなさい」

息子「やだ!僕はずっとお母さんに甘えるもんね!」(キッパリ

子離れ宣言は失敗に終わりました。

異性の親ができることは少ない

この頃の子どもには、悩んだり転んだりしながら生きてきた等身大の自分について話して「だからお前はしっかりやりなさい」と励ますのが有効なようです。

なるほど、それならできそうだと思ったら。

同性の親の本音が必要で、男の子にとって母親は女神だからぶっちゃけてはダメと。

うちの10歳の上の子は男の子です。

私は母親なので、ざっくばらんな話はしない方がいいのか。残念です。

ちょっと面白かったのが、「夫は犬なのだ。仕方ない。」と思えばよいというところ。

性差についてけっこうなページ書いてあって、性差があるなら、人ではなく別の生き物だと思うと上手くいくと。

確かに、夫も、息子も、別の生き物だな。。。

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