※ このブログにはプロモーションが含まれます。

たった3000円で息子に英雄認定され反抗期が楽になった話

私のこと

うちの息子は第二次反抗期に入り、何かと突っかかってきます。

どんな感じか前に書いたブログはこちら。読むだけでイラつくこと請け合いです。

そんな反抗期息子が、「お母さんは英雄!」と全肯定してきた出来事があるので残しておきます。

キラキラした目で見られたうえに、最近は少し反抗が収まっていて驚きです。

ダイレクトメールが来た

郵便ポストに分厚い封筒のダイレクトメールが来たのがきっかけでした。

非営利の支援団体である「国境なき医師団」からの寄付のお誘いでした。

国境なき医師団は具体的にはこういう団体ですね。1999年にはノーベル平和賞を受賞しています。

国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、民間で非営利の医療・人道援助団体です。紛争や自然災害、貧困などにより危機に直面する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けています。

国境なき医師団とはより

ダイレクトメールには送り主の医師の詳しい体験談が綴られていました。

また、3,000円の寄付でマラリア治療40回分、5,000円の寄付で子ども達に完全栄養食150食分など、寄付で何ができるかも書かれていました。

息子に考えさせてみた

その日は玄関に国境なき医師団のダイレクトメールの中身を広げておきました。

学校から帰ってきた息子が「これなに?」と聞くので「読んでみて?」と声をかけてみたところ。

「えぇぇ!」「こわっ!」「すご」など声をあげつつ読み進めていました。

読み終わった感想を聞いてみると。

「怖いね」の一言。いつもながら息子の語彙力が仕事をしてくれません。

「どのあたりが?」とか話を広げつつ、日本に生まれて良かったよね、お母さんは身体が弱いからこういう国だったら生きられなかったよなど色々話しました。

そして「寄付したいと思う?」と聞くと「したい」とのこと。

怪しくないか調べる

寄付する際に私が気になるのは、怪しくないか、寄付しても不利益が無いかです。

もしも詐欺集団に一度でもお金を出してしまったら、延々とたかられてしまう可能性があります。

「国境なき医師団」自体がきちんとした団体なのは疑いないでしょう。

でもダイレクトメールだったし、かたりの可能性もあるため、振込用紙の宛先が正しいかをネットで調べました。

国境なき医師団のサイトより一部加工

息子に見せる前に公式サイトで振込先の番号が完全に一致していることは確認済みでした。

でも、寄付するときは団体や宛先が正しいか確認が必要だよねと会話しながら息子と一緒に再度確認しました。

ついでに良心につけこんで寄付を偽る悪者が存在することも話しました。

郵便局で寄付

本当は息子と一緒に行きたかったのですが、なかなか時間が取れないため…

私が一人で翌日に郵便局で寄付してきました。

領収書とか要らないしできれば匿名にしたいと思っていました。

でも、郵便局の方から匿名にはできないと言われたため、普通に氏名などを書きました。

あ、振込なので3,000円の寄付に203円だったかの手数料がかかりました。

子どもにとって英雄らしい

玄関に振込済みの紙を置いておき、学校から帰ってきた息子に報告。

すると「お母さん寄付してきたんだ!マラリアの子が助かるね!」と目をキラキラとさせて予想外に大喜びしていました。

そういえば「国境なき医師団」について話した日から、いつもの反抗期然とした雰囲気がなりをひそめていました。

この間はいきなり「お母さんは英雄だから」とか言われて何のことかと思ったら、一週間くらい前にした国境なき医師団の寄付の話だったらしい。

お母さんはすっかり忘れていたよ。息子はまだ感動が続いていたのか。

寄付自体はココスとかのレジ横の入れ物にたまに入れるところを見てるはずだし、赤い羽根や緑の羽根も必ずやってるし珍しくない気がするけど。

マラリアなところがポイントだったのか、国境なき医師団の体験談が心に響いたのか。

何はともあれ、たった3,000円で子どもが世界に目を向ける教育になり、尊敬され、反抗期が楽になって、おまけに善行も積める。

私の寄付は微々たるものでしたが、なんだかすっごく得した気分です。

たぶん領収書が届くはずだから、その時に同封されているであろう寄付の紙でもうちょっと多く寄付しようと思っています。あ、寄付先の種類を増やす予定はありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました